http://www.asyura2.com/15/nature6/msg/154.html
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「STAP論文が潰された真の理由」(EJ第4122号)
http://electronic-journal.seesaa.net/article/426170096.html
2015年09月17日 Electronic Journal
2015年5月7日から約5ヶ月にわたって書いてきた今回の
テーマ「STAP細胞事件」は来週25日で終了します。書くべ
きことはすべて書いたし、STAP細胞はそれが出現しては困る
勢力によって抹殺されたことが明らかになったからです。
なぜ、STAP細胞は抹殺されなければならなかったのでしょ
うか。これまで述べてきたことをまとめると、次の3つになると
思います。
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1.STAP細胞の研究を進めると、従来の生物学や医学の
常識をことごとく覆すことになり兼ねない。
2.STAP細胞はがんの治療に革命的効果をもたらすが、
それは既得利権をすべて破壊する力を持つ。
3.STAP細胞の研究を認めると、iPS細胞は影が薄く
なり、その世界的利権を失う可能性が高い。
─────────────────────────────
STAP論文そのものは、論文としては未熟であることは確か
です。そのため、STAP論文はそこから攻め崩されたのです。
潰す方としては、それが一番簡単だからです。
しかし、重要なのは論文のできではなく、論文の中身です。当
初、理研が本人によるSTAP細胞の追試を渋ったのは、それを
やらせると、それが論文の正当性を認めることになり兼ねないか
らです。小保方氏は自身の会見で「公開でやってもよい」ともと
れる発言をしています。もし、本人が公開で実験し、STAP細
胞が本当にできたら、誰も否定できなくなります。
それと生物学界や医学界が恐れたのは、STAP細胞の研究を
認めると、必ず千島学説が出てくることです。千島喜久男博士は
多くの論文を書いていますが、千島論文のできはSTAP論文と
違ってほぼ完璧であり、どんな学者もそれを否定できなかったと
いいます。九州大学が学位論文として提出された千島学説を10
年間も店晒しにしたのは、論文の訴えていることが核心を衝いて
いることと、論文そのものがきわめてよくできていたからです。
そのため、もし千島学説が登場すると、それは従来の生物学や
医学の常識をことごとく覆すことにつながる恐れがあるのです。
したがって、潰しやすいSTAP論文の段階でを集中的に潰した
のです。これが「1」です。
小保方氏は、2014年1月28日のSTAP細胞の記者会見
で、しめくくりとしてこう述べています。
─────────────────────────────
従来想定できなかったような新規の医療技術の開発に貢献でき
ると思っています。例えば、これまでだと生体外で組織をつくり
移植するという方法が考えられておりますが、生体内での臓器再
生能の獲得が将来的に可能になるかもしれないし、がんの抑制技
術にも結びつくかもしれない。一度分化した細胞が赤ちゃん細胞
のように若返ることを示しており、夢の若返りも目指していける
のではないかと考えております。 ──小保方晴子氏
──毎日新聞科学環境部/須田桃子著
『捏造の科学者/STAP細胞事件』/文藝春秋
─────────────────────────────
既に指摘しているように、現代医療は単なる「老化」を病気と
して認定し、莫大な医療費を収奪しています。小保方氏は、ST
AP細胞によって「夢の若返りも目指していける」といっていま
す。これが製薬業界を含む医療側としては、どれほど脅威か計り
知れないものがあると思います。
さらに小保方氏は、「がんの抑制技術」にも言及しています。
このインパクトはメガトン級です。医療側が小保方氏に対して恐
怖を抱いたとしても不思議ではないのです。なぜなら、現代医療
で一番儲かるのは、がん治療であるからです。STAP細胞はそ
れを根こそぎ変えるパワーを持っています。がん治療には、次の
3大療法があります。
─────────────────────────────
1. 手術
2. 抗がん剤
3.放射線治療
─────────────────────────────
岡山大学のインターンが付属病院の医療統計を調べたところ、
80%がこの3大療法で死亡していることがわかったのです。そ
こで、これを論文に書いたところ、それは握り潰されてしまった
という話があります。
年間のがん利権はどのくらいかご存知ですか。15兆円です。
国防費の3倍です。しかも、年々増える傾向にあります。抗がん
剤にいたっては0・1グラムが7万円もするのです。それで治る
のでしょうか。治らないのです。巻末の「画像および関連情報」
の立花隆氏の記事を読んでください。国(厚労省)、製薬会社、
マスコミが組んで何かわるだくみをやっているのです。
「世界の真実の姿を求めて」というサイトに次のような記事が
出ていたので、ご紹介します。
─────────────────────────────
厚生労働省にガンの専門技官て(いうのが)いるんです。技官
ていうのは医師免許持ってるんです。要するにプロ中のプロです
よ、日本の厚生行政の。そこに聞いたんですよ。「ズバリ聞きま
す。抗がん剤はガン治せるんですか?」。そしたら、「お答えし
ます。抗がん剤がガン治せないのは常識ですよ」って、はっきり
言った。 http://bit.ly/1O8uc6y
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既得権団体はがん利権は絶対に離さないでしょう。彼らにとっ
て、死活問題になるからです。しかし、STAP細胞が実用化さ
れると、がんの治療法自体が変化する可能性があります。実際に
千島学説によって、がんの治療法を変えている医師も出てきてい
るからです。これが「2」です。「3」については、明日のEJ
で述べます。 ── [STAP細胞事件/095]
≪画像および関連情報≫
●『がん/生と死の謎に挑む』/立花隆著
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僕自身(立花隆)ががんになって癌関係のシンポジウムに
招かれたときのことです。それは朝日新聞の主催で開かれた
一般市民向けの大きなシンポジウムだった。僕以外の演者は
すべて、大学や大学病院のそうそうたる名医ばかりが集まっ
ていた。昼休みだったとき、控え室でみなが雑談的にいろん
な話をしていた。いつの間にか話題が抗癌剤の事になってい
た。抗癌剤がどれほど効かないかの話を一人がしだすと、皆
が具体的な抗癌剤の名前をあげて、次から次にそれがどれほ
ど効かないかを争うかのように、話し始めました。
「結局、抗癌剤で治る癌なんて、実際にはありゃせんので
すよ」と議論をまとめるように大御所の先生が言い出すと、
皆そのとおりだという表情でうなずきました。僕はそれまで
効く抗癌剤が少しでもあるのではと思っていましたが。それ
じゃ「患者よがんと闘うな」の著者の近藤誠さんの言ってい
たことが正しかったと言う事になるじゃありませんか?」と
問うと、大御所の先生はあっさりと「そうですよ、そんなこ
とみんな知ってますよ」と言いました。私(立花隆)が近藤
理論が基本的に正しいのだと、認識が大きく変わったのは、
あの瞬間でした。 ──立花隆著/NHKスペシャル取材班
『がん/生と死の謎に挑む』/文藝春秋刊
http://bit.ly/1O8uc6y
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