http://www.asyura2.com/15/nature6/msg/115.html
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「若山氏には重大な説明責任がある」(EJ第4092号)
http://electronic-journal.seesaa.net/article/423604684.html
2015年08月06日 Electronic Journal
若山研究室に残されているSTAP幹細胞は、全部で25株で
す。小保方氏が若山教授と共同研究をしていた2012年1月〜
2013年3月までに樹立したSTAP幹細胞のすべてです。既
に取り上げていますが、再現します。
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1. FLS ・・・ 8株
2.AC129 ・・・ 2株
3.FLS─T ・・・ 2株 ←
4. GLS ・・・ 13株
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このうち「3」の「FLS─T1/2」は、若山教授が小保方
氏の指導を受けて作製したものです。自らマウスを交配して生後
1週間の赤ちゃんマウスをつくり、その脾臓からリンパ球を取り
出し、弱酸性の液に浸して刺激を与えた後、培養して複数のST
AP細胞の作製に成功したのです。
若山教授は、それらの複数のSTAP細胞の幹細胞化を試み、
2株のSTAP幹細胞の作製に成功しています。それが「FLS
─T1/2」の2株です。探究心の強い若山教授のことですから
そのさいキメラマウスも作っているはずですが、そのあたりは若
山教授は明言していません。しかし、キメラは作っているはずで
それは成功していると思います。
桂調査委員長の記者会見のさい、この「FLS─T1/2」を
取り上げて質問した記者がいます。そのときの桂委員長と記者の
やり取りを再現します。
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記者:以前、若山氏がただ一度だけ小保方氏の指導で一からST
AP細胞を作り、STAP幹細胞を作ったとのことですが
これはマウスから作ったわけではなく、何らかの処理され
た細胞から作ったという理解でよいか。
桂氏:マウスから作った。最初から最後まで。山梨大に出る前に
若山さんでもできるかやってみようと思って、若山研の人
たちが試したができなかったので、自分でやってみたいと
いうことで教えてもらったらできた。これは若山研に保存
されていたので、それをいただいて調べた。
記者:なぜ一回再現できたか。不思議ですが・・・。
桂氏:不思議です。STAP細胞ができたというのは、小保方氏
以外で操作してできたというのは、我々の確認している限
りでは、この若山氏の1回だけです。
──桂研究論文調査委員会の記者会見より
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質問した記者としては、記者会見の前に桂委員長が調査委員会
の結論として、「STAP細胞はES細胞が混入したもの」とい
う報告が行われたので、まさかマウスからではなく、「何らかの
処理が行われた細胞」(そこにES細胞が混入)が小保方氏から
渡されて、それから作製されたものと思ったのです。
ところが、若山教授は赤ちゃんマウスづくりの最初から、最後
まで(おそらくキメラ作製まで)、一人で操作して成功していま
す。それでは小保方氏はES細胞をどこで混入させるのでしょう
か。だから記者は「不思議ですが・・」といったのです。そうし
たら、桂委員長も「不思議です」と返しています。答えになって
いません。まさに語るに落ちるとはこのことです。桂委員長も説
明できないのです。この事実は、「STAP細胞は最初から存在
せず、その正体はES細胞である」と完全に矛盾します。
これこそ「STAP細胞はある」という証明ではないでしょう
か。ES細胞の分野ではプロである若山教授自身が自分でやって
成功しているからです。それとも、何かの間違いでSTAP細胞
ができたというのでしょうか。そうでなければ、小保方氏が何ら
かの魔術でも使ったというのでしょうか。
その若山教授が誰よりも先駆けて「STAP細胞はない」と主
張したのです。理解に苦しみます。若山教授はこの点について納
得のできる説明をすべきです。このことに関連して人が1人亡く
なっているからです。説明責任があるはずです。そしてもっと不
可解なのは、NHKをはじめとする各種メディアや、日経サイエ
ンスなどの有力科学雑誌のすべてが、この矛盾点を何も問題にし
ないでスルーしていることです。
さらにもっと不思議なことがあるのです。桂調査委員会は、若
山教授が自ら作製した「FLS─T1/2」の遺伝子解析をして
いますが、それが大田浩研究員が作製したES細胞と遺伝子がよ
く似ていたことです。
この大田研究員の作製したES細胞の一部がチューブに入れら
れ、「ES」というラベルが貼られた状態で小保方研の冷凍庫か
ら発見されています。この大田ES細胞は少なくとも2014年
6月以前にはCDB内にはなかったものです。なぜなら、大田氏
は2009年にCDBの若山研を転出するさい、それらをすべて
持ち出しているからです。
それならば、なぜその大田ES細胞の一部がチューブに入れら
れ、小保方研究室の冷凍庫にあったのでしょうか。誰かが悪意で
入れたとしか考えられないのです。小保方氏がCDBに出入りす
る前の話であり、物理的に小保方氏自身が、小保方研の冷凍庫に
入れることはできないからです。
それではなぜ、2014年6月以降に大田ES細胞は都合よく
出現したのでしょうか。それは、山梨大学の若山研が遺伝子解析
をするため、大田氏に依頼して、若山研に冷凍状態で送付しても
らったからです。したがって、2014年6月(日は不明)以後
はそのES細胞は山梨大学の若山研にあったことになります。な
お、この事実はメディアでは報道されていないのです。
「FLS─T1/2」もES細胞──それも若山研に存在しな
いはずのES細胞由来のものということになります。若山教授は
これに対して、どういう説明をするのでしょうか。
── [STAP細胞事件/065]
≪画像および関連情報≫
●週刊定年マガジン/STAP細胞事件/第3回
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◎みんなが「嘘」をついている!?
理化学研究所が委託したSTAP細胞に関する調査委員会
(桂勲委員長)の「調査報告書」を読み返すと誰かが「嘘」
をついているとしか思えないが、それは、ES細胞の“混入
犯”一人でもないような気がする。『オリエント急行殺人事
件』ではないけれど、関係する全員が程度の差はあれ、何ら
かの理由で、「嘘」をついていたとも思えてくる。いや、理
研という組織に立ち戻ってみると「うすうすは捏造だったと
気がついていた」のだが、それは胸にしまっておいて「(俸
給をいただいている)理研のために黙っていようよ」という
組織的な「嘘」だったような気もするのだ。
◎クリスマス明けの会見
「調査報告書」が発表されたのは、2014年のクリスマ
スの日だった。サンタのプレゼントにしては皮肉だが、その
翌日、理研調査委の記者会見が行われた。記者たちとの問答
には、「調査報告書」を自ら執筆した桂委員長が応対した。
「STAP細胞:理研調査委員会の会見一問一答」毎日新聞
デジタル2014/12/26より抜粋)
――(STAP細胞研究論文を)指導する立場とは、誰のこ
とを言うのか。
桂 2011年4月から約2年間なので、若山さん、笹井さ
ん。亡くなられた方の名前を出すのは心苦しいが(研究の)
将来を思うと、論文をまとめる人も注意を払う必要があった
と。上層部の人は心に傷を負っていると思う。
http://bit.ly/1SQNhbq
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