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「真相究明を」と言うのなら、ISテロによる爆破撃墜説を流布している米国や英国は、その証拠を示す責務があるというくらいの主張をして欲しかった。
フランス東部で“副操縦士によって意図的に墜落させられた”とされるジャーマンウイングス機も、本当の墜落原因が隠されている可能性があると思っている。
フランス東部とシナイ半島で墜落した航空機は両方ともA320系である...
(面倒がって書いていないが、ジャーマンウイングス機については、ある戦闘機が墜落まで8分間ほど監視していたという報道もある)
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ロシア機墜落の真相究明を[日経新聞社説]
ロシア旅客機がエジプトのシナイ半島で墜落してから2週間が過ぎた。乗客・乗員224人が犠牲になった。原因はいまだにはっきりせず、イスラム過激派による爆弾テロの疑いも浮上している。
仮に墜落がテロによるものだとすれば、国際社会にとって新たな脅威である。ロシアやエジプトの当局は真相の究明に全力をあげてほしい。国際社会と緊密に情報を交換し、判明した事実は速やかに公表するよう求めたい。
エジプト政府の調査委員会が現場から回収したボイスレコーダーの解析を進めている。まだ情報を集めている段階だとして原因についての判断は下していない。
だが、過激派組織「イスラム国」(IS)の傘下にあるエジプトの組織が犯行声明を出した。オバマ米大統領やキャメロン英首相は爆発物が機内に持ち込まれた可能性を指摘している。慎重な姿勢を続けてきたロシアも、メドベージェフ首相が「テロの可能性は当然ある」と語り、原因はテロとの見方を完全には否定していない。
シリアのアサド政権を支援するロシアは、9月末からシリア領内のISへの空爆を始めた。旅客機墜落がISによる報復テロだとすれば、プーチン政権には痛手だ。国民の支持を失いかねない。
観光収入に大きく依存するエジプト経済にとっても打撃は深刻だ。原因を慎重に確認するのは当然だろう。ただし原因がテロだったとすれば、シリアなどの実効支配する地域での残虐行為にとどまっていたISのテロ戦術が新たな広がりに入ったことを意味する。
航空機テロはISと戦うすべての国に危険をもたらす。航空路線の安全確保策を早急に確認する必要がある。空港での保安検査やIS支持者の動向についてより緊密な情報交換が求められる。
卑劣な手段で恐怖をあおり、動揺を誘うのはISのいつもの手だ。今こそ、国際社会が結束することが重要だ。連携して立ち向かい、ISの台頭を招いたシリアの混乱収拾を急がねばならない。
[日経新聞11月14日朝刊P.2]
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