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〔”大国”復活? プーチン率いるロシア/大予測2016−NHK 元旦〕
ロシアは2014年、米国やEUとの対立をものともせずクリミアを強硬に併合した。去年9月にはシリアへの空爆に参加。そんな中、
ロシアは欧米からの経済制裁に加え、原油価格の低迷、ルーブル安、物価上昇し市民生活は逼迫している。さぞかしプーチン大統領への不満が高まっているかと思いきや、
老人福祉施設の老婦人「プーチンを止めさせてはいけません。この先も彼にすべてやらせるべきです。正しい方向へ向かっています。ロシアは無敵です。かつてのような大国に返り咲きます」
なんと大統領の支持率はほぼ90%。生活が大変なのにどうしてプーチン大統領を支持するのか?
地元モスクワでの展覧会にそのヒントがあった。絵のほとんどがプーチン大統領を世界のテロと闘うヒーローとして描き称賛するものであった。ロシア国内でのまたの名は「ツアーリ=皇帝」である。圧倒的人気のプーチン大統領が率いるロシアは次にどんな一手で世界に挑むのだろうか。
実はロシア人の多くは「夜も眠れない…」という悩みを抱えている。それは、ソ連崩壊後、ロシアと西側諸国との間にあった東欧社会主義国は崩壊し、中にはNATOに加盟してしまう国々まで現れた。ロシアの人々にとっては、自分の庭ぐらいに思っていたウクライナまで親米政権ができたしまった。このロシアの人々の気持ちに応えてプーチン大統領は、クリミア併合、アサド政権支持、とプーチン大統領の断固たる態度にロシア人は「プーチン大統領万歳!」と支持している。
大越健介「ロシア人の意識の中には、あのソ連時代の広大な領土というのがあって、いまどんどん追い詰められている、そのことを理解しないと、今のプーチンさんの気持ちは理解できないのではないか」
川上量生(IT経営者)「冷戦後、西洋はロシアをいじめ過ぎてきたと思う。生活が苦しくなれば、プーチンへの批判が増えるだろうというのは(西洋の)傲慢な考え方だと思う」
ロシアは今後どうなっていくのか。
ドミトリ・トレーニン(カーネギ財団モスクワ)「今世界には三つのプレイヤーがいる。@米国、A中国、Bロシアである。今ロシアは神出鬼没な動きでライバルを翻弄しようとしている。米、中、露。この三つのプレイヤーが近い将来の主人公である」
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