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観測史上最大12,500,000,000トンの氷が一日で融解 グリーンランド
http://www.asyura2.com/15/nature6/msg/760.html
投稿者 ピノキ 日時 2019 年 8 月 07 日 15:51:49: /cgEbzQ/iEx0c g3ODbYNM
 

https://news.yahoo.co.jp/byline/morisayaka/20190807-00136984/
森さやか | NHK国際放送局 気象アンカー、気象予報士
8/7(水) 5:30



大部分が北極圏に属するグリーンランドは、島の82%が氷で覆われた世界最大の島です。にもかかわらず、なぜ「緑の島」なのかというと、命名者がこの地に移住する人が増えることを願ってつけたからだそうです。

言ってみれば嘘も方便的な感覚でつけられた名前なのですが、近い将来この名前が真実味を帯びてくるかもしれないと思わせるニュースが飛び込んできました。

グリーンランドの氷融解の実態

下の動画は先週のグリーンランドの様子です。

氷の合間を、濁った水が轟音を立てながら勢いよく流れていくのがわかります。

デンマークの気象局(グリーンランドはデンマークの自治領)によると、グリーンランドでは先月31日の一日だけで110億トンの氷が融解し海に流れたのだそうです。110億トンとは、オリンピックプール440万個分の水量に匹敵します。

同日のグリーンランドの氷床の面積は56.5%にまで縮小しました。

さらに翌日(1日)には、それを上回る125億トンの氷が解け、一日の氷の融解量としては1950年の統計開始来最大となりました。

この二日間で溶けた氷の量は、フロリダ州全域を5インチ(13センチ)の深さで浸水させるほどだといいます。

6月から7月までの2か月間で融解した氷の量は2,400億トンにも及んで、この時期の平均である600〜700億トンをはるかに超えました。融解シーズンは8月まで続きます。

もしグリーンランドの氷床が全て溶けたなら、世界の海面水位は7.2メートル上昇する可能性があるといわれています。世界最大の島だけあって、グリーンランドの氷の融解は世界全体に大きな変化を与えるのです。

欧州の記録的熱波

これほどの氷が解けた背景には、ヨーロッパの記録的熱波があります。

先月27日にドイツ、ベルギー、オランダをはじめとする5か国で国内最高気温の記録が更新されましたが、その熱波が先週、北に移動しました。

1日(木)グリーンランドの標高3,000メートルの地点で2.7℃の気温が記録されました。もしこの数字が正式なものとなれば、観測史上最高気温となるとのことです。

7月下旬に観測された、国内最高気温記録。NASAの衛星画像を背景に筆者作成。
7月下旬に観測された、国内最高気温記録。NASAの衛星画像を背景に筆者作成。

異常高温の影響

欧州のコペルニクス気候変動サービスは、今年7月は観測史上最も暑い月となったと発表しました。

ヨーロッパだけでなく、北米も高温となって、例えばアラスカで観測史上最も暑い7月となったほか、世界最北の居住地として知られるカナダのアラートでは、観測史上最高となる21℃まで気温が上がりました。

北極圏の異常高温は氷の融解のほかにも、前代未聞といわれる大規模な山火事を発生させています。6月からの北極圏の山火事の数は100件以上に上り、二酸化炭素排出量は100メガトンに達して、ベルギーの一年間の排出量に並んだといわれています。

極地方で氷の融解や山火事が進むと、熱を反射する氷の白い部分が減り、代わりにススなどが地表面を黒くし、大地や海水が熱を溜め込んで、気温が益々上昇すると危惧されています。





  • ★★★★★★★ ★★★★★★★ ★★★★★★★ ★★★★★★★ ★★★★★★★ ★★★★★★★ 
    確かにグリーンランドがその名の通りの島になりそうだ。
     

    コメント
    1. 2019年8月13日 17:13:33 : fKkQda7Cxw : a01WR1RYQWZoY00=[77] 報告
    こうして多くの人の目に触れることなく
    多くの人が気付かずに静かに終わりが始まっている。
    近所の海岸線はかなり削られてきた、世界中で同じことが起こっている
    はずなのに騒がれない不思議。騒いだとて何が出来るわけでもないが
    正常性バイアスが働いているものと思われる。
    2. 2019年8月16日 12:11:31 : CV9AAdotFE : NDltY3RSNjlFUW8=[89] 報告
    ここ以外に、ここの「熱波続きパリで42℃越え、史上最高」を参照ください。


