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http://www.excite.co.jp/News/world_g/20151225/Mainichi_20151225k0000e030179000c.html
◇原発建設などエネルギー分野での協力強化も合意
【モスクワ真野森作】インドのモディ首相とロシアのプーチン大統領は24日、モスクワでの首脳会談後に共同声明を発表した。インドは、軍事介入でアサド政権を支えるロシアのシリア政策について事実上の支持にまで踏み込んだ。経済面では原発建設をはじめとするエネルギー分野での協力強化で合意した。
露印両国は声明で、「シリアの主権と領土の一体性を支持」し、「内戦の解決は外部の干渉や事前条件のない国内対話によってのみ可能」との共通認識を表明した。干渉や事前条件は、米欧が主張するアサド政権の退陣を指すとみられる。
シリア内戦の調停で主導権をうかがうロシアにとって、インドの支持はプラスとなる。プーチン氏は共同会見で真っ先にシリア問題に触れたうえで「インドは国連安保理常任理事国候補に最もふさわしい国の一つだ」と称賛。モディ氏も「地球規模の課題に関して私たちの立ち位置は非常に近い」と強調した。
インド側は、経済分野でロシアから見返りを得た。ロシアの技術でインドに12基の原発を建設する計画の推進を確認し、これまで以上に技術移転を進めることで合意。ロシア国内の油田・ガス田の探索に関する協力の覚書なども結んだ。
両国の石油会社は今年7月、ロシア側が今後10年間に毎年1000万トンの石油を供給する正式契約を結んでおり、エネルギー分野での結びつきがさらに強まった。商用ビザの簡素化も決まった。
一方、インドが求めていたロシアの最新式対空ミサイルシステム「S400」5基の売却は言及されなかった。結論は先送りとなった模様だ。
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