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(回答先: イランの精神的指導者と世俗的指導者 異なる経済目標を立てる:ロウハニ大統領は「開放経済」、ハメネイ師は「自立経済」 投稿者 あっしら 日時 2016 年 3 月 21 日 04:07:37)
ハメネイ師「米に抵抗するためにも経済強化を」[NHK]
3月21日 6時27分
経済制裁が解除されて初めてイラン暦での新年を迎えるにあたり、最高指導者ハメネイ師が演説し、ヨーロッパの銀行などとの取り引きがいまだ正常化されないのは背後にアメリカの影響があると非難したうえで、アメリカに抵抗するためにも自国経済の強化に取り組む方針を示しました。
イランで国政の実権を握る最高指導者のハメネイ師は、イラン暦で新年を迎えたのに合わせて20日、北東部のマシュハドで演説しました。
イランでは、核開発問題を巡る欧米などの経済制裁がことし1月に解除されましたが、ハメネイ師は「ヨーロッパとの銀行取引などでいまだに問題が続いている」と述べ、制裁を解除したあとも、アメリカがほかの国への影響力を行使するなどして制裁の実質的な効果を維持しようとしていると非難しました。そのうえで、ハメネイ師は「譲歩か圧力の二者択一を迫るのがアメリカという国だ」と述べ、アメリカに抵抗しイスラム体制を守るためにも、制裁の影響を受けないよう生産基盤の整備を進め、経済の強化に取り組む方針を示しました。
一方、20日は、ロウハニ大統領も国営メディアを通じてメッセージを発表し、新年は5%の経済成長を目指す方針を示しましたが、アメリカなどへの抵抗姿勢は強調せず、欧米との関係を巡る指導部の中の路線の違いをうかがわせるものとなりました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160321/k10010450681000.html
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