http://www.asyura2.com/15/senkyo178/msg/345.html
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「この事態が「想定外」とか「不測」というふうに形容する人がいたら、外交については語る資格がありません。」
http://sun.ap.teacup.com/souun/16420.html
2015/1/21 晴耕雨読
内田樹氏のツイートより。https://twitter.com/levinassien
AERAの原稿えくり。
フランスで起きているのは「自由・平等・博愛」の原理とイスラーム原理の「文明の衝突」ではないというお話。
フランスは75年前ヴィシー政府のとき、市民革命の原理を捨てて「労働・家族・祖国」原理を採用して、ユダヤ人虐殺に加担したことがあります。
北アフリカからの移民たちをパリ郊外の「ゲットー」に押し込み、そこで生まれた子どもたちが文化資本の獲得が構造的に不可能であるような仕組みを作ったのは、フランスに内在する「ファシズムの原理」、La France profondeと呼ばれる古層です。
歴史が教えるように、フランスはファシズムと反ユダヤ主義の「祖国」です。
その事実を抑圧し、隠蔽してきたことによって、「深層のフランス」は繰り返し症状として回帰してくることになりました。
極右の進出を理解するためには、そのような補助線を引くことも必要です。
朴先生ご一行が帰られ、寺子屋ゼミが終わったところで新聞社から電話。
イスラム国の人質問題でコメントを求められました。
こういう事態が起きることは想定されていたはずなので、精密なマニュアルが官邸・外務省には整備されているはずだから、それに沿って粛々と進めて欲しい、と答えました。
この事態が「想定外」とか「不測」というふうに形容する人がいたら、その人は外交については語る資格がありません。
「こういう場合」にどのチャンネルを使ってコンタクトを取り、どの外交カードを切って交渉に持ち込むか、日本政府には用意万端が整っているはずですから。
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増田聡https://twitter.com/smasuda
↑ほんまにそう思う。
日本政府は予算をつけたら計画的にノーベル賞取ったり大学ランキング上昇させたりできる、とまでゆうてんねんから、当然人質を無事に取り戻す事業計画は(国民の安全確保のためには比較にならない重大事ですから)入念に机上で練っている筈だろう。
そうでなければ政府の資格はない 「もし私がイスラム過激派ならば…ここを攻撃するだろう」という想定で国内のテロ防備を考えている日本の役人はどのくらい存在するのだろうか。
たぶんそういうリアルでクールな想像力を養う仕組みを有事に備えて準備しておくことこそが「グローバル人材」とかより切実に必要な国家の教育政策やと思う 大日本帝国の兵站無視の伝統というのは「わかりやすい成果に直接役立ちそうなところには集中的にお金と人手をかける。
またそれを喧伝する」けど「わかりにくく間接的だが必要な人員や制度を軽視し『削減』に励む」ことにより結果的に「想定外の惨敗」を喫する伝統のことです。
今でも脈々と続いています 役に立たない人文学を長年やってきたおかげかどうか知らんけど「もし私がイスラム過激派だったら現在の日本のどこを攻撃するだろうか」についてはある程度想像がつきます。
まあそれが当たらんことを祈るけど可能な限り使うのを控えようと思う
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