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この映画は古い
確か、1984年頃だったと思う。
最近WOWOWで放送していたので、
再度、観たが、
決して面白い映画ではない。
ケンブリッジ・サークルの一人
ガイ・バージェスの
寄宿舎時代を映画にしたものだが、
その内容は、
イギリス特権階級の
御子息が、
男ばかりの
むさくるしい
全寮制の寄宿舎で、
ストイックな生活を余儀なくされ、
人間性を破壊され、
抑圧され、
まるで刑務所のような生活の中で、
保身をよりどころに
サバイバルしていく物語だ。
ガイのホモ志向もこの物語の
演出に一役買う。
もうひとつは、
相棒の共産主義かぶれでもある。
映画の中で、
ここに集まるのは、
「変態とアカばかり・・」
というセリフが出てくる。
実際は、
諸々の国家や
諸々の国家権力を凌駕する勢力の
下僕を教育し、洗脳し、
従順にするのが、
階級社会の権化である
イギリスの特権階級の教育の実態である。
人間の破壊、
人間性の破壊、
人間の良心や良識の破壊、
人間としての心の破壊を
ここで着々と行い、
彼らは、その洗礼を受け、
世界に旅立ち、
国家権力を凌駕する連中の
下僕を忠実にこなすのである。
映画の中に演出として
登場するホモセクシャルや共産主義かぶれは、
それが実際にあったとしても、
枝葉の問題で、
我々を別の視点で、
欺く為の仕掛けでしかない。
本質は、
従順で
主体性のない、
エリートをつくり、
下僕にすることである。
映画の冒頭に、
疲れ果てた、
ガイが、
ゾンビのようなたたずまいで、
インタビューに答える。
ガイは、亡命先のソ連の生活に
最後までなじめなかった。
酒を煽り、
無駄で無意味な人生を
ソ連でおくり、
ゾンビになったのである。
彼も、ケンブリッジ・サークルを操った
ヴィクター・ロスチャイルドに人生を破壊されたのである。
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