    ここには「融解」とあるが、本当に「融解」なのでしょうか。


    「融解」と「崩壊」では大違いです。


    グリーンランドは北極圏最大の島、氷河もある。

    氷河とは山で必ず崩れもの「崩落」するもの。

    南極も、氷床が多すぎて、陸地を追われた氷床は海に突き出た片持ち梁の氷床となって、同じく「力学的」に支えきれず「崩落」するもの。


    一旦、崩れて崩落すると、熱容量が小さくなって一層崩れやすくなるもの。

    また、北大西洋海流(暖流)と言って、イギリスなど,ヨーロッパ北西部が北海道よりも緯度が高いのに温暖なのは,暖流の北 大西洋海流と偏西風の影響を受けるからです。

    ヨーロッパ北西部は,偏西風が暖流の上の暖かい空気を大陸に運ぶため,緯度が高いわりに温暖な気候なのです。


    北大西洋では、北大西洋海流(暖流)が北極海まで北上するた南半球から北大西洋へ流れる。

    …(AMOC、大西洋南北鉛直循環)は、相当量の熱エネルギーを運搬する大きな海流で、大西洋の上層には暖かい海水が北向きに流れ、冷たい海洋深層水が南向きに流れます。

    AMOCの流れが強くなると、海洋内に大きな熱勾配が生まれ、北半球各地の気流や気候、海面水位などに大きな影響を与えるといわれています。

    3. 2019年8月16日 14:41:13 : p8VPtCAeX2 : VC5ycHFrNmV0eUE=[90] 報告
    氷河の先端が崩落したんじゃなく、内陸から大量の水が流れ出ているみたいだよ。
    4. 2019年8月16日 20:29:30 : CV9AAdotFE : NDltY3RSNjlFUW8=[90] 報告
    「氷河」(glacier)とは、山地では重力、平坦な大陸では氷の重さによる圧力によって塑性流動する、巨大な氷の塊である。(定義)

    氷河とは字のごとく氷の河のこと。

    河のごとく、常に流れて輪廻しているもの故、ご心配ご無用!。

    永久に氷があるのではなく崩壊:融解し、また形成されてゆくもの。

    厚さ3000mもあるものなので、そのくらいでは殆ど影響しない。.

    2008年5月に、西グリーンランドのイルリサット氷河が分離する瞬間を捉えた映像がある。

    観測史上最大規模の歴史的な崩壊は最大の崩壊としてギネスブックに登録されている。

    およそ75分間に渡り、約4.8キロに及ぶ氷河が分離(崩壊)され、海へと飲み込まれていきました。

    氷河は全長914メートル、水面に顔を出しているのは90〜120メートルほど。このようなものでしょう。

    また、「Science Advances」によると、 グリーンランド北西部のハイアワサ氷河の下に隕石の衝突による巨大なクレーターが見つかったという。


    大自然の数十万年続く現象で、地球のごくごく小さな、すばらしい自然現象です。


    これが地球です。


    自然は安定する方向に作用するのです。

    エントロピー増大の法則です。


    ご心配ご無用!。

    5. 2019年8月16日 20:35:59 : p8VPtCAeX2 : VC5ycHFrNmV0eUE=[91] 報告
    ちなみに、トランプ大統領はグリーンランドを買いたがってるそうです。
    買ってどうするんだろ?
    https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-08-16/PWBL8T6JIJUQ01
    6. 2019年8月16日 21:26:28 : CV9AAdotFE : NDltY3RSNjlFUW8=[91] 報告
    >>4

    (参考)

    グリーンランドに異変。国内最大の氷河が融け大きな池が観察される

    2019年5月11日 09:30 0
    h ttps://www.excite.co.jp/news/articl e/Karapaia_52274186/

    7. 2019年8月16日 21:56:09 : CV9AAdotFE : NDltY3RSNjlFUW8=[92] 報告
    >>6
    地鳴りとともに
    氷の塊が裂けていく,
    まるで、大木がきしみながら倒れていくような音から始まった分離は,やがて地鳴りに変わり、大木がきしみながら倒れていくような音から始まった分離は、やがて地鳴りに変わり、雷鳴の轟に似たごう音を残して、氷河は裂け回転をしながら海の中へと飲み込まれていきます。


