http://www.asyura2.com/15/senkyo178/msg/374.html
Tweet |
http://blog.goo.ne.jp/ikiikimt/e/ceb6dc138fbc2a2c42455976cfdce89a
2015-01-21 08:21:55
人質の日本人2人の生命はどうなるでしょうか。おそらく安倍政権は結果的に見殺しにするのではないでしょうか。「危ない所へ出かけたのだから、自己責任だ」が本音でしょう。あるいは、もっと積極的に、「人質の生命を犠牲にしてでも、『テロに屈しない男』と呼ばれたい。
「2億ドルの身代金要求と、72時間以内に払わなければ殺害する」との脅迫映像は、直接、安倍首相あてでした。その脅迫を招いたのは、歴訪中のエジプトで今月17日に行った演説でした。
この演説で安倍氏は、まず「日本は中東全体を視野に入れ、人道支援、インフラ整備など非軍事の分野で25億ドル相当の支援を新たに実施する」と、述べました。
問題はそれに続く発言です。「国際空港の拡張や電力網整備と合わせ3億6000万ドルの円借款を提供する。『イスラム国』と戦う周辺諸国に、総額2億ドル程度、支援を約束する」と言ってのけたのです。「『イスラム国』と戦う周辺諸国に2億ドル支援」のくだりには、その前のフレーズではあった「非軍事の分野」とか、「人道支援、インフラ整備」という提供目的は示していません。つまり、明らかに「軍事分野への支援」を含意していたと受け取れる発言でした。
しかし、脅迫映像が流されてからは、あわてて「人道支援です」と言い訳する。見苦しい限り。
「『イスラム国』と戦う周辺諸国に2億ドル支援」は、先日のパリ大行進に参加するセンスがなかった安倍晋三なにがしとしては、「日本もテロと戦うのですよ」と遅ればせながら言いたかったのかもしれません。
しかし、その点をこそ、今度は「イスラム国」側から突かれた。「お前たちは、十字軍側についた」のだと。十字軍とは、ヨーロッパのキリスト教国軍がイスラム教国を200年にわたって攻め続けたときの軍隊です。
日本はこれまで、欧米側とイスラム側の双方と友好関係を維持し、イスラム側からも好意をもって遇されてきたと自負してきました。その立場を活かして中東和平の実現に寄与すべきを、よりによって一方に武力援助し加担するとは。安倍という男の時代認識のなさ、めざすべき世界の展望を持ち得ない男の誤り、間違いです。
パリ大行進に参加するセンスがなかった後ろめたさの裏返し。「日本は、積極的にイスラム国と闘う欧米側につく」 つまり、「十字軍に積極的に加わる」と見られたい。そんな思いがあったのかもしれません。
仮に交渉によって、値引きしてもらい、秘密裏に身代金を支払って解放できたとしても、その身代金は安倍氏のポケットマネーではありません。国民の税金からの支出です。
しかし、それでもやむを得ないという判断はあるといえます。そして、その後は、日本は平和の国に徹する姿勢を事実として見せる。支援は、真に人道的な内容に限る。
【インタビュー】国際ジャーナリスト・後藤健二「それでも神は私を助けてくださる」
http://www.christiantoday.co.jp/articles/13401/20140530/goto-kenji.htm
その決断は、72時間以内ですから、おそらくあさって23日(金)の午後3時ごろが期限となるのでしょうか。「イスラム国」からの映像は、「日本国民が自国政府に圧力をかけよ」と呼びかけています。しかし、日本国民が圧力をかけても、狂った男には通じそうにないのが残念です。
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK178掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。