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衛星画像を研究する科学者、35億年前から「時が止まった土地」を八件か/Forbes JAPAN
http://www.asyura2.com/15/nature6/msg/857.html
投稿者 短足鰐 日時 2024 年 1 月 10 日 07:43:47: 1dEIvwQCPSw5M klqRq5hr
 

衛星画像を研究する科学者、35億年前から「時が止まった土地」を八件か/Forbes JAPAN
David Bressan によるストーリー
https://www.msn.com/ja-jp/news/techandscience/%E8%A1%9B%E6%98%9F%E7%94%BB%E5%83%8F%E3%82%92%E7%A0%94%E7%A9%B6%E3%81%99%E3%82%8B%E7%A7%91%E5%AD%A6%E8%80%85-35%E5%84%84%E5%B9%B4%E5%89%8D%E3%81%8B%E3%82%89-%E6%99%82%E3%81%8C%E6%AD%A2%E3%81%BE%E3%81%A3%E3%81%9F%E5%9C%9F%E5%9C%B0-%E3%82%92%E7%99%BA%E8%A6%8B%E3%81%8B/ar-AA1mFN8f?ocid=msedgdhp&pc=U531&cvid=41475f39d1aa4cdeb77d5a6247f166aa&ei=17

アルゼンチンにあるアタカマ高地の砂漠地帯の衛星画像を調べていた米コロラド大学ボールダー校の地質学者ブライアン・ハイネックは、奇妙なことに気づいた。塩原と砂原の単調な灰色の景色が広がる中に、緑と青の斑点がいくつもあることに気づいたのだ。斑点の正体が何かはわからなかった。
アタカマ高地は海抜3000mを超える高原砂漠で、アンデス山岳地帯のさらに高い山々に囲まれている。この辺りは、地球上で最も乾燥した環境の1つだ。雨はめったに降らず、日光が容赦なく降り注ぐことにより、ほとんどの動植物が生存できない環境が形成されている。そのため、斑点が何らかの植物や人為的なものである可能性は低かった。

この謎を解明するために、ハイネックは環境コンサルティング企業PUNA.BIOの共同創立者で微生物学者のマリア・ファリアスとともに、この地域に足を運んでみることにした。

舗装されていない道をクルマで走り、ぬかるみの中を徒歩で進み、何時間もかけて現地に到着すると、斑点に見えたのは、互いにつながった12のラグーン(浅い湖)であることがわかった。このラグーンには特異な微生物の群集が生息しており、浅い水域に巨大なドーム状の岩を形成している。
ハイネックの予備的な観察では、この微生物群集は、35億年以上前の地球に生息していた最古の生命の痕跡であるストロマトライトに似ている可能性があることが示唆されている。

コロラド大ボールダー校の地質学部と大気宇宙物理学研究所(LASP)の教授を務めるハイネックは「このラグーンは、地球最古の生命の痕跡を示す、現代における最良の例の1つかもしれない」と説明する。「これは、私自身が今までに見たこともないようなもので、あるいは実際に、どんな科学者でもこれまでに見たことのないようなものだ」

ストロマトライトとは一般に、さまざまな微生物群集に関連する層状構造の岩石のことだ。現在の地球にも、カリブ海の島国バハマやオーストラリアの海岸沖などに存在するが、現生ストロマトライトは、比較的小型になる傾向がある。また、海中に浮遊する砂粒やその他の砕屑物を捕捉して受動的に成長する。

それに対して、古代のストロマトライトは、高さが6mにまで達することができた。周りの水からカルシウムと二酸化炭素を能動的に取り込み、周囲に無機物を沈殿させたのだ。

アタカマのラグーンに見られるドーム状の堆積物は、現生ストロマトライトよりは古代の微生物群集にはるかによく似ていた。サイズが大型で、幅4m高さ数mに達するものもあり、茶からピンク、緑へと色が変わる層状構造を示している。これらの色は、微生物群集の違いを表している。茶色は酸素を必要としない嫌気性の微生物、ピンク色は耐塩性の微生物、緑色は光合成独立栄養のシアノバクテリアで、ストロマトライトの外層を形成している。

微生物群集が、なぜこのような過酷な場所で形成されたかについては不明だ。このラグーンの環境が、古代の地球の状況に似ているのかもしれないと、ハイネックは指摘している。ラグーンの水は塩分濃度と酸性度が高いうえに、標高が高いために強烈な太陽放射にさらされることにより、特殊な微生物しか生存できないようになっている。

ハンマーで割られたストロマトライト。中心のピンク色の層が見えている(Brian Hynek/University of Colorado Boulder)

2023年12月に開かれた米地球物理学連合(AGU)年次総会で最初の研究結果を発表した研究チームは、できるだけ早くこのラグーンを再訪したいと考えている。
しかしながら、残り時間が少なくなっているかもしれない。アルゼンチン国外の企業が、蒸発する水から沈殿するリチウムや他の希少元素を採掘する目的で、すでにこの地域の土地を賃借しているからだ。

「他に類を見ないこの生態系全体が、数年のうちに消失してしまうかもしれない」と、ハイネックは話している。「この場所の一部を保護するか、もしくはせめて、永久に失われたり絶えず乱されたりする前に、そこにあるものを詳細に伝えることができるように望んでいるところだ」

追加資料とインタビューはコロラド大ボールダー校から提供された。  

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コメント
1. 阿部史郎[180] iKKVlI5qmFk 2024年1月10日 23:09:11 : H3qewymxyA : akJmdGxndm1hajY=[-8250] 報告
NASAが人類の月面着陸を再び目指す「アルテミス」計画の延期を発表。
https://t.co/LyaoP4zhp9
安全上の理由とあるが、そもそも宇宙は存在しません。
https://t.co/vjbwmP0aeW
月面着陸を目指す企業は次々と計画が頓挫。
https://t.co/6ve6Lv8ys6
もはや宇宙詐欺に未来はないでしょう。

[18初期非表示理由]:担当:混乱したコメント多数により全部処理
2. 阿部史郎[186] iKKVlI5qmFk 2024年1月13日 09:07:25 : H3qewymxyA : akJmdGxndm1hajY=[-8268] 報告
https://pbs.twimg.com/media/GDe6nOhaMAAcNVW.png
https://pbs.twimg.com/media/GDe6nOhaMAAcNVW.png
https://pbs.twimg.com/media/GDe6nOhaMAAcNVW.png

NASAが人類の月面着陸を再び目指す「アルテミス」計画の延期を発表。
https://t.co/LyaoP4zhp9
安全上の理由とあるが、そもそも宇宙は存在しません。
https://t.co/vjbwmP0aeW
月面着陸を目指す企業は次々と計画が頓挫。
https://t.co/6ve6Lv8ys6
もはや宇宙詐欺に未来はないでしょう。
https://pbs.twimg.com/media/GDe6nOhaMAAcNVW.png


[18初期非表示理由]:担当:混乱したコメント多数により全部処理

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