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H3ロケット2号機の軌道投入に成功…1号機の失敗から再挑戦
読売新聞 によるストーリー
https://www.msn.com/ja-jp/news/techandscience/%EF%BD%88%EF%BC%93%E3%83%AD%E3%82%B1%E3%83%83%E3%83%88%EF%BC%92%E5%8F%B7%E6%A9%9F%E3%81%AE%E8%BB%8C%E9%81%93%E6%8A%95%E5%85%A5%E3%81%AB%E6%88%90%E5%8A%9F-%EF%BC%91%E5%8F%B7%E6%A9%9F%E3%81%AE%E5%A4%B1%E6%95%97%E3%81%8B%E3%82%89%E5%86%8D%E6%8C%91%E6%88%A6/ar-BB1iplOi?ocid=msedgdhp&pc=U531&cvid=e0deac9217b74d39ea0fd9e40f974ed1&ei=13
日本の新たな大型主力ロケット「H3」の2号機が17日午前9時22分頃、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられた。ロケットは予定された軌道への投入に成功し、2基の超小型衛星のうち1基の分離も確認した。H3は、今後の日本の宇宙ビジネスや探査の屋台骨を担う基幹ロケットで、実用化によって、国際的に激化する宇宙開発競争に本格参戦したい考えだ。
宇宙航空研究開発機構(JAXA(ジャクサ))によると、2号機は、予定の飛行経路をたどり、打ち上げから約5分後、昨年3月の1号機の打ち上げで失敗した第2段エンジンの着火に成功した。約16分後には、目標としていた高度に到達し、超小型衛星2基のうち1基の分離を確認。残りの衛星の分離についても確認中という。
H3は現在の主力ロケット「H2A」の後継として、JAXAと三菱重工業が2014年から共同開発した。
だが、開発の難航で1号機の打ち上げ予定は2度延期。昨年3月に打ち上げられた1号機は、第2段エンジンの電気系統に過剰な電流が発生してエンジンが着火せず、指令破壊された。搭載されていた政府の地球観測衛星「だいち3号」も喪失。JAXAは原因究明を進め、第2段エンジンの点火装置などに対策を施し、この日の再挑戦に備えた。
2号機は、全長57メートル、直径5・2メートル。失敗のリスクを考慮して重要な政府衛星などを載せない一方、「だいち3号」と同じ重さになるよう超小型衛星2基とダミー衛星1基を搭載し、打ち上げの性能を試した。
新規開発したH3の第1段ロケットの主エンジン「LE―9」の推力は、H2Aの約1・4倍で、様々な大きさの衛星に対応できる。また、自動車用の部品の採用などで大幅なコストカットを図った。打ち上げ価格はH2Aの約100億円に対し、H3は約50億円に引き下げる目標を掲げる。
H2Aは、24年度に打ち上げられる50号機を最後に運用を終える。H2Aの退役後、JAXAはH3の運用を三菱重工業へ移管。同社は営業役も担い、国内外の衛星の商業打ち上げの受注獲得を目指している。
政府の宇宙基本計画では、科学探査や安全保障などに関わる政府衛星の打ち上げの多くをH3が担うことになっている。衛星のほか、国際宇宙ステーション(ISS)に物資を届ける日本の新型補給船「HTV―X」の打ち上げなど、重要な国際ミッションに活用される。
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