ノーベル賞がいくつあっても足りない重力波の観測 その感動を伝えられない大手メディアに価値なし 2016.2.15(月) 伊東 乾 アインシュタイン予言の重力波、直接観測に初成功 国際チーム 米首都ワシントンのナショナルプレスクラブで開かれた記者会見で重力波の初観測について発表するLIGOのデービッド・ライツェ所長(2016年2月11日撮影)〔AFPBB News〕 ?「重力波検出」の報道があり、深く静かに衝撃を受けています。?最初に経済誌コラム的な部分を書けば、この業績が事実と認められたら間違いなくノーベル賞を取るに決まっています。 ?あれは毎年出るもので、珍しいものでも何でもない。日本国内で基礎科学の賞として話が通りやすいのでノーベル賞、ノーベル賞と言いますが、今回のケースは、そんなレベルにとどまる話ではなく、事実ならば画期的な新たな一歩を私たち人類の宇宙理解にもたらすことになります。 ?それに関連していくつか記してみたいと思います。 何が素晴らしいのか? ?最初に、この業績の何が画期的で素晴らしいのかを端的に記しておきましょう。 ?「ブラックホールが直接観測できるようになる」という、私が生きている間には不可能ではないかと思っていた、新しい科学の世界の扉が開いた。正直相当びっくりし(あまりにあっけなく突然だったので)また心底嬉しくて仕方がありません。 ?中学高校生以来、あるいは大学で物理学科の学生時代以来の、ある知的興奮を抑えることができない。 ?と言うのは、これ、何に似てるかというと、小柴昌俊さんのカミオカンデの第1報にちょっと似てるんですね。 ?私たちが子供の頃、「ニュートリノ」というのは「見えないもの」、何でも突き抜けてしまう電気的に中性な微粒子(中性微子)と習っていたわけですが、ちょうど大学の物理学科に在学していたとき、最初の超新星爆発によるニュートリノを古い方のカミオカンデが捉えた。 ?世界で始めてニュートリノの直接観測だ、というので沸き立ちましたが、世の中の報道は「ニュートリノとは何であって・・・」みたいな話が出回ったりした。 ?そうじゃない、ニュートリノが何か、以上に、ニュートリノを捕まえることができたテクノロジーが素晴らしい。 ?また、それによって可能になった新しい世界、宇宙から降り注ぐニュートリノを観測するニュートリノ天文学が創始されたことが素晴らしく(小柴氏のノーベル賞受賞理由はこれ)、また今までは幽霊でしかなかったニュートリノを実際に捕まえられるようになったので、その物理的性質を調べることで、物理法則の究極を確かめることが可能になった。 ?そこで問題設定してチャレンジが成功したのが、この間、東京大学の梶田隆章さんにノーベル賞がやって来た「ニュートリノ振動」ニュートリノ質量の観測という本質的な仕事だったわけです。 全く同様に述べていくなら ?私たちが子供の頃、「ブラックホール」というのは「見えないもの」、何でも吸い込んでしまう宇宙の暗黒天体と習っていたわけですが、今回ちょうど、最初のブラックホール連星系の融合に伴う重力波を(今後間違いなく古い方の、と言われるようになる)LIGO干渉計システムが捉えた。 ?世界で初めて重力波の直接観測だ、というので沸き立ちましたが、世の中の報道は「重力波とは何であって・・・」みたいな話ばかりでしょう。科学を本質的にあまり分かっていない、と言うより、たぶんあまり興味のない科学担当の方が作ったのでは、と思うような記事ばかり目にします。 ?例えば、NHKの一報を再度リンクしておきましょう。 ?そうじゃない、重力波が何であるか以上に、重力波を捉まえることができたテクノロジーが素晴らしいし、また、それによって可能になった新しい世界、宇宙から頻繁に押し寄せる重力波を観測する重力波天文学が創始されたことが素晴らしいんでしょう?? ?もっと分かりやすく言えば「ブラックホール観測天文学」です。 ?これはすごいことです。どれくらいすごいかと言うと、今までは幽霊でしかなかった重力波を実際に捉まえられるようになったので、その物理的性質を調べることで、一般相対論ならびにそれに量子力学を適用した基礎理論から、宇宙の究極を確かめることが可能になったのです。 ?そこで今こそ、無数の問題設定が可能になり、このあいだ梶田さんに降ってきたみたいな重力の本質的問題にもアプローチが可能になり、ここから本当の意味での物理法則の統一理論、つまり重力を含む超統一理論に向けての、最初の実験結果、ファクトが得られたという、生きている間に遭遇するとは思っていなかった朗報に出くわし、静かな知的興奮ですがどうにも抑えることができません。 「ブラックホール」の最初の直接観測 ?先ほどのNHKの解説など最低最悪と思うのは、こんなアホダラ経ではせっかく子供たちがこういう歴史的な発見に触れても、その躍動感も感動も宇宙への憧れも究極の科学への情熱も何も得ることができないからです。 ?なぜって、これを歴史的発見と理解できず、躍動感も感動も宇宙への憧れも究極の科学への情熱もへったくれも何ももってない人が書いたと一目で分かる原稿だから・・・。実際に引用してみましょう。 ?「重力波は、ブラックホールなどの天体によって生み出された宇宙空間の『ゆがみ』が波となって伝わる現象で、研究チームによりますと、2つのブラックホールが合体するときに出た重力波を去年9月に観測したということです」 ?「2つのブラックホールは、質量がそれぞれ太陽の29倍と36倍と極めて大きく、観測された重力波は13億年前に出たものだと説明しています。重力波はこれまで直接観測されたことがなく、アメリカだけでなく日本やヨーロッパなど世界の科学者が観測を目指していました」 ?こんなふうに書いてしまうと「ブラックホールありき」になってしまうでしょうが。違うんです。理論的には存在すると思われる「ブラックホールと思しい天体」は20世紀後半から少しずつ増えてきました。 ?でも以前はあくまで傍証だけであって、ブラックホールそのものを直視することはできなかった。それが発するX線など傍証で見ていたに過ぎず、それをもって「ブラックホールなのだろう」と解釈していた。 ?言ってみれば、暗闇で向こうから人がやって来た。顔は見えないけれどドギツイ香水の臭気を発しているので誰それと察せられる、というような状態ですね。 ?今回のシグナルはそうではない。露骨に2つのブラックホールがぶつかって合体し、1つに融合するとき、ゆがみがだんだん速くなってピークが出て・・・という動き、ダイナミクスが見えている。もう、こんな知的興奮を味わうのは相当久しぶりというくらに驚くべきデータが公表されている。 ?ところが何も理解せず、右から左に、小学生のできの悪い作文みたいなものが、天下の報道機関から発信されている。 ?「観測に成功した『LIGO重力波観測所』は、アメリカの西部ワシントン州と南部ルイジアナ州の2か所に施設があり、研究チームを率いるカリフォルニア工科大学のデビッド・ライツィー教授は会見の冒頭で「重力波を観測したぞ!」と叫び、喜びを表していました」 ?この後半の作文としての救いようのなさは、もう言及する価値もないので捨て置きましょう。問題は、それと同レベルに救いがたい前半部分にあります。「米国西部ワシントン州と南部ルイジアナ州」という言葉が無意味に並んでいますが、これをきちんと斟酌しなければ、報道する価値は一切ありません。 ?ワシントン州というのはシアトルなどのある米国最西北端で、すぐ北にはカナダのバンクーバーなどがあるところです。 ?一方、ルイジアナ州はメキシコ湾に面してテキサスとアラバマに挟まれた東南部、正確な距離をどう表現すればよいか分かりませんが3000キロは余裕で離れており、日本列島を定規に見立ててワシントン州に北海道を宛がっても、九州南端の鹿児島はまだルイジアナに届かないくらいの距離があります。 ?今回の測定が、まず間違いなく重力波であろうと結論されるポイントを端的に言うなら、網走と沖縄くらい離れた2か所で、完全に独立して、同じ精密の粋を尽くした機器=干渉計で重力波を検出しょうとしたら、運転2日目で全く同じと解釈される信号が出てきたことから「事実であろう」つまりファクトと考えられるというわけです。 ?逆に言えば、今現在の状態は「2つのデータが同じ形だよ」という段階にとどまっているわけで、本来ならその形、つまり重力波とされる信号の波形ですね、これは今から13億年ほど前に、質量がおのおの太陽の29倍と36倍という、太陽系の尺度から言えば途方もない巨大なブラックホール同士が合体、融合し、その結果歪んでしまった字空間のひずみが、そのまま伝播してきて、全く別の場所で同一の信号として観測されたよ、と言っているわけですね。 ?2か所の距離が長く取ってある理由など、ほかにも基礎的な事柄がいくつもあり、またNHKの原稿も、ずっと尻尾の方に行くと、少しは解説めいたことが書いてあるのですが、ヘッドラインしか読まないプライムタイムのニュースでは、前記の何も言っていないのと同様の文言しか放送されないわけで、これでは何の意味もありません。 ?従来はあくまで、周りから発せられる香水のにおいならぬX線などから、間接的にその巨大な質量や内部、外部での(常識を完全に超越した一般相対論的な、さらには量子竜力理論的な)すさまじい現象を推察するにとどまっていたのが、本当に巨大密度の質量同士が亜光速で引きつけ合うとき、あたかも弾性体のように「ボヨ・・・ヨヨヨン」と加速しながら時空間を歪ませている「らしい」という、すさまじい結果を淡々と示すことに成功した。 ?「君はブラックホールを見たか??僕らは重力の波、時空のひずみという新しいヒカリで、初めてブラックホールの揺らぎを直接見たんだぞ!」 ?というのが、このニュースを物理の目と科学に惹かれる少年の心で見るとき、ナイーブな感想の1つ(私はそう思った、というだけですが)だと思います。 ?こんなレベルの作文を報道と称して散布して、子供の理科離れもへったくれもあるものか。久々に・・・一昨年のSTAP詐欺はあまりにレベルが低く、心など全く動かされませんでしたが、そんなもの比較にならぬほど・・・メディアの質の低下に若干の怒りすら覚えています。 ?科学というのは「ファクト」です。そしてその正確な「出来事」を観察できる、新しい「顕微鏡」技術が確立された。その事実に素直な心で驚かねば、こんな歴史的な事態を前に、あまりにもったいないし、特に子供には柔らかな心をもって、しっかり受け止めて感動してほしい。 ?これから地球上の様々な場所に、重力波干渉計が設置され、日常茶飯事としてブラックホールを直接観察するという、全く新しい未曾有の時代がすぐにやってくるでしょう。 ?単に天文学と言うにとどまらず、宇宙の大域的構造から、私たちの宇宙が従う物理法則の根幹にいたる、決定的なファクトが、この新しい技術の先で見出されていくでしょう。 ?あたかも、ひずみなく正しくものを拡大できる顕微鏡が発見されたことで、多くの病原菌が見出され、またその病原菌を退治する抗体療法や抗生物質など、あらゆる医学生命科学の発展がその先で可能になったように・・・。 ?少し予定を改め、次回もこの科学史的な大転換に関連して、もう少しお話してみたいと思います。 http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/46072 「重力波を初観測」米中心の国際研究チーム 発表 2月12日 7時14分
「重力波を初観測」米中心の国際研究チーム 発表 アメリカを中心とした国際研究チームは、11日、宇宙空間にできた「ゆがみ」が波となって伝わる現象、いわゆる「重力波」を初めて直接観測することに成功したと発表しました。重力波の観測は、ノーベル賞に値する成果とも言われ、日本の専門家も「天文学の飛躍的な発展につながる」と述べて高く評価しています。 アメリカにある「LIGO重力波観測所」の国際研究チームは、現地時間の11日午前首都ワシントンで会見し、アインシュタインがちょうど100年前に「一般相対性理論」の中で提唱した現象である「重力波」を初めて直接観測することに成功したと発表しました。 