    崩落ということがわかります。

    ・・ちょうどテレビにでてくる南極の棚氷(一部海に追いやられた片持ち梁)崩落の映像のように・・音を立てて

    8. 2019年8月16日 21:59:17 : p8VPtCAeX2 : VC5ycHFrNmV0eUE=[93] 報告
    崩落と融解、どっちも起きてるんじゃないかなぁ。
    9. 2019年8月16日 22:05:47 : CV9AAdotFE : NDltY3RSNjlFUW8=[93] 報告
    >>6

    大木がきしみながら倒れていくような音から始まった分離は、やがて地鳴りに変わり、雷鳴の轟に似たごう音を残して、氷河は裂け・・・


    10. 2019年8月16日 22:42:26 : p8VPtCAeX2 : VC5ycHFrNmV0eUE=[95] 報告
    >>6
    リンク先は削除されていて見れなかった。
    11. 2019年8月17日 12:29:07 : fKkQda7Cxw : a01WR1RYQWZoY00=[84] 報告
    >自然は安定する方向に作用するのです。
    >エントロピー増大の法則です。
    >ご心配ご無用!。

    地球の歴史で環境の変化で絶滅した種は無数にある
    近年に至り人間が環境を破壊するせいで絶滅する種は極端に増えている
    絶滅する種のなかに人類が入っていても少しの不思議もない
    地球的には少しも心配ないのだろうが・・・。

    12. 2019年8月17日 18:57:09 : CV9AAdotFE : NDltY3RSNjlFUW8=[94] 報告
    昔、昭和38年(1968)に新潟中心に三・八豪雪というのがあった。

    豪雪を排除すべく自衛隊出動、勇ましい軍艦マーチとともに、火炎放射器部隊が出動したのは有名な話。


    でも、この大豪雪の前にお手上げだった。


    あまりにも豪雪で手に負えない。

    豪雪の熱容量が巨大で、逆に火炎が冷却される。


    簡単に言うけど、厚さ3000mもある氷河・氷床の巨大な質量、それゆえの人智を超える熱容量。

    北大西洋気流という暖流もあるが、小さなアスクリームが解けるのとは違う。

    何十万年かけて作られたものが、せいぜい人体の温度位の熱エネルギーで、すぐ溶解してしまうなど荒唐無稽、考えにくいこと。

    ただし、崩落を繰り返して質量が微細になれば別だが。


    よく南極の氷が崩落する場面を溶けたかのようにいうが、それは、海に迫るまで氷床が多いということ。


    そのため、「自然の安定機能」が働いて
    、減らしているということ。


    グリーンランドにも氷河がたくさんあり、何十万年かけて、次から次に形成されるのだろう。

    古いのは崩落させて新陳代謝を測っているのだと理解できる。


    13. 2019年8月18日 11:00:29 : CV9AAdotFE : NDltY3RSNjlFUW8=[95] 報告
    地球温暖化論についてはまだ「温暖化」の実態といえる事象が何も出てこない。用語の使い方がおかしい。

    テレビでよく出てくる「棚氷」(たなごおり、棚のように片持ち梁構造になった氷)が崩落)、こういうのは解説してもらわないと困るのだが、海流の影響で水面あたりが削り取られて片持ち梁になって力学的・構造的に耐えられず崩落するようです。

    氷河や、棚氷の「融解」とかが取り上げられるが、温暖化どうこうではなく火山活動とか海底火山、氷床と氷流との関係・・などいろいろな自然現象でよく起こるようです。氷河や、棚氷の融解とかは、よく調べるとほとんどが構造的な「崩落・崩壊」なのです。

    崩壊した後、微細になって融解に至るようなのです。
    これを「融解」と言ってるわけで、本当は『崩壊』と書かなければならないもの。

    「用語」は、すべての基本であり、用語を正確に使うことは非常に重要で、すべての根本でなければなりません。

    【地球】、【温暖化】について・・

    「地球の表面」と「地表」の違い・・大違い!。

    「地球の平均気温」と「地表の平均気温」の違い・・大違い!。

    「放射」と「熱」の違い・・大違い!。

    「崩壊」と「融解」の違い・・大違い

    ・・など。


    「用語」が間違っていると、「二酸化炭素地球温暖化」(第二種種永久機関)=自然界に実在できない‥になってしまう。(重要!)


