http://www.asyura2.com/15/kokusai11/msg/843.html
Tweet |
http://japanese.irib.ir/news/item/60207
2015/11/29(日曜) 22:08
パレスチナ人との連帯の国際デー
パレスチナ解放機構のメンバーが、29日日曜のパレスチナ人との連帯の国際デーに際した声明の中で、国際社会に対して、パレスチナに関するすべての法規や決議を実施し、速やかにシオニスト政権イスラエルの占領を停止するため行動するよう要請しました。
世界の人々は、パレスチナの人々との連帯の国際デーに際して、パレスチナ人の権利の支持を表明するとともに、パレスチナ人の権利を侵害するあらゆる行動に対する嫌悪を表明しました。
パレスチナの人々が、かつてないほどに暴力の標的となり、西側の陰謀の中におかれている中で、現在、この国際デーを迎えています。実際、1947年11月 29日、パレスチナ人にとって受け入れがたく、取り返しのつかない悲劇が発生し、68年が経過した今でも、パレスチナ人はその結果に苦しめられています。
(パレスチナでシオニスト政権の樹立が宣言される数ヵ月前の)1947年11月29日、国連総会は覇権主義大国の圧力下のもと、不平等な分割の決議を採択し、パレスチナは2つに分かれました。この国連決議181によると、パレスチナの領土の最も価値ある54%の部分が、シオニスト政権の樹立のため、少数派のシオニストに割り当てられました。
国連総会が国際機関として、人権を擁護する組織としての立場にありながら、不公平な決議を採択し、パレスチナ人の明白な権利を考慮することなく、当時の国際的な大国と共謀し、パレスチナの領土の大部分をシオニスト政権の樹立に割り当てたことは、疑いようがなく、これは国際的に大規模な抗議を引き起こしました。このような状況の中、この不公平な決議を償うため、国連総会は1977年11月29日をパレスチナ人との連帯デーと宣言し、世界に対してパレスチナの抑圧された人々への連帯を呼びかけました。
この数十年間、この日の到来に際して、パレスチナの人々を支持する大きな努力と、シオニスト政権に対する嫌悪がみられます。この中で、国連も決議を出し、パレスチナ人が自身の将来を決める権利を強調するとともに、シオニスト政権の地域における拡張主義的な占領政策の継続を非難しています。
今年も国連総会の参加国は、この日の到来を前にイスラエルを非難し、パレスチナの人々を支持する決議を発出し、事前にパレスチナの人々に対して共感と連帯を表明しました。
また、国際情勢からは、シオニスト政権に対する世界的な反発がより広い側面で広がっており、国際機関や国際社会も、さまざまな形でシオニスト政権に抗議し、パレスチナの人々の権利を支持する表明を出していることが明らかになっています。
国連におけるパレスチナの地位向上、ベイトルモガッダス=エルサレムを首都とするパレスチナ国家の樹立の権利の強調など、国連が日々パレスチナの人々の権利の擁護を拡大していることは、パレスチナの人々などの地域の人々の抵抗に対する、世論の高まる支持の影響を受けた、パレスチナ人の権利に対する国連のアプローチを物語っています。
いずれにせよ、2015年は、パレスチナ人を支持する、大規模な国際的な措置が行われた年でした。このような状況で、世論をパレスチナ問題に注目させた、パレスチナ人の抵抗の役割は重要なものです。間違いなく、理想の実現を目指したパレスチナ人の抵抗は、国際社会が大々的にパレスチナ問題に注目し、パレスチナ人の権利に対する世界の支持が高まる要因となったのです。
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。