http://www.asyura2.com/15/nature6/msg/105.html
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「STAP細胞事件」−STAP細胞はES細胞の混入であることは証明されていない 2015.07.22」
(和モガ)
http://wamoga.blog.fc2.com/blog-entry-82.html
★先に紹介した「「STAP細胞事件」−ES細胞の混入?そんな単純な事件ではない! 2015.07.22」(和モガ)http://www.asyura2.com/15/nature6/msg/103.html に続く記事である。
★この記事では、STAP幹細胞、FI幹細胞とES細胞の関係が検討されている。
★そして、桂調査委員会は、ES細胞の作成時期を明らかにせずに、ES細胞の混入だと言っているSTAP関連細胞が存在する、と指摘している。
(南青山)
「桂調査委員会」の報告書で調査したとされるSTAP細胞関連株は下の表の12種類である。参考資料(http://www3.riken.jp/stap/j/s9document30.pdf)P67をみると実際には15種類、調べられているが、ここでは12種類しか表に出ていない。これはあやしいと思うのだが、それはさて置く。「桂調査委員会」が「STAP細胞はES細胞の混入である。」としているのであれば、最低限、以下の根拠を示す必要がある。
(1)STAP細胞とES細胞において遺伝子情報が一致する。
→STAP細胞は増殖能力が低くすぐに死滅してしまうのでSTAP細胞自体の試料は残っていない。STAP細胞を特殊な培養液で増殖能力を持たせたSTAP幹細胞、FI幹細胞(STAP細胞から作られる幹細胞の別種)の試料があり、それと比べて遺伝的に極似でなければならない。
(2)STAP幹細胞、FI幹細胞よりもES細胞の方が先に作られている。
→これは混入する(させる)のであるから当然である。
STAP関連細胞株一覧
ここで、表の@〜Gまでが小保方研もしくは若山研にあった試料でH〜Kまでは他の研究室からわざわざ取り寄せて調べたものである。
この表で、各STAP幹細胞、FI幹細胞とGFPタイプ(ある条件のもとで緑色に光る遺伝子タイプ)、性別、遺伝的背景、特徴的な欠失等(Chr3/8は第3染色体/第8染色体を表す)が同じであるES細胞が存在することが分かる(色分けされた線で繋いである)。従って(1)は証明されているように思える。しかし、(2)についてオレンジ色のラインの関係をみてほしい。Hはもともと研究室にはなかったES細胞なので除外するとGの作成日は不明である。このため、GがSTAP幹細胞@、FI幹細胞Aより先に作られたどうかは不明で、Gが混入したとは言えないのである。ES細胞の混入だというなら、少なくともGが@より先に作られていることを科学的に証明しておく必要があった。しかし、その手順を踏まず、「桂調査委員会」はES細胞の混入だと言っているのである。
このGの129/GFP ESは小保方研のフリーザーから見つかったES細胞で、小保方氏が盗んだというES細胞の一つである。これについては作者不詳で小保方氏はじめ若山研の関係者は皆、知らないといっており、存在すること自体、あやしい細胞である。次回は、このGが@のSTAP幹細胞が出来た後に作成されており、従って、ES細胞の混入は起こっていないことを示そうと思う。
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