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「テロの背景にISの国際的な組織網」
11月21日 16時29分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151121/k10010315051000.html
パリで起きた同時テロ事件のあと、過激派組織IS=イスラミックステートが出した犯行声明について、イスラム過激派組織の動向に詳しい専門家は、実行犯のグループとは別のフランス国外にいる人物が書いた可能性があるとしたうえで、「テロはISの国際的な組織網を背景に行われた」という見方を示しました。
パリで起きた同時テロ事件のあと、ISがインターネット上に掲載した、アラビア語と英語、それにフランス語の犯行声明のうち、アラビア語で書かれたものについて、イスラム過激派組織の動向に詳しい「日本エネルギー経済研究所」の保坂修司研究理事が分析しました。
保坂研究理事は声明の中で、テロ行為を「十字軍の心臓に恐怖を投げた」と独特な表現で説明していることに注目し、「イスラム教の聖典、『コーラン』の表現をまねして書かれている。今回のテロが『コーラン』にのっとったことだとして正当化する意図があり、イスラム教に教養があることがうかがえる」と指摘しています。
また、アラビア語の表現については、「現代の日常生活ではほとんど使われない古風で格調高い文体で書かれている」として、「犯行声明はフランスなどで生まれ育った実行犯のグループが準備したとは考えにくく、アラビア語の高い教育を受けた人物が作成した可能性が高い」と分析しています。
さらに、大勢の犠牲者が出たパリ中心部のコンサートホールを、「会議センター」と表現したり、事件が確認されていないパリ北部の「18区」という行政区でもテロを行ったと主張したりしていて、保坂研究理事は、「犯行声明はパリの事情をよく理解していない人物が書いたのではないか」とみています。
こうした点を踏まえ、保坂研究理事は、「声明を書いたのは、実行犯とは別のフランス国外にいる人物が書いたのではないか」としたうえで、「今回の事件の背景にはISの国際的な組織網の存在を推測することができる」と述べ、さらなるテロを防ぐためには、組織の全容解明が必要だという認識を示しました。
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