重力波は、ブラックホールなどの天体によって生み出された宇宙空間の「ゆがみ」が波となって伝わる現象で、研究チームによりますと、2つのブラックホールが合体するときに出た重力波を去年9月に観測したということです。2つのブラックホールは、質量がそれぞれ太陽の29倍と36倍と極めて大きく、観測された重力波は13億年前に出たものだと説明しています。重力波はこれまで直接観測されたことがなく、アメリカだけでなく日本やヨーロッパなど世界の科学者が観測を目指していました。 観測に成功した「LIGO重力波観測所」は、アメリカの西部ワシントン州と南部ルイジアナ州の2か所に施設があり、研究チームを率いるカリフォルニア工科大学のデビッド・ライツィー教授は会見の冒頭で「重力波を観測したぞ!」と叫び、喜びを表していました。 重力波の観測はノーベル賞に値する成果とも言われ、今後は世界各国の科学者による観測データの検証が進められることになります。 アインシュタインの「最後の宿題」 アインシュタインが発表した「一般相対性理論」は宇宙の数多くの現象を言い当て、現在の物理学の土台となっていますが、そのなかで唯一、直接観測されていなかったのが100年前に予言した「重力波」です。このため、アインシュタインの「最後の宿題」といわれていました。 「一般相対性理論」では、すべての質量がある物体はその質量に応じて空間をゆがめ、そこを流れる時間の早さも変わるとされています。「重力波」は、その物体が動いた際に空間のゆがみが波となり、光の速さで周囲に伝わるもので、何にも遮られることはないと予言しています。 1993年には、アメリカの2人の物理学者がお互いの周りを回っている2つの星の軌道の分析から重力波の存在を間接的に証明したとして、ノーベル物理学賞を受賞しています。 しかし、予言された空間のゆがみは極めて小さいため、これまで理論の発表から100年間、重力波を直接観測した例はなく、世界の研究機関がしのぎを削っていました。 歴史に残る発表 NASA=アメリカ航空宇宙局などによりますと、重力波は、半世紀前から観測が試みられていて、どの国の研究チームが実際の観測に成功するのか注目が集まっていました。このため、数日前にLIGO重力波観測所の研究チームが「最新の成果を報告する」と発表すると、世界各国で憶測の記事が出て、ワシントンの会場には多くのメディアが詰めかけました。そして、研究チームを率いるカリフォルニア工科大学のデビッド・ライツィー教授が会見の冒頭で、「重力波を観測したぞ!」と述べると、メディア関係者からも大きな拍手が起きました。 会見では、観測された重力波の波の形が紹介され、ライツィー教授によりますと、2つの施設でそれぞれ観測された波の形が驚くほどそっくりだったということで、「最初に見たときは驚いた。ほかの現象を見ているということはないのかなど、あらゆる可能性をつぶした」と説明しました。 また、ライツィー教授のあとに会見した別の研究者は、この波の形を基に重力波を音で表してみたことを明らかにし、初めて紹介された何かがはじけるような短い音に、会場の関心が集まっていました。 日本の専門家も発表見守る 重力波の観測を目指して日本が建設を進めている観測装置、「KAGRA」の研究プロジェクトで、観測データの分析を担当する大阪市立大学の神田展行教授は、研究室のメンバーとともに大阪・住吉区の大学の会議室に集まり、国際研究チームの発表をインターネット中継で見守りました。時折メモを取りながら耳を傾け、発表が終わるとメンバーから拍手が沸きました。 神田教授は、「論文を読み込んで検証する必要はあるが、発表を聞いたかぎりではものすごい快挙で驚いている。アインシュタインが存在を予言した『重力波』を世界で初めて捉えたこと自体すごいが、その重力波がブラックホールから出たとみられる点にもびっくりしている。光を発しないブラックホールは重力波を捉える以外、観測する方法はないとされてきたが、今回の成果はブラックホールの存在を裏付ける証拠を観測したことになる」と話していました。 そのうえで、「今回の発表で、日本の観測装置、『KAGRA』でも重力波を観測できるはずだと勇気づけられた。