http://www.asyura2.com/15/nature6/msg/125.html
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「緑色に光る細胞塊は出現している」(EJ第4099号)
http://electronic-journal.seesaa.net/article/424244309.html
2015年08月17日 Electronic Journal
STAP細胞の再現実験での焦点は、簡単にいうと次の2つと
いうことになります。
─────────────────────────────
1.マウスのリンパ球に刺激を与えて、緑色に光る組織の塊
(STAP細胞)ができるかどうか。
2.その緑色の蛍光を発する組織の塊(STAP細胞)が増
殖性と多能性を獲得しうるかどうか。
─────────────────────────────
「1」は小保方氏の担当であり、「2」に関しては清成寛研究
員(ライフサイエンス技術基礎研究センターユニットリーダー)
と丹羽仁史氏が行っています。
その結果、「1」に関しては必ずしも失敗しておらず、理研に
よる「STAP現象の結晶結果」には次の記述があります。
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◎小保方氏による検証結果
蛍光顕微鏡による緑色蛍光を検出した結果、酸処理を行わなか
った場合ではSTAP様細胞塊はまったく生じないが、弱塩酸処
理を行った場合では、その多くにSTAP様細胞塊が形成される
ことが確認された。
◎ 丹羽氏による検証結果
酸処理を行った細胞を培養したとき、最も効率よく、高い再現
性で確認されたのは、肝臓由来の細胞をATP処理した時で、独
立に行った49回の実験のうち、37回でSTAP様細胞塊の出
現が確認された。 ──「STAP現象の結晶結果」より
─────────────────────────────
理研の報告によると、緑色に光る組織のSTAP様の細胞の塊
はできたが、その出現頻度は低く、その増殖性と万能性を検証す
る「2」については失敗に終わったというのです。なお、STA
P細胞に増殖性を持たせるSTAP幹細胞の作製は複数成功して
いますが、6〜7日目には死滅しています。
しかし、「1」に関しては細胞が死亡するときに発する自家蛍
光であることも考えられるので、その解析を行ったものの、ST
AP細胞か自家蛍光かの区別はできなかったとしています。しか
し、検証結果の発表で相澤特任顧問は「緑色に光る組織のSTA
P様の細胞の塊は、自家蛍光と思われる」とほぼ断定しているの
です。どうしてもSTAP細胞の存在は認めたくない姿勢がそこ
から読み取れます。
再現実験の報告を見ると、「1」では基本的にそういう現象は
生じており、うまくいっていないのは「2」ということになりま
す。「2」に関しては最も成功率の低い部分であり、小保方氏の
担当する部分ではないのです。STAP幹細胞やキメラマウスの
作製は、世界的権威である若山教授が今回は参加していないので
成功の確率はきわめて低くなるといえます。
したがって、あってはならないことですが、仮に理研が小保方
氏による再現実験を失敗に終わらせて、STAP細胞事件の幕引
きを図りたいと考えたとします。この場合、「2」の実験に若山
教授を参加させなければその目論見通りになります。なぜかとい
うと、「1」が成功しても「2」が失敗すれば、再現実験は失敗
に終わるからです。理研は「STAP細胞は存在しない」という
アリバイ作りのために再現実験をやったように思えるのです。実
際に「STAP現象の結晶結果」を読むと、事態はまさにその通
りになっています。
もし、STAP細胞がES細胞の混入であるというなら、ES
細胞を弱酸性の刺激を加えて培養し、緑色に光る細胞の塊を作る
実験こそやってみるべきです。STAP細胞と違ってES細胞は
個々バラバラで、けっして細胞同士が集まって塊を作ることはな
いからです。
それなら、なぜ、小保方氏は再現実験失敗の結果を受け入れた
のでしょうか。
理研としては、一番やっかいなのは、小保方氏側がこの一件を
訴訟に持ち込むことであると思われます。しかし、簡単に決着の
つく事件ではなく、訴訟は長期に及ぶことになり、莫大な資金が
かかります。それにSTAP細胞が存在することを小保方氏側が
立証するのは非常に困難です。
それに加えて訴訟になれば、理研としてはSTAP細胞の研究
費一切の費用を小保方氏側に請求することになります。そのため
推測ですが、STAP細胞の研究費は、論文投稿費用をのぞき、
請求しないという条件で理研の調査結果に異議を申し立てないと
いう和解が成立したのではないでしょうか。国家と個人で争って
も小保方氏側にとうてい勝ち目はないと思われます。
それにしても理解できないのは、小保方氏の研究パートナーで
ある若山照彦山梨大学教授の「STAP細胞があるという証拠は
ない」という発言です。若山教授は、故笹井芳樹氏よりはるかに
STAP細胞研究に関わっている小保方氏の研究パートナーなの
です。若山教授には次の3つの事実があります。
─────────────────────────────
1.小保方氏の指導を受けて、自分の力でSTAP幹細胞作
製に成功している。
2.小保方氏の作製したSTAP細胞からキメラマウスの作
製に成功している。
3.ノフラー博士との対談でES細胞のコンタミはあり得な
いと発言している。
─────────────────────────────
これら3つの事実にもかかわらず、若山教授は論文のミスが指
摘されるや、誰よりも早くSTAP論文の撤回を呼びかけ、関連
情報を主としてNHKにリークし、マウスの遺伝子解析結果を公
表して、STAP細胞が存在しないことを主張したのです。
しかし、それなら自分の手でSTAP幹細胞やキメラマウスの
作製に成功した体験は一体何だったのでしょうか。ES細胞の混
入というのでしょうか。 ── [STAP細胞事件/072]
≪画像および関連情報≫
●真葛原雪のホームページ
「STAP細胞は捏造?ATPと検証実験と再現性」
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主眼であった小保方博士と若山博士の作業分担の連続再現
は今回見られませんでした。番外編の丹羽博士の実験により
ES細胞を元にしても胎盤をともなったキメラマウスをつく
れるというFI幹細胞は造れないことから、小保方博士にか
けられていた遠藤高帆博士のES細胞を手渡した説は無効だ
と思います。
死細胞の自家蛍光でしかないという疑惑も晴れましたが、
キメラ法で多能性は確認できなかったので、少なくとも当初
のキメラをつくるような「全能性」があるSTAP細胞現象
という仮説が成り立つ可能性は非常に少なくなったと思われ
今後この特許記載のATPを使用する方法で肝臓から得られ
たOct3/4陽性細胞がなんらかの方法で体細胞へ分化す
るかどうかは確認するべきだと思いました。(完全に再現で
きないわけではないので、再現性が落ちる原因となる見落と
しているファクターが無いとは今も言えませんが)。再現性
の問題なのか、不正なのかは、この実験では明確になりませ
ん。個人手技がほとんど関係しないSTAP幹細胞作製と、
FI幹細胞作製でも再現がとれず、優れた手腕を持つ清成博
士でもキメラマウスを造れなかったことからも若山博士への
疑惑が生じますが、それを晴らすには若山博士がこのOct
3/4陽性細胞からキメラマウスを造るか、他の研究員の操
作を疑うか、他の原因がありえると説明する以外に無いと思
います。また、若山博士だとできる可能性もまたゼロとは言
えません。 http://bit.ly/1MlAYns
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