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支持率急上昇(C)日刊ゲンダイ
米大統領に現実味 暴言王トランプ根強い支持3つの理由
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/171141
2015年12月6日 日刊ゲンダイ
パリの同時テロ以降、世界中の政治家たちが「勇ましさ」を競っている。そこには声がデカいほど、戦闘的であればあるほど、大衆が支持するという危険な構図があるのだが、露骨なのが米国だ。
来年11月の大統領選を前に共和党の候補者争いが激化しているが、案の定というか、過激な暴言王、トランプの支持率が急上昇しているのである。
世論調査で定評がある米キニピアック大が2日、発表した調査ではトランプの支持率が3ポイント上昇し、27%になった。ライバルだったカーソン(元神経外科医)は16%で3位に後退。ブッシュ元フロリダ州知事は5%の圏外だ。2位はルビオ上院議員の17%だが、トランプとの差は10ポイントもある。
FOXやABCの調査も同様で、なんだかトランプが行きそうな気配。米国で現地取材したジャーナリスト、堀田佳男氏は「パリのテロの前まではトランプ氏が勝ち抜く可能性はないと思ったが、いまや五分五分だと思う」と言うほどなのだ。
トランプといえば、「9・11の直後、ニュージャージー州では何千人というイスラム教徒が集まって、勝利を喜んだ」「メキシコは問題のある人間を(米国に)送り込んでいる。彼らは強姦犯だ」などの発言で物議を醸しただけでなく、「ISに対抗するためには彼らの家族を人質にとって殺すべきだ」などという過激発言でも知られる。
こんな人物が米国大統領になったら大変だが、暴言を繰り返せば繰り返すほど、人気が上がっている。
「その理由は3つあります。まず、不動産王のトランプ氏はほかの候補者と違って、利益団体からの寄付を受けていない。だから、利益団体のために歪んだ政治をやることはないとみられていること。もうひとつは多くの米国人が心の中では思っていても言えないことをズバリと言っていること。とくに保守層の一部はメキシコとの国境に万里の長城を築くべきだくらいに思っている。それを代弁してくれるものだから、スカッとする。最後のひとつは、なんだかんだいって、ビジネスで大成功している実績があることです。この人気は凄まじいものがあって、トランプ氏がスタジアムを借りて演説をすると何万人も集まる。ビル・クリントンは1000人、人気絶頂期のオバマ大統領も7000〜8000人を集めるのがせいぜいでしたから、桁違いです」(堀田佳男氏=前出)
まさかの懸念は高まるばかりだ。
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