今後、日本を含む世界各地で観測体制を整え、今回の研究成果を検証していくことが、物理学や天文学の発展のために重要だ」と話していました。 「天文学の新時代が幕を開けた」 素粒子物理学を研究している東京大学数物連携宇宙研究機構の村山斉機構長は「大変興奮しています。天文学の新時代が幕を開けました」と述べてその成果を高く評価しました。 村山教授は、出張先の首都ワシントンでNHKの取材にメールで応じ、「アインシュタインは時空が震えることを予言していましたが、それが確認されました。小さな『さざ波』をとらえた技術的に見ても、とんでもない離れわざです」と述べました。そのうえで、「これで、ブラックホールを重力波を使って『聞く』ことができるようになります。『KAGRA』という重力波の観測施設を作っている日本の仲間たちにとってもすばらしいニュースです。これから驚くべき発見が次々とあることを期待します」とコメントしています。 LIGO重力波観測所とは 「LIGO重力波観測所」はアメリカのカリフォルニア工科大学とマサチューセッツ工科大学が中心となって建設した観測施設で、実験には、世界15か国の1000人以上の科学者が参加しています。 長さ4キロメートルの2本の長大なパイプをL字型に組み合わせ、そのパイプの中を真空に保っている施設で、アメリカの西部ワシントン州と南部ルイジアナ州の2か所に同じ施設が2つあります。2つの施設では、パイプの中でレーザー光線を照射していて、その光線が往復する時間に僅かな変化があると、それが重力波による変化である可能性が高いとされ、同じ変化を2か所の施設で同時に観測して互いに検証することで重力波かどうかを判定できるということです。 LIGOでの重力波の観測は2002年から始まりましたが、2010年までの8年間一度も重力波を観測できず、いったん運用を終えています。その後、観測の能力を10倍に上げるための改修工事がおよそ5年かけて行われ、「アドバンストLIGO」より高度になったLIGOとして去年9月から再び観測を始めていました。 重力波の観測施設はほかにもあり、ヨーロッパの研究機関がイタリアに建設し2007年から運用を始めた「VIRGO」のほか、日本の岐阜県飛騨市には「KAGRA」という施設があります。 NASA「待ちに待った一歩」 アメリカを中心とした国際研究チームが、アインシュタインが提唱した「重力波」を初めて直接観測したと発表したことについて、NASA=アメリカ航空宇宙局も11日プレスリリースを出し「宇宙物理に新たな分野を切りひらく待ちに待った第一歩だ」と述べています。 NASAのプレスリリースは11日ホームページに掲載され、はじめに首都ワシントンで発表されたLIGO重力波観測所での観測結果を紹介し、「私たちの宇宙に関する知識のほとんどは、星々などが出す光の観測を通して形づくられてきた。重力波で研究できるということは、たとえるならば、新しい窓を通して宇宙を見ることができるということで、ほかの手法による観測をおおいに補ってくれるだろう」とコメントして観測結果を高く評価しました。 そのうえで、NASAは、LIGOが今回重力波を通して直接観測したという2つのブラックホールが合体する現象について、「X線などを通して観測を試みている。複数の手法による観測ができれば、この現象をより深く理解できることにつながる」と述べていて、ヨーロッパ宇宙機関などと共同で探査に取り組んでいくとしています。 twitterfacebookmixihelp ※クリックするとNHKサイトを離れます。 関連ニュース[自動検索] 日本も目指した「重力波」の初観測 (2月12日 6時40分) 「重力波」捉えられれば天文学も飛躍的発展 (2月12日 7時21分) http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160212/k10010406281000.html
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