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英国にとって安全保障の基本は自国とNATOのはずなのに、EUからの離脱が安全保障の脅威につながるという頓珍漢な説明をしているキャメロン首相に対し、EU離脱派のボリス・ジョンソンロンドン市長がEUから離脱しても安全保障に問題はない、EU残留派のスコットランド自治政府スタージョン首相が恐怖を煽るのは逆効果で残留するメリットを訴えるべきだと批判している。
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英キャメロン首相:英国はロシアの侵略とテロの敵意を考慮してEUに留まるべきだ
2016年02月29日 12:39
英国がEUに留まるべき理由の1つは「ロシアの侵略である」と英国のデーヴィッド・キャメロン首相が発言した。
英国では6月23日にEU離脱の是非を問う国民投票が行われる。キャメロン首相はこれに英国の未来が懸かっていると考える。EUからの離脱は経済に関してだけではなく、英国の評判や安全保障にとっても非常に大きなリスクだからだ。それゆえにEUからの離脱に賛成票を投じるつもりであるなら、その前に先ずその決定がもたらす影響を長期的展望の下でしっかりと考えねばならない。
キャメロン首相はイスラム過激派のテロや移民危機、イランの核プログラムの危険な見通しと並んで、ウクライナで起きている事態との関連でロシアについても言及。こうした脅威に対抗するためにもヨーロッパ諸国は団結しなければならず、そしてもし必要であるならば米国やNATOとも協力する必要があるとした。
「もちろん、英国は強国であり、世界で5番目の経済大国だ。すぐれた軍事力も持っている。しかし、この数年の間我々を脅かしてきた脅威について考えてみてほしい。イランの核プログラムの見通し、ウクライナにおけるロシアの侵略、移民危機の衝撃、イスラム過激派・テロの敵意といったことだ」とキャメロン首相は英紙デイリー・テレグラフのインタビューで語った。
http://jp.sputniknews.com/europe/20160229/1696457.html
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