    日常、雪が降って夜を過ぎ固まってしまうと、質量つまり熱容量が大きいままなので、何日も溶けないが、すぐ細かく砕いてしまうと直ぐ溶けてしまう、これと同じ。

    2002年9月のロシア北オセチア共和国の200万〜300万トンの大量の氷河崩壊がおき多数の死者が出た。これはロシア非常事態省によると火山活動が原因という。(毎日新聞2002.9.26毎日)

    また南極のランセン棚氷の大規模な崩落の原因は、崩落したラルセン棚氷の下にあたる海底に、60〜90cmの膝ほどの高さで直径数mの小さな泥火山(高温の泥やガス、石油を伴う地下水が噴出して堆積する)が点在していたという。
     
    科学技術トピックス 崩落した南極棚氷の下に生態系を発見

    タイトル:「崩落した南極棚氷の下に生態系を発見」. 科学技術動向センター.  Science and Technology Foresight Center 2005年9月

    そういうわけで、「二酸化炭素地球温暖化」なるものは根拠(「温室効果」)となる現象つまり、理論の妥当性もまだ何も示されていないといえると思います。

    --------------------------------(参考)
    ・・・北オセチア共和国の氷河崩落(2002 年、ロシア連邦)・・・

    氷河崩壊で100人以上不明 ロシア南部
    2002年09月22日 The Sankei Shimbun
     ロシア南部北オセチア共和国のカフカス山脈にあるコバン渓谷で20日、氷河の一部が崩壊、土砂などを巻き込んでふもとのカルマドンの集落や保養所などを直撃し、住民ら4人が死亡、100人以上が行方不明となった。ロシアのインタファクス通信が21日伝えた。・・(略)・・また、崩壊した氷塊や土砂の一部が川をせき止め洪水となる恐れがあるため、堆積(たいせき)物を爆破する作業班が現場に到着した。氷河がさらに崩壊する可能性もあり、共和国当局は周辺の住民を避難させている。 崩壊した氷河は高さが100メートルにもなる巨大なもので、重さは300万トンに達するという。(共同)


    17人死亡26人救出 露で氷河が集落直撃
    2002年09月22日 The Sankei Shimbun
     崩壊した氷河の一部が土砂とともに集落などを直撃、多数の住民が行方不明になったロシア南部北オセチア共和国では21日夜までの捜索で、計17遺体が見つかる一方、26人が救助された。国営ロシア・テレビが伝えた。
     なお94人の行方不明者がおり、今後の捜索で犠牲者の数はさらに増えそうだという。
     共和国政府は電話のホットラインを設け、行方不明者の家族らから情報提供を求めている。(共同)

    14. 2019年8月18日 20:44:11 : CV9AAdotFE : NDltY3RSNjlFUW8=[96] 報告
    (参考)


    本題の件については、肝心の場所も名前も、それが何であるのか、氷河であることさえ不明確で雲をつかむような話につき、参考までに別途調べてみると、2019年8月に起こった、北極圏のデンマーク領グリーンランド北部の「ペテアマン氷河」(Petermann Glacier)という「氷河」のようだ。

    この「氷河」から巨大な「棚氷」が「崩落・分離」したとある。

    「棚氷」とは、片持ち梁の不安定な氷の構造体。

    「ペテアマン氷河」からは、過去2010年にも同じ「分離・崩落」が起こっている。

    このときは2019年の4倍という。

    氷河で棚氷だから、その名の示す通り、常に崩落する可能性のある不安定な構造体。

    15. 2019年8月19日 11:38:50 : CV9AAdotFE : NDltY3RSNjlFUW8=[97] 報告
    「アラスカ スペンサ―氷河崩壊 8月10日」

    「観光客の見ている前で「氷河崩壊」」

    本日朝 8月19日(月)
     テレビ朝日(5CH)モーニングショウ


    (参考)
    h ttp://blog2016yama.com/alaska9
    9. アンカレジとコロンビア氷河 ほか さまざまな氷河

    アラスカは世界で最も氷河が多い 氷河の長さは70キロ 白夜

    氷河は雪が固まり流れる氷の河,
    一日に10センチだけ動く

    スペンサー氷河 
    (Spencer Glacier アンカレジ郊外 約100キロ)

    16. 2019年8月19日 16:51:07 : l22MM3SNVo : UG54ZzBSS05tbkE=[1] 報告
    温暖化は大気にアルミ粉末やら銀イオンやら何やらを噴霧し続けて、一瞬にしてに大気に厖大な気化熱をつくり出す。311以降はとくに放射性の雲がモクモク。
    阪大その他が発表してるように、人降雨は既に実用化されてる。実験例は枚挙にいとまが無い。
    電気抵抗を作り、落雷を発生させるしくみは人工的に誰でも作れる。

