先に投稿した「笹の葉は・・・」のメロディーを Finale で短調にした。映像は、タイの田舎で撮影。

これ楽譜を見ると、ホ短調における第二音、「ファ」が半音あがるだけなのですな。なんで、これだけで、曲調が変わってくるのか、しつこいようですが（笑）・・・不思議だ。短調には、内在的に、人間に哀歓を抱かせる何かがあるのか？あるいは、社会的な刷り込みの結果なのか？

独裁政権のマッドサイエンティストになることができたなら、一人、クローン人間を作って、実験してみたい。子供の頃から、短調の歌を聞かせてからおっぱいを与えるとか、なでなでしてあげるとか、そういう風に習慣づけ、短調と「楽しい気分」とが観念的に連合するように仕向けるのだな。そうすれば、この人は、短調の曲を聞けば楽しい気分になるかも（笑）

しかし、これ、オレが知らないだけで、民族学（文化人類学と言うべきか）かなんかの分野で既に研究があるかもね。「音階と共同体における共通感覚に関する一考察」とかね・・・メイウッテ（笑）日本の民謡なんかでも、哀調をおびたメロディーが、おめでたい場で、お囃子にのせて歌われたりするから（佐渡おけさ、なんかどうかな）、今の我々の感覚で、割り切れる問題ではないのかも。

ではでは
　

コメント
1. 2015年12月11日 07:55:21 : WxHM9R3s02 : MnPvxfFzog8[8] ありゃ、なんかおかしいなと思って、確認してみたら、「笹の葉は・・・」は、嬰ホ長調で、「防人に・・・」はホ短調だった。どうしてそうなっちゃったのかな。失礼。 投稿者
2. 2015年12月11日 08:13:09 : WxHM9R3s02 : MnPvxfFzog8[9] 訂正。 ホ長調と比較すると、このメロディの場合、第三音のソが、ソのシャープから、白鍵盤のソに半音下がるだけなんだな。（第一音から第三音までしか使ってないからね） 失礼
3. 2015年12月11日 08:23:15 : WxHM9R3s02 : MnPvxfFzog8[10] >>1 あ、嬰ではなく変ホ長調だ。ややこしいね、まったく。 ややこしい名前つけるから、オレなんか常に脳内還元に失敗する（笑） 下ミ長調とか上ド短調とか言えばいいのにね。 で

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