★阿修羅♪ > 国際12 > 762.html
 ★阿修羅♪  
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ
サンダース出馬で「社会主義」が禁句でなくなる〜米大統領選レポート(レイバーネット日本)
http://www.asyura2.com/15/kokusai12/msg/762.html
投稿者 gataro 日時 2016 年 3 月 03 日 08:56:45: KbIx4LOvH6Ccw Z2F0YXJv
 

サンダース出馬で「社会主義」が禁句でなくなる〜米大統領選レポート

     サンフランシスコ・和美   
http://www.labornetjp.org/news/2016/0302us

アメリカでの大統領選挙戦の報告です。こちらでは現在、大統領選の民主党と共和党の予備選挙が2月より始まって6月半ばまで続き、その後はそれぞれの党の代表が11月の大統領選まで選挙運動をしますので、ここ約1年程は毎日そのニュースでいっぱいです。特に今年は前代未聞の選挙で毎日がサーカスの様です。今年の選挙はアメリカの社会の不満層が右はもっと右に、左はもっと左に(左と言ってもいわゆるリベラル派)に動いている現れのようです。

まず共和党ですが、どうやらニューヨークの資産家トランプが指名を受けそうです。共和党はかなりの州が勝者が全delegates(代議員)を勝ち取る仕組みになっていて、これは元々は党の指導者が、主流を行く代表を選びやすくする為に決めた仕組みのようで、予備選の始めの方に南部の保守的な州をさせて、保守派がまず流れを固めてから後半を有利にしようという計算です。

delegates(代議員)の数の一番大きなカリフォルニアなどは最後の6月ですから、ここにくるまでにはいつも既にほとんど決まっています。ところが今回は当てが外れたようで、予想ではトランプが大体どの州も40%かそれ以上の支持を得ているため大差でdelegatesの数をとりそうです。指導層はこれをなんとか阻止しようと、毎日、特にトップ3人(トランプも入れて)の候補者が、子供のガキ大将がお互いを罵倒し合うようになじり合っています。

マルコ・ルビオは「トランプは世界一流の詐欺師だ」といい、「トランプの手は小さいが手の小さいやつは信じる事が出来ない」、また「彼は顔に日焼け色のスプレーをして、日焼けしているように見せている」などなど。

それに対してトランプは「ニューヨークの5番街で誰かをピストルで撃っても皆俺に投票してくれる」と言ったり、ボトルの水を床にまき散らしながら、「小さいマルコは討論の前、のどがひからびていて、付き添いに水、水とどなっていた」と子供のように相手をけなし合っています。

共和党の指導者などは、もしトランプが代表に選ばれたら彼をサポートしない、中には民主党のクリントンに投票すると公に言っている人もいます。このような状態では、多分この秋を待たずにひょっとして1854年以来続いた共和党は分裂するかもしれません。

一方、民主党の方ですがクリントンとサンダーズが競っています。サンダーズは前は無所属で自分は社会主義者だと言っていました。彼はこの大統領選に立つため、直前に民主党に入党し、"democratic socialist”だと言っています。アメリカでは共和党と民主党以外の第3党が選挙に出るのは、最近ではほとんど不可能に近い状況です。彼が立候補した時、最初は党指導部はアメリカでは社会主義者は絶対に支持を得られないとたかをくくっていましたが、最近は彼がかなりの支持を受け出したので少し慌て出したようです。

アメリカではほんの最近まで、普段の会話に社会主義とか共産主義という言葉は禁句でした。ところが若い人達や労働者の間で学校を借金で卒業してもろくな仕事が得られない、また賃金が低すぎてフルタイムで仕事をしていても生活出来ない、それどころかフルタイムすら手に入らないという状況の中で、彼の提案している方針は大変魅力的ですから、「彼は社会主義者だけどいいのか?」という質問に「それがどうした?」と答えが返ってきます。

資本主義の現状が、アメリカ人の考えを内から変える土台があったのですが、サンダーズの出馬により、少なくとも今までの社会主義という禁句を普通に受け入れられるようにしたのです。しかし現在、アメリカの両議会ではどちらとも共和党が支配していますから、サンダーズのfree education(大学迄、ただの教育)、 single payer health care(国が運営する国民全員の健康保険)、 $15 minimum wage(federal)(国の最低賃金−州や市の最低賃金はそれと同等かそれ以上) などが議会を通るのは今の所、ほとんどないと思いますが、若者、労働者にとっては提案してくれるだけでもこの候補者に希望がみえるのでしょう。彼自身、「どのようにして実際これらを実現するのか」という質問に対して、"political revolution” を起こすのだ、という漠然とした答えしか返ってきません。

今日のスーパーチューズデー(11の州での予備選挙+3州の共和党のコーカス)でトランプはかなりの州の票を得て、他を大きく離して先頭を走っています。サンダーズもかなり善戦しています。今年の選挙は今までと違っておもしろくなって来ました。



 

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
 
1. 2016年3月03日 14:44:54 : nJF6kGWndY : n7GottskVWw[916]

所詮は、一時的熱狂だろうが

オバマケアすら満足にできず自己中が多い米国人に、社会主義は、かなり厳しそうだな

とりあえず高過ぎるハードルを下げて日本の真似をするレベルから始めないと国家分裂する確率は高い


2. 2016年3月06日 16:27:23 : LY52bYZiZQ : i3tnm@WgHAM[1603]
米大統領選候補者選び 共和・民主ともに2位が健闘する展開に

フジテレビ系(FNN) 3月6日(日)12時56分配信
アメリカ大統領選挙に向けた候補者選びで、5日、共和党と民主党の予備選挙や党員集会が開かれた。
4つの州で党員集会などを行った共和党では、2つの州でドナルド・トランプ氏の敗北が確実になった。
序盤戦の山場、「スーパーチューズデー」で勝利したトランプ氏の勢いが続くがどうかが焦点だったが、トランプ氏と2位のクルーズ氏と激戦となっている。
トランプ氏は、ルイジアナ州で勝利し、指名に向けて、1歩駒を進めたものの、テッド・クルーズ氏との間で激戦となっている。
トランプ氏は「このまま勝ち続ければ、素晴らしい大統領が誕生する。そしてアメリカは、再び偉大な国になる」と述べた。
まず、共和党だが、4つの州で党員集会などが行われ、現在、トランプ氏は、今回の中で代議員数が最も多い、ルイジアナ州で勝利を確実にし、ケンタッキー州でもリードしている。
一方、クルーズ氏は、中西部のカンザス州で、およそ5割の得票で圧勝したほか、メーン州でも勝利し、すでに2勝を確実にしている。
勢いに乗るトランプ氏に対し、クルーズ氏が健闘する展開となっているが、アメリカメディアには、前回の大統領選挙で、共和党候補だったミット・ロムニー氏が、直前にトランプ氏を「詐欺師」などと痛烈に批判したことが影響したという見方がある。
また民主党では、3つの州のうち、2つの州でバーニー・サンダース氏が勝利を確実にするなど、共和党・民主党ともに、2位が健闘する展開となっていて、今後の指名レースの行方に影響するとみられる。

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20160306-00000119-fnn-int


  拍手はせず、拍手一覧を見る

フォローアップ:


★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
投稿コメント全ログ  コメント即時配信  スレ建て依頼  削除コメント確認方法

▲上へ      ★阿修羅♪ > 国際12掲示板 次へ  前へ

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。
 
▲上へ       
★阿修羅♪  
国際12掲示板  
次へ