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恐れられていた移民・難民暴動が発生
http://www.globaleye-world.com/2016/03/556.html
2016.03.01 15:14 GLOBAL EYE
AP通信等が一斉に報道していますが、ギリシャ北部イドメニ近くで、隣国マケドニアへの入国を阻まれた7000人余りの難民の一部が国境フェンスに殺到し、ギリシャ・マケドニア国境を隔てるフェンスの一部を破壊しマケドニア側に入り込み、これに対してマケドニア国境警備当局が催涙弾などで応じたと報じられています。
すでに今年に入りギリシャに入り込んでいる移民・難民は11万人を超えており、このうち5〜7万人がギリシャで足止めをされており、今回のような暴動が起こるのは予想されたことであり、とうとう起こってしまったと言えます。
今後、同様の暴動がヨーロッパ・中近東の移民・難民収容所で発生し、対応に当たっているUNHCR職員に危害が加えられた場合、事態は深刻化し、UNHCRが撤退することもあり得ます。
制御する手段を無くした移民・難民数万人規模が暴徒化し一般住民が住む地区になだれ込み、住民に危害が加えられた場合、治安を回復させるために軍隊が投入される事態になれば大規模流血もあり得、対立は決定的となり、ヨーロッパに入り込んでいる100万人規模の移民・難民が国外退去処分となることもあり得るのです。
恐ろしい事態に発展しなければ良いですが、先のレポートの通りこの問題には解決策がない以上、事態は日々悪化すると見ておいて間違いはないかも知れません。
◇
増え続ける難民、欧州各地で衝突 国境フェンス破壊も
http://www.cnn.co.jp/world/35078742.html?tag=top;mainStory
2016.03.01 Tue posted at 15:32 JST
難民が国境フェンスを破壊した
(CNN) ギリシャとマケドニアの国境で29日、大勢の難民が有刺鉄線のフェンスを突き破り、国境警備当局と衝突した。同地では増え続ける難民と流入を阻止しようとするバルカン諸国との間で緊張が高まり、暴動に発展する事態になっている。
一方、フランス北西部の港湾都市カレーでは同日、当局が「ジャングル」と呼ばれる難民キャンプの解体に乗り出し、衝突が起きた。
マケドニアと国境を接するギリシャのイドメニ村は、欧州西部を目指す難民の主要ルート上にある。国境フェンス前に集まった難民は大きな柱を使ってゲートを破壊し、当局は催涙弾やゴム弾で応酬した。
マケドニア内務省の報道官は、力づくでマケドニアに入国しようとした難民数千人を国境地帯で阻止したと説明している。国境はその後再び封鎖された。
ギリシャは難民らにとって欧州への「入り口」ともなっている
イドメニ村にいる「国境なき医師団」の担当者によると、この衝突で子ども10人を含む23人が軽傷を負った。15人は催涙ガスによる呼吸器系の症状を訴え、7人は有刺鉄線で負傷、1人はゴム弾がかすめて軽傷を負ったという。
イドメニ村では国境を通過できる難民の数が減り、28日夜以降は1人も通過できなくなったため、絶望感が深まっていたという。同地の難民キャンプには、定員3000人の施設に7000人以上が滞在している。
この数日前、「バルカンルート」上に位置するオーストリア、スロベニア、クロアチア、セルビア、マケドニアの5カ国がウィーンで会合を開き、難民の流入数を減らすための国境管理強化で合意した。
これに対し、難民受け入れの分担を呼びかけた欧州連合(EU)の方針に反するとの批判が噴出。ギリシャにたどり着く難民は増え続ける一方で、このままでは危機的な状況に陥りかねないとの懸念が強まっている。
仏カレーにある難民キャンプでも衝突が起きた
フランスのカレーでは当局が29日から難民キャンプの一部解体に乗り出した。同地に広がる難民キャンプには、英国への不法入国を目指す難民数千人が滞在していた。
野営施設を解体しようとする当局に対して難民側は投石で抵抗。当局は催涙ガスを使用した。
当局は衛生状態が良くないという理由で難民キャンプの南半分を解体する計画。北半分に暖房や照明設備を備えた輸送コンテナ製の宿泊施設を設置して数千人を移動させ、残る難民は別の場所に移動させる。
地元当局者によると、29日正午ごろまでに小屋やテントなど約30棟を解体した。現場にはソーシャルワーカーや難民支援団体の職員を守る目的で警官100人が出動している。難民を移動させる作業には数週間かかる見通し。
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