    あとは気象庁にシナリオ読ませ、その通りの気象を操作する。
    そのため大規模軍事利権を膨張させる為に維持費を国民の金から捻出。
    その力づくのトリックとスペックでありもしない脅威と戦争を演出する。
    でもトランプは軍事予算をお幅にカットし始めたね。

    脳波を換えれば涼しくなるのはホント。がんばれ。

    17. 2019年8月19日 19:15:18 : CV9AAdotFE : NDltY3RSNjlFUW8=[98] 報告
    夕方7時前の4Ch「ニュースエブリー」で、実写映像がでましたね。
    片持ち梁がはっきりわかりました。

    音を立てて崩れる様は迫力がある。

    氷河が崩れると破片が飛び散っただけで死者が出るそうだ。

    溶けるというのでなく、そのまま刀剣のよ刃のような破片が飛び散って死者がでるという。


    不安定な氷河、それが崩壊して、しばらく最も安定な状態を維持する。

    まさに自然の安定機能といえます。

    18. 2019年8月20日 21:34:09 : CV9AAdotFE : NDltY3RSNjlFUW8=[99] 報告
    極地・高山域に長年降り積もった積雪が、 氷の塑性変形や基盤岩上の滑り等により 「流動」しているものを「氷河」と呼ぶ。

    つまり、氷河とは雪が固まり流れる氷の河で、常に一日に、10センチ程度動くもので、降雪と崩落・融解のバランス(=質量収支) およびこうした氷河流動プロセスを通じて変動(拡大縮小)し、崩落・融解を繰り返し流動する。

    自然は「輪廻」する・・「氷河」もその悠久の歴史の中の一光景である。

    それを見る観光もある。


    崩落によって死者もでている危険な崩落。

    なお、地球上の氷の約9割は南極氷床で、ヒマラヤやパタゴニアを含む山岳氷河は、 南極氷床と比べると極めて少量でしかない。

    南極でよく見る映像、溶解のつもりだろうけど、あれは海洋に押し出さえた棚氷が海流によってさらに削り取られ崩落に至る光景。

    南極の氷床がいかに多いかがわかるもの。

    南極の氷床は増えている。

    南極の氷が解けているのではなく、あの映像は南極の不安定になった「棚氷」が、さらに不安定に成長し海にまで追いやられているということ。


    科学的にみると、なんの心配することでもない。


    19. 2019年8月20日 23:33:46 : CV9AAdotFE : NDltY3RSNjlFUW8=[100] 報告
    (参考)
    基本的に共通的な記事ですので、まずここの「地球温暖化の太陽活動原因説」
    h ttp://www.asyura2.com/15/nature6/msg/622.html
    のコメントの30以降や、

    ここの「熱波続きパリで42℃越え、史上最高」を参照ください。

    20. 2019年8月21日 02:40:20 : p8VPtCAeX2 : VC5ycHFrNmV0eUE=[97] 報告
    ただ、世界のあちこちで氷河が後退してる、短くなってるって言ってるよね。
    これは温暖化のせいでは?
    今日のNHKの時論公論では、イベントアトリビューションにより、日本の去年の猛暑と降水量の増大に温暖化が関係していることが証明されたと言い切っていたよ。
    21. 2019年8月25日 23:56:50 : NsdVQlotUg : VE4yZHY0L1ZuMFk=[41] 報告

    雪の博士・中谷宇吉郎による1950年代後半の実地研究、随筆。当時の予測と符合する面とそうでない面とがある。

    「原因はいずれにしても、もし現在の割合で、あと五十年間気温が昇りつづけたら、北氷洋の流氷が、夏の間は大部分融けて、船がかなり楽に通れるようになるであろうと言っている学者もある。そのほうは結構であるが、グリーンランドの氷冠や、南極大陸、北欧、シベリアなどにある氷が、ぜんぶ融けたら、重大事件が起きる。」

    重大事件というのは海面上昇のこと。

    中谷宇吉郎 白い月の世界 / 初出:「文藝春秋」1957(昭和32)年11月
    https://www.aozora.gr.jp/cards/001569/files/56727_56516.html

    近代になって、氷河が後退し始めたというのは、スカンジナヴィアだけにかぎった話ではない。アルプスの氷河も、どんどん後退している。アルプスで、氷河を真正面に眺める景色のよいところを選んで、五十年前に建てたホテルがある。しかし今では、そのホテルからは、氷河が見られないという話である。まさに営業妨害の気候変化である。

