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●パリ現地報告「核と被ばくをなくす世界社会フォーラム実行委員会」
<デモ暴徒化>じゃない!悪いのはオランドとデモ禁止令だ!
http://www.labornetjp.org/news/2015/1130pari
11月29日のパリ「COP21」と、「デモ禁止令」「対テロ戦争首脳会談」抗議行動の報告です。<デモ暴徒化>じゃない!悪いのはオランドとデモ禁止令だ!
私達は11時40分ごろにレピュブリック広場に着き、韓国人の人達と、「反核世界社会フォーラム」に関わる日本人とで、合同で横断幕を広げてマイクアピールしました。「安倍と朴クネは帰れ!」「原発も核兵器もいらない」です。大変注目されました。まさに今日が日仏首脳会談で安倍が対テロ戦争を宣言しに来る。抗議しよう!
気候変動の運動、先住民運動、パレスチナ連帯運動やアナキストのグループら多種多様な人々がまずは広場を練り歩き、場を温める。通りを全て機動隊が封鎖するが、運動側も虎視眈々と突破口をうかがう。ヒューマンチェーンを終えた人々が続々合流する。
そして14時に<不服従者たち>やアナキストを先頭に車道へ出ようと大人数で前進し機動隊に対峙するが、一旦後退。今度は違う所から出ようとすると、機動隊は催涙ガスを乱射。僕らもガスを吸い苦しくなるが、あらかじめ用意した濡れタオルとお酢を吸って回復。
若者たちもガラス瓶を投げまくって押し返す。恐れずに手をつなぎ、前に出ていく人多数。各所で座り込みも。素晴らしい創意工夫。
15時半、機動隊が広場の中央まで入り込み取り囲む。ここで私達は外に出たが、最後まで頑張って残った人々を弾圧をし、200人以上連行したとのことだ。許されない!仲間を返せ! しかし外に出た人々も負けずに裏路地などを200名ほどで縦横無尽にデモし、見事にデモを勝ち取ったのです。この闘いは12月12日、再びもっと大きくやられるでしょう!
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★写真、日韓首脳への抗議横断幕。包囲してくる機動隊。撃ち込まれる催涙ガス。前に出
るデモ隊。食事を出すアウトノミアグループ。広場への攻撃後も色んな人が座り込みや縦
横無尽の無届デモを繰り返す。シリア空爆反対プラカード。
★208人の検挙、174人の24時間拘留が決定され、国による弾圧があからさまになって来て
います。救援活動が必要になってきます。運動系への普段できない弾圧をこの機に乗じて
やっているというパターン。日韓仏が似ています。連帯して止めよう!
★例によって日本メディアは「デモ暴徒化」と書き<オランド大統領は暴徒に対し、「破
壊行為と環境保護は何の関係もない」と怒りをあらわにした>というが、全くの嘘。
勝手に広場からのデモを中止したのはオランド政権。一方で政府が許可したデモや集会だ
けはやらせてるし、スポーツイベントも普通にやってる。要は政府に批判的な行動だけを
禁止するという事だ。
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★29日の弾圧に対する、「NPA(反資本主義新党)」の抗議声明を転送します。
非常事態宣言反対 デモの権利を! NPA(反資本主義新党)の抗議声明
フランス政府が布告した非常事態宣言によって、COP21の開始にあたってクライメート
・ジャスティス(気候正義)
を求める一一月二九日のデモは禁止された。一部の組織はデモ呼びかけを維持し、レプブ
リュク広場からナシオン広場に至る街路でヒ
ューマンチェーンを登場させた。このデモには警察発表で五〇〇〇人、主催者発表で一万
人が参加した。
デモ禁止に抗議するデモの呼びかけもあった。警察はこのデモに対して、はるかに厳しい
弾圧を行った。以下の声明は一一月二九日に
NPA(反資本主義新党)が発したものである。
COP21に反対するすべてのデモ参加者をただちに釈放せよ! 警察国家反対!
五〇〇〇人が参加した公正を求めるデモは、警察によって暴力的弾圧を受けた。催涙ガス
や警棒を使って何十人もの人びとを暴力的に
逮捕した政府は、COP21に反対するデモを阻止するためあらゆる手段を取ることに何の
ためらいも感じなかった。政府は、一一月
一三日の犠牲者たちの追悼に際しては、スポーツイベント、コンサートなどの開催を許容
したが、デモは弾圧するのだ。政府はデモ参
加者を守ることについては関心をもたず、その政策を実施することにだけ関心があるのだ
。
EDF(以前の国営電力会社)、BNPパリバ(大手銀行の一つ)、GDFスエズ(以前
の国営ガス会社)はいずれもCOP21のス
ポンサーであり、世界的な最大の汚染排出企業である。全世界の独裁者たちがファビウス
(外相)とオランドから名誉ある歓迎を受け
ているが、よりよい世界のために抗議しようという人びとは弾圧されている。一一月一三
日の攻撃は世界の腐朽をあからさまに示した。気候ではなく、システムを変えよう!
デモ参加者ではなく、汚染をまき散らす者たちを止めよう!
現在、パリのレプブリュク(共和国)広場では、COP21に反対する数百人のデモ参加者
が包囲されており、警察による大量逮捕が
行われている。その中には、NPAスポークスパースンのクリスティーヌ・プパンとオリ
ビエ・ブザンスノー、そしてNPA、
オルタナティブ・リベルテール、アンサンブルの数十人の同志たちが含まれている。こう
した逮捕は、国家緊急事態から発する特別措置が、ISISのテロリズムに対し
てではなく、最も基本的なデモの権利を行使する人びとに対して効果を発揮していること
の証拠である。
明日パリのCOP21会議で国家元首たちが会合を持つが、かれらにこの地球と人類の運命
を決定させることを望まないすべての人び
とは、弾圧されている。昨日、一昨日と環境活動家をターゲットにした自宅監禁と家宅捜
索が行われたが、今日、彼らはデモ中に逮捕された。ノーモア警察国家!
パリで逮捕されたデモ参加者を釈放せよ。
NPA 11月29日午後6時 パリ
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