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件名:日本の新幹線がインド高速鉄道を受注 「戦国時代」到来
日時:20151210
媒体:人民網日本語版
出所:http://j.people.com.cn/n/2015/1210/c94476-8988426.html
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日本の「特産品」といえる新幹線の海外への普及拡大の道のりは思ったほど簡単なものではない。今年に入ってから、新幹線は高速鉄道の戦いで中国に負け続けてきたが、このほどインドで一矢を報いることができた。良いことは続くもので、低迷していた日本経済も最新のデータが発表されると一息つくことができた。第3四半期(7-9月)に経済が力強い伸びを示し、垂れ込めていた暗雲が払われたのだ。「北京商報」が伝えた。
▽新幹線は「日照りの後の慈雨」
日本経済新聞社が8日に伝えたところでは、日本とインドは12日に行われる首脳会談において、インド高速鉄道プロジェクトで日本の新幹線方式を採用することで合意する見込みだ。プロジェクトの総事業費用は約9800億ルピー(約1兆8千億円)で、日本は期間約10年の円借款1兆円を供与する計画という。日本がインドで受注する初の高速鉄道プロジェクトであり、注目を集めている。
実際、インドと日本は高速鉄道プロジェクトで「利害関係が素早く一致した」。インドに早急な鉄道建設のニーズがあるからだけではない。日本の安倍政権は内需の不振を受けて、かねてよりインフラ分野の輸出を経済発展のための「海外エンジン」ととらえてきた。ベトナムやインドネシアの高速鉄道プロジェクトの戦いでたびたび利益を取り逃がしてきた日本は、「順調な取引」を獲得する必要に迫られてもいた。
▽高速鉄道「参加者は多いがパイは小さい」
高速鉄道の受注をめぐり各地で行われる競争は、日本の想像をはるかに上回るレベルで日に日に激しさを増している。日本人が自信をもってアピールする新幹線だが、思ったほど歓迎されていない。すでに合意した海外高速鉄道プロジェクトで、新幹線プランを採用したのは2007年開通の台湾高速鉄道だけだ。
page2 http://j.people.com.cn/n/2015/1210/c94476-8988426-2.html
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数年前、日本はベトナムへの高速鉄道輸出を目指したが、5兆円に上る高額の建設費用に対し、ベトナム国内で反対の声が上がり、10年に国会で否決される羽目に陥った。同じような「ワーテルローの戦い」は今年の初めにもあり、インドのニューデリー-ムンバイ間、インドネシアののジャカルタ-バンドン間の高速鉄道など複数のプロジェクトで、日本は中国に負け続けた。
だが日本は11月中旬にフィリピンと総額20億ドル(1ドルは約122.7円)の鉄道合意に調印したことを明らかにし、両国がこれまでに調印したインフラ合意の最高額を更新した。
また日本はマレーシア、ベトナム、シンガポールなどの他の高速鉄道プロジェクトに狙いを定め、長らく失われていた鉄道分野の陣地を回復したい考えだ。とはいえ、こうしたプロジェクトにはどれも中国の影がつきまとい、何回もの「大がかりな戦い」は避けられないとみられる。
目の前の新興国だけでなく、欧米の高速鉄道市場も長らく期待が寄せられている。今年9月に習近平国家主席が米国を公式訪問した際、ネバダ州ラスベガスとカリフォルニア州ロサンゼルスを結ぶ全長370キロメートルの高速鉄道の合意が調印された。出遅れたくない日本は先月、全長400キロメートル、建設費約1兆5千億円に上るテキサス州ダラス-ヒューストン間の高速鉄道プロジェクトに調印した。また中日は総延長8400キロメートル、建設費約8兆1千億元のサンフランシスコ-アナハイム間高速鉄道プロジェクトでも戦いを繰り広げる見込みだ。
page3 http://j.people.com.cn/n/2015/1210/c94476-8988426-3.html
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▽高速鉄道は「戦国時代」に
8日に日本経済の第3四半期の経済成長率が年率換算でマイナス0.8%から1%へ上方修正された。このデータが力強く物語るように、同期の日本経済は低迷しなかったのはもとより、力強い成長を遂げさえした。またこの結果は3週間前に出てきた「日本経済は技術的な『衰退』に陥っている」との説を一蹴した。とはいえ、多くのアナリストは、「日本経済は第4四半期(10-12月)に世帯支出や輸出のペース維持が困難なことから弱い低下局面に転じるだろう」との見方を示す。
第3四半期の経済データは好転したが、海外インフラ建設の受注をめぐる争奪戦ではまだまだ気が抜けない。安倍政権は海外インフラ投資を成長戦略の柱としてますます重視するようになっており、政府はここ数年、日本企業が世界で高速鉄道建設を受注できるよう後押ししてきた。
中国現代国際関係研究院日本研究所の胡継平所長は、「日本がインフラ分野への投資を重視するのは国内需要が経済を牽引する力が弱いことが主な原因で、海外市場に希望を託して日本経済を牽引してもらおうとしている。これは『アベノミクス』が国内で成果を上げることができた原因でもある」と話す。
第二次世界大戦の終わりからほどなく、青と白の車体の弾丸列車が日本の廃墟からの驚異的なペースでの復興のシンボルとなった。大阪-東京間の所要時間がそれまでの7時間から4時間に短縮され、日本人の生活スタイルや仕事の仕方を根底から変えるとともに、50年にわたりのべ56億人の乗客を輸送しながら、死亡事故が1回も起こらないという記録もうち立てた。胡所長は、「日本の鉄道建設は技術面でもコスト面でも相当の強みをもっている。プロジェクト借款という優遇条件も十分に魅力的で、他国との市場競争での優位性は相対的に大きいといえる」と述べる。
だが中国、フランス、ドイツなどの高速鉄道技術がますますレベルアップするのにともない、新幹線がうち立てた輝かしい記録は今や伝説ではなくなった。今では平均速度では中国の高速鉄道が新幹線を上回り、世界最速の列車だ。次々に現れるライバル達を前にして、日本は今後、うかうかしているわけにいかない。(編集KS)
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//memo
Japanese PM Shinzo Abe in India to focus on bullet train, nuclear deal
CCTV News / Published on Dec 11, 2015
Discussion: China's evolving relationship with Africa
CCTV News / Published on Dec 7, 2015
//omake
Pyongyang says it has developed a hydrogen bomb
CCTV News / Published on Dec 10, 2015
*Israel Revealed It Exported $400k in Gold to North Korea 20151209
http://www.haaretz.com/israel-news/business/1.691003
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*Israel exported to North Korea despite sanctions
http://www.ynetnews.com/articles/0,7340,L-4737207,00.html
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