     グリーンランドの氷冠も、その周辺が、認め得るくらいの速さで後退しているそうである。米国では、私が前に手伝っていた、雪氷永久凍土研究所が主体になって、四年前から、毎夏グリーンランドへ遠征隊を出している。今年は五度めである。その連中の話では、わずかこの五年間でも、氷冠の後退が、十分認められるということであった。
     今年の夏は、とくに氷冠の融けかたが著しかった。私が着いたのは、六月の末であって、間もなく激しい融解が始まった。しばらく氷冠の末端に近いところにいたので、とくに目だったのであるが、氷原の上に、雪解水の川が無数にできて、もの凄い勢いで水が流れていた。その水が集まって、臨時の湖水をつくり、それからさらに海へ流れ出る姿は、まさに洪水の様相である。滝のような勢いで、しぶきをとばせながら、奔流が、氷原の上を、大蛇のようにのたうち廻っていた。この氷冠の融解は、八月上旬この地を去る時まで、ほとんど減退の様子を見せていなかった。

    ここで問題は二つにわかれる。地球上の気温は、過去においても、週期的に変化している。いわゆる氷河期が、何回もくり返して襲来してきたのは、このためである。しかしそういう大変動のほかに、もっと週期の短い、そして変化量の少ない変動もあった。たとえば数百年程度の週期で、気温が少しあがったり、さがったりするという変化である。ところで、今世紀にはいってからの気温上昇が、この変化の波の一部であれば、なにも問題は起らない。もう半世紀も待っていれば、また寒い時期がやってくるであろう。

     ところが、少し杞憂かもしれないが、別のことも考えられる。それは現在の気温上昇が、人為的なことに起因するのではないかという点である。今世紀にはいってからの物質文明の進歩は、まさに異常であって、燃料の消費はおびただしい量にのぼっている。ロスアンゼルスの市だけでも、一日に、百万ガロンのガソリンを燃している。世界中の石炭と石油の消費量は、おびただしい額である。燃焼には、必ず炭酸ガスの発生を伴う。ところが一方、炭酸ガスは植物の同化作用によって、吸収されるのであるが、森林の伐採は進むばかりである。両者とも、大気中の炭酸ガスの量を殖やす方向に向いている。

    この話は、新聞種としては、ちょっとおもしろい話題なので、アメリカでも、日本でも、いつか大々的に書かれたことがある。もちろん誰も本気になって、二、三百年も先のことを心配しているわけではないから、この話は茶の間をちょっと賑わしただけである。しかしこの問題は、「ちょっとおもしろい話」だけなのか、ほんとうに相当な科学的根拠のある話なのか、今のところ、どっちともつかない状態である。

    22. 2019年8月26日 00:14:15 : AeibnfDCZM : akM2eldRSjE0ejI=[4] 報告

    北アメリカの厳冬と北極域の温暖化に関する研究、ただし「一方、温暖化の影響は、自然に内在する気候変動に比べると小さいという可能性も示唆されています。」との指摘も。


    北アメリカの厳冬を引き起こす新たな要因の解明
    〜夏季北太平洋亜熱帯からの大気のテレコネクションの影響〜
    │研究成果│国立極地研究所 / 2015年9月22日掲載
    https://www.nipr.ac.jp/info/notice/20150922.html

    ユーラシア大陸と同様に、北アメリカにおいても2009−2010年、2010−2011年、そして2013−2014年に寒い冬が生じており、近年、寒冬年が増加しています。その原因として、北極域の温暖化に伴う偏西風の弱化や偏西風の蛇行の振幅増大の可能性が指摘されています。一方、温暖化の影響は、自然に内在する気候変動に比べると小さいという可能性も示唆されています。

    最近、「大気大循環モデル」を用いた研究により、ベーリング海の海氷面積の減少が、偏西風の蛇行の振幅を大きくさせ、それが2013−2014年の厳冬に影響したことが分かっています(文献3)。実際のデータからも、海洋から大気への熱の放出が著しい初冬(11−12月)のベーリング海の海氷が少ない年は、1ヶ月後の北アメリカの気温が有意に低下していることが確認されました(図2)。

    本研究では、近年頻発している北米寒波の要因として考えられている主要な大気強制の熱源の一つであるベーリング海の海氷減少の原因として、夏季のアラスカ湾の海水温の温暖化、さらにはその励起源として北太平洋西部亜熱帯域の対流活動弱化による大気のテレコネクション(※4)の影響の可能性を見出しました。

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