http://www.asyura2.com/15/nature6/msg/170.html
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(CNN) 地球から約1465光年離れた宇宙空間に、専門家にも説明がつかない異常現象が観測され、米国の研究チームが地球外知的生命体探査プロジェクト「SETI」の望遠鏡を使って観測に乗り出すことになった。
この現象は天体観測のクラウドソーシングサイト「プラネット・ハンター」で数年前から報告が相次いだ。米航空宇宙局(NASA)の宇宙望遠鏡「ケプラー」の公開データを解析していたユーザーが、はくちょう座とこと座の間に特異な光のパターンを発見。ケプラーでは惑星が恒星の前を通過する時に光が暗くなる現象をとらえ、地球型惑星を探している。
同サイトから報告を受けたイエール大学のタベサ・ボヤジアン研究員は、「この現象の特異さは、明るさが20%も落ちるという暗くなり方の程度、それに1週間から数カ月という(明るさの変化の)周期にある」と解説する。
この現象を説明する説として、彗星の大群説、地球ではまだ発見されていない何らかの銀河間現象説、あるいは文明を持つ地球外生命体による惑星規模の構造物建造説なども浮上している。
ボヤジアン氏のデータを見たペンシルベニア州立大学のジェイソン・ライト教授も、この現象の理由は説明できないと指摘した。ただし自身のウェブサイトで15日、「宇宙人説は最後まで取っておいた方がいい」と釘を刺し、「本当であれば大変なことだが、何かを発見したと主張する前に、絶対的な確信を持つことが重要だ。さもなければ誰にも信用されなくなる」と念押しした。
目標「KIC 8462852」 (arXiv.orgより)
問題の恒星「KIC 8462852」は地球から約1465光年の距離にある。光が暗くなる現象についてはボヤジアン氏が先月発表した論文で、彗星の断片に原因があるという説を打ち出したが、ライト教授は「それが正解である可能性は低い」と指摘。「それでも今まで目にした中では(特に宇宙人説に比べれば)最も優れている」と評する。
ボヤジアン氏のグループは、SETIを率いるカリフォルニア大学バークリー校の天文学者アンドルー・シーミオン氏に相談。論文を見たシーミオン氏は「非常に奇妙な天体」と認め、同プロジェクトに使われている望遠鏡を使って異常現象を詳しく調べることを提案した。
KIC 8462852光量の変化 (arXiv.orgより)
そのうちウェストバージニア州にあるグリーンバンク電波望遠鏡の利用は最適といえるかもしれない。同プロジェクトでは宇宙から届く電波の中で、文明技術を使わない限り発信できない電波を見極めることにより、地球外生命体の存在を探っている。
観測結果は1〜2カ月以内に明らかになる見通し。ボヤジアン氏は、「これで何らかの説を確認すること、または可能性を排除することが可能になる」と話し、謎の解明に期待を寄せている。
http://www.cnn.co.jp/fringe/35072056.html?tag=top;mainStory
図表は以下のサイトから引用
http://ascii.jp/elem/000/001/066/1066181/#eid1066186
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