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http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20150117/plt1501171530001-n1.htm
2015.01.17
民主党は18日の臨時党大会で新代表を選出する。長妻昭元厚労相、細野豪志元幹事長、岡田克也代表代行の3候補のうち、私は細野氏の推薦人となり、連日、支持固めに奔走している。
私は過去に2回、代表選に立候補したことがあるが、それは、1998年の民主党結党後に初当選した「ネーティブ・デモクラット(生まれながらの民主党)」の世代の代表が必要だ、という思いからだった。草創期の鳩山由紀夫、菅直人両元首相、そして「第2世代」の岡田氏や野田佳彦前首相に続く、いわば「中興の祖」と呼ぶべきトップのもとで、民主党の自己変革を成し遂げていかなければならない。
その立場から今回は細野氏支持を決めたわけだが、同時に私自身の主張も明確にした。
例えば、データに基づいて正確に党勢を把握すべきということだ。
「民主党は国政選挙で連敗している」と言われるが、これは事実を表面上でしか捉えていない。国政選挙での比例区の絶対得票率をみると、民主党が底を打ったのは2013年参院選の6・8%(12年衆院選は9・3%)であり、14年衆院選では9・4%に回復している。対する自民党の14年の率は13年に比べて下がり、さらに自民党が下野した09年衆院選の数字を下回っている。これは、国民が自民党に対抗できる野党を求めていることの証左である。
その受け皿たる野党の「軸」になれるかが、民主党再生へのカギだ。
野党再編の是非をめぐる「党再生か、再編か」という二項対立の議論にはあまり意味がない。民主党が軸になるためには、党の再建を成し遂げることが必須条件である。その先に、志を同じくする仲間とともに、ばらばらの野党をまとめていくというプロセスがある。また、大きなまとまりを作り上げるためには、与党を巻き込むことも考えなければならないだろう。
細野氏には「『世代交代論』を言い過ぎるべきではない」ということも提案した。世代交代論によって、往々にして組織は「排除の論理」に陥る。若いリーダーの登場は大きなインパクトを伴うが、その場合は、あらゆる世代が若いリーダーを支えていくことが不可欠だ。
代表選の情勢は、国会議員の支持では細野、岡田両氏が拮抗していると伝えられるが、勝敗を決するのは総ポイント数の約65%を占める党員・サポーターと地方議員の票だ。これらの票の動向は非常に読みにくいが、党選対委員長として培った地方議員らとのつながりも生かし、ギリギリまで細野氏支持を呼びかけるつもりだ。
4月の統一地方選に向け「民主党が変わった」と国民に広くアピールするためには、一刻の猶予もない。“細野新代表”のもとで新生・民主党のロケットスタートを切り、通常国会(26日召集予定)序盤の代表質問と予算委員会で鮮やかな先制パンチを繰り出したい。もちろん私はその論戦の先頭に立つつもりだ。 (民主党選対委員長)
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