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民主党新代表の岡田克也氏の党員・サポーター票と原発立地県
民主党新代表に岡田克也氏が決まりました。得票総数を見ると、細野氏が41583、長妻氏が21348、岡田氏が41079であり、得票総数自体は細野氏が一位ですし、長妻氏は岡田氏の得票数の50%以上を得ています。ところが、代表選で考慮されるポイントに換算した結果は、細野氏139、長妻氏67、岡田氏148です。こういった結果になるのは、各県別にドント方式でポイント換算をしているからです。国政選挙との関係もあるのでしょうが、政権交代を目指そうという、つまり、国全体のかじ取りをしようという政党の代表選びで、県別にポイント配分するか、国全体での得票数で行うかは議論の余地があると思います。
もう一点、気になることがあります。それは、原発立地県のポイントが誰に行っているかです。以下に、原発立地県ごとの三氏の獲得ポイントの表を示します。
岡田氏 細野氏 長妻氏
北海道: 4 3 8
青 森 : 2 2 0
福 島 : 4 1 1
新 潟 : 4 2 2
福 井 : 1 1 0
静 岡 : 1 9 0
島 根 : 1 0 1
愛 媛 : 4 1 0
佐 賀 : 2 0 0
鹿児島: 3 1 1
合計: 26 20 13
静岡県は細野氏の地元であり、静岡県を除くと、岡田氏25、細野氏11、長妻氏13となり、圧倒的に岡田氏にポイントが行っていることが分かります。このことは、静岡県を含めて原発立地県のポイントを除外した、つまり、原発が立地しない県の合計ポイントが岡田氏122、細野氏119、長妻氏54となっていて、ほとんど岡田氏と細野氏の差がないことからも分かります。
よって、岡田氏には原発関係企業の組合のバックアップがあるように思えます。実際、311の原発事故が起こった年、大間原発の工事再開を最初に明言をされました政権幹部は岡田氏であったはずです。大間原発は世界初の全量MOX燃料の軽水炉であり、しかも出力140万キロワットという国内最大級のものです。普通のウラン燃料の場合、原子炉で燃やした後、5年程度プールで冷却すれば乾式キャスクへ移動が可能な程度に中性子線などが減少するのですが、使用済みMOX燃料の場合、中性子線の発生がなかなか減少せず、一節によると500年のプールでの保管が必要とされています。このことについて、MOX燃料の使用が検討された北海道や愛媛県のサイトでどう述べられているかを調べると、なんと、どこもどの程度の期間水冷が必要なのかは検討された跡がないのです。
新生岡田民主党が原発再稼働、または原発廃炉について、どういった政策を取るか、注意して見ていきたいと思います。
2015年1月19日18時10分 武田信弘
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