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(回答先: 唱歌・子供の情景(1)〜(13)完全版 投稿者 で爺 日時 2015 年 12 月 29 日 22:20:36)
オレなんかが、無謀にも作曲(笑)をやり始めたのは、このビデオクリップを見たことが、
頭の片隅にあったからでしょうな。
「実験」が始まるのは下のクリップの1255くらいから。
BBCらしく大仕掛けに見せているが、つまりは、音をランダムに選んでピアノで弾いてみた・・・、
ということですな。
しかし、音楽家で音楽啓蒙家のグッダールがランダムに音を選ぶことは不可能だから、
集まった人にピンポン玉を引かせて、書いてあった番号とおりに順番に鳴らしてみるという仕掛けだ。
結果を総括して、この人は、こうやって偶然に選ばれた音列を引いて見ても、
「それほど weird (ヘン)ではない」・・・と、言っておりますね。
ドキュメンタリーはここをトバ口に音階の説明に入るのだが、おれにとっては、
この発言が「作曲に踏み切る」自信につながったようだ・・・(笑)
しかし、これはピアノという楽器が、奏でたメロディきれいに聞こえるように音を整理して作られた
「文明の利器」だからであって、このランダムな音列を、「ほぼ音痴」のおれが再現しようとしたら、
ものすごく weird なものになったに違いない。
ピアノというのは「ほぼ神さまに近い」存在だな。オレなんか、ドレミファソラシドと弾いただけで、
「なんてきれいなのだろう・・・」と思うね。これ自体が既にメロディーだし、これを例えば、ドーレミファ・・・みたいに頭の音を伸ばすと、別のメロディになっちゃう。
もうちょっと変えて、
ド ド(上のドにとぶ)シラソファミレ
ド ド(同上)シラソファミレ
ド ドシラソファミレ ドミソドー(下のドでおわる)
これだけで、なんか気持ちよいなー・・・と思う。
これに例えば、
お正月が来た
お正月が来た
お正月はどこに いこおう
みたいな歌詞をつければ、お正月の歌になっちゃう。
「絶対に」、ピアノがないとこんなことできないね、オレなんか。
別の音楽ドキュメンタリーの冒頭で、グッダールが、
「ほんの数世紀前には、普通の庶民が自分のお気に入りの音楽をコンサートで聴く機会は、
一生涯に数回しかありませんでした、しかし今では・・・」
みたいなことを述べていて、この数世紀に音楽が爆発的な勢いで大衆化したことを指摘しているが、
ピアノもけっこう貢献したらしいね。
産業革命の前後に、ピアノの大量生産が可能になり、お金持ちになり始めたヨーロッパの中産階級が、こぞってピアノを購入したんだそうだ。貴族ではないが、良家の子女である以上はピアノくらい弾けなければならない・・・どうも、そういう雰囲気が作用してブームになったらしい。
これは、前世紀まで維持されたピアノのイメージ(今でもかな。しかし、キーボードが2万円で買える世の中だしな・・・笑)だが、そういう見栄を抜きにしても、楽譜さえあれば(だから活版印刷の発明も音楽の普及に貢献している)、調律によって多少の差異はあるにしても、同じメロディーが奏でられるということが、当時はものすごく画期的なことだったようだ。つまり、今の電子信号の役割を、当時はピアノが担ったわけですな。
ピアノが大貢献したというのは、実感としてわかるな。ギターも音楽の大衆化に大きく貢献した楽器だと思うが、やり始めの頃、音を出すのが大変だから。(と思う。練習しようとしたことないけども)ピアノの場合、押せばとりあえずその音が出る、そして、ドレミファソラシドと弾いただけでキレイ・・・これが大きな魅力だな。オレのような典型的一般大衆にとって、とっても近づきやすい楽器なのですよ。
、またとりとめもないことを書いてしまったが、
ピアノはえらい。
ピアノがあれば(あと楽譜作成ソフトがあれば)巧拙は別として、誰でも作曲はできる。
これが結論(笑)
ではでは
- 唱歌・子供の情景(1)-(13)完全版〜歌詞テロップつき で爺 2015/12/30 19:24:20
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