http://www.asyura2.com/15/kokusai11/msg/860.html
Tweet |
昨日朝NHKBS1で放送された「ABCニュース」で実況していた事件だが、ABCという全国ネットのメジャーTV局でさえ、何が起きたのか、映っている状況がどういうことなのかわからないというものだった。
報道からざっと経緯を説明すると、障害者支援施設でパーティが行われているなか、参加者同士で諍いが起き、怒った容疑者(男・死亡)は自宅にいったん帰ったが、パートナーの女性と銃を持って戻ってきて乱射におよんだというものである。
その後、遠隔操縦が可能な爆発物を保持していたとか、イスラム過激派とコンタクトがあったとか、自宅に銃器弾薬や爆発物が大量に見つかったことがわかり、オバマ大統領までが「テロの可能性を排除できない」と語ったことで、テロ説がはびこるようになった。
解雇されたり、諍いがあったりで、銃を持って殴り込みをかげる事件は米国では珍しくない(今年だけで銃乱射事件が355件とも)が、反連邦主義者などは別として、「キリスト教徒のテロ」だとか、「共和党支持者のテロ」だといったかたちでは報道されない。
仮に、容疑者がイスラム過激派でありテロを計画していたとしても、今回の事件は報じられている経緯を考えれば、銃社会米国ならではのケンカとなるはず。
そして、ケンカで銃を乱射した容疑者を捜査したら、テロリストだった可能性が高いと判断できるものだったというのが落としどころになるはずだが。
======================================================================================================
米 銃乱射事件 テロの可能性排除せず捜査[NHK]
12月4日 18時24分
アメリカ西部カリフォルニア州で男女2人が銃を乱射して14人が殺害された事件で、アメリカの一部のメディアは容疑者がイスラム過激派の関係者と接触をしていたと伝え、容疑者の関係先で大量の爆発物や弾薬が見つかったことから、捜査当局はテロの可能性も排除せず、犯行の動機などについて慎重に調べています。
この事件は、カリフォルニア州ロサンゼルス近郊のサンバーナディーノで2日、2人の男女が障害者の支援施設で銃を乱射し、14人が死亡21人がけがをしたものです。
この事件で、サンバーナディーノ郡の職員のサイード・ファルーク容疑者(28)と、ファルーク容疑者の妻のタシュフィーン・マリク容疑者(27)の2人が、車で逃走したあと警察に射殺されました。
地元の警察は3日の記者会見で、2人が銃を乱射した部屋には当時75人ほどがいたとみられ、亡くなった14人のうち12人がファルーク容疑者と同じサンバーナディーノ郡の職員だったことを明らかにしました。
サンバーナディーノでは3日夜、市が主催する追悼式が行われ、集まったおよそ1000人がろうそくに火をともし、事件の犠牲者を悼みました。
この事件でアメリカの一部のメディアは、ファルーク容疑者が過去数年間にわたって複数のイスラム過激派の関係者と国内外で接触していたと報じています。今のところ犯行の動機などは明らかになっていませんが、容疑者の関係先で大量の爆発物や銃弾が見つかったことから、捜査当局はテロの可能性も排除せず、犯行の動機や事件の背景について慎重に調べています。
パキスタン出身で婚約者ビザ所持
タシュフィーン・マリク容疑者(27)について、国務省のトナー副報道官は3日、記者会見で「この女は婚約者ビザを持っていた」と述べたうえで、マリク容疑者がパキスタン出身で、パキスタンで婚約者ビザを入手したあとアメリカに入国したことを明らかにしました。また、トナー副報道官は「現時点ではテロとは断定できないが、今後の捜査では、この2人が訪れていた国の政府とも連携していきたい」と述べて、他国の捜査当局とも連携して慎重に捜査を進めたいという考えを示しました。
銃や銃弾の写真を公開
銃の乱射事件を捜査しているカリフォルニア州サンバーナディーノの警察は、容疑者2人が使ったとする銃や銃弾の写真を公開しました。
写真にはライフル銃と拳銃が2丁ずつ写っていて、警察などは、これらはアメリカ国内で合法的に購入されたとしています。
また容疑者が借りていた車からは1600発分の銃弾が見つかったということで、大量の銃弾も確認できます。
さらに警察車両のボンネットには、容疑者との銃撃戦で出来たとみられる穴が開いています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151204/k10010329901000.html
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。