http://www.asyura2.com/15/kokusai11/msg/785.html
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「パリ攻撃、西側が「イスラム国」に抱く致命的誤解」
http://www.asyura2.com/15/kokusai11/msg/768.html
で、「シャルリ・エブド襲撃テロ」に続き今回の「パリ市中銃撃自爆テロ」もオランド政権が自作自演の偽テロだと書いた。
その投稿のコメント欄でも読解力に欠けた的外れの批判をいただいたが、「偽テロ」の根拠を示していないという指摘は事実なので、少しずつになるとは思うが、「シャルリ・エブド襲撃テロ」と「パリ市中銃撃自爆テロ」を“偽テロ”と判断した根拠を説明していきたい。
時間軸としては逆になるが、報道的に現在進行形で、皆さんの記憶にも新しい「パリ市中銃撃爆発テロ」から始めたい。
まず、「パリ市中銃撃自爆テロ」と書いたが、爆発テロは、公式発表でも、サンドニ国立競技場の外で競技場内に入れなかったテロリストが“自殺”をしたさい通行人が一人巻き込まれて殺されたというものであり、街中で爆発物を起動させた人も自分しか死んでいないことから、自爆テロというより“自殺”といったほうがいいだろう。
シリア空爆への報復と称し、せっかく自爆ベストまで着込んで攻撃に及んだのに、起爆装置を押した目的はたんなる自殺だったという奇妙な話も今回のテロがフェイクであることを窺わせる。
初回は、最近のTVニュースで繰り返し使われている映像を対象に、「本物のテロ」か「偽テロ」かを検証してみたい。
冒頭に掲げた静止画がそれで、バタクラン劇場を襲撃したテロリスト(劇場らの路地に陣取る)と交差点に陣取る狙撃部隊のあいだで行われたとする銃撃戦の映像である。
日本のTV局のニュースでもご覧になったかたが多いと思うが、繰り返し使われるようになったためか、PATRICK ZACHMANN/MAGNUMPHOTのクレジットが入っている映像である。
PATRICK ZACHMANNさんは、その映像が初めて放送されたときインタビューに応じていたが、写真ジャーナリストという肩書きを持っているそうだ。
まず、バタクランを襲撃した3人のテロリストは、乱射で殺戮した後、劇場内で人質をとって立て籠もり、2時間後に特殊部隊が突入し制圧したと発表されているのに、テロリストはどうやって路上で銃撃戦ができたのかという疑問を呈したい。
この銃撃戦の映像は、TIMEのサイトにまとまったかたちで掲載されているのでそれをベースに説明したい。
TIME掲載の映像
http://time.com/4113157/paris-attack-bataclan-firefight-video/
映像冒頭ほんの一瞬店外の一番左端の看板に明かりがともっているが、その後すぐに消え、店外看板領域の明かりは点っていない。そして、その時点の狙撃部隊の銃撃は、店から離れた車両の後ろから行われている。(何を標的に撃っているのか疑問)
続く、店のウインドウの前に狙撃部隊が進んだシーンでは、看板すべてにとどまらず入り口上にある照明まで煌々と点されている。
亡くなった勝新太郎氏は、映画の監督も行っているが、夜(室内)の殺陣のシーンをまったく照明を使わずに撮影したそうである。頭にクソが付くかどうかはともかく、リアリズムにこだわったのである。その結果、映像は真っ暗で何も映ってなく何がなんだかわからないものになったそうだ。
バタクラン劇場外での銃撃戦の映像は、映像の視聴者にはわかりやすく臨場感も高いものになっているが、勝新に言わせれば、アリエヘン話になる。
映像の流れから言えば、店の外の明かりは国家機関の手でコントロールできるはずである。
そうであるなら、わざわざ照明を点けて、自分たちの存在や動きが敵に見られやすくするはずがない。
国家機関指揮官がちょっぴりでもまともなら、自分たちがいる場所はできるだけ暗くする一方、投光器などで敵がいる場所を明るくする。明かりに照らされた状態で遠くの暗い方を見るという標的を見にくくするばかげた状況はつくらない。
この映像は、要するに、ニュースなどで流れたとき、対テロ作戦に命を張る狙撃部隊の勇姿がくっきり見えるよう照明を当てたもののなのである。
さらに、1分5秒あたりから助けを求める女性のシーンがある。
クローズアップでスローという映像になっているのはいいとしても、テロリスト側の銃弾は画面右手の路地奥から飛んでくるのだが、なぜか突然画面に現れた女性は、警官に手をとられ、わざわざその“危険な”路地を渡るかたちで右側に走って逃げている。
1分20秒まで画面上で見えなかった女性が銃撃戦のまっただ中どこからやってきたかも大きな疑問だが、逃げるとしたら、間違いなく最低でも画面左側であろう。
※テレビ朝日系列のニュースで使われた銃撃戦映像
https://www.youtube.com/embed/Gzr88C9rJmk?rel=0
1分25秒ほどから銃撃戦の映像
※参考資料
●店のある交差点のグーグルマップ
https://www.google.co.jp/maps/@48.8629488,2.3709102,3a,75y,88.25h,112.83t/data=!3m6!1e1!3m4!1sLitUFHlgCovrEgJ1evBo6Q!2e0!7i13312!8i6656?hl=ja
バタクラン劇場の裏側(passage saint-pierre amelot)であることがわかる。
●銃撃戦で照明効果を果たした店のURL
https://www.parquet-carrelage.com/
今後、サンドニ国立競技場外での“自爆テロ(自殺)”の不可解や銃撃で死んでいるはずの女性(ニュースステーション)が他のTV局(NHK)のニュースでインタビューに応えた話などを紹介していきたい。
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