http://www.asyura2.com/15/kokusai11/msg/720.html
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【モスクワ時事】ロシアのプーチン大統領は11日、昨年冬季五輪が行われた南部ソチでムトコ・スポーツ相や競技関係者らに対し、陸上界のドーピング問題を真剣に受け止めるよう求めた。また「ロシア独自の内部調査」を行った上で、世界反ドーピング機関(WADA)に協力するよう命じた。インタファクス通信が伝えた。
WADA独立委員会が報告書でロシア陸上界の組織的ドーピングを非難した問題で、プーチン大統領が発言したのは初めて。プーチン氏は柔道黒帯のスポーツマンとして知られる。
独立委は9日、国際陸連(IAAF)がロシア陸連に資格停止処分を科すべきだと勧告。ロシアは来年のリオデジャネイロ五輪などに参加できない可能性が出ている。プーチン大統領はこうした事態を回避すべく、内部調査で結論を導き、ロシアの弁明に利用する考えとみられる。
プーチン大統領は「ドーピングは(違反者)個人の問題だ。ドーピングを行っていない選手まで、違反者の責任を負うべきではない」と主張した。ロシア陸連全体の資格停止処分を避け、限定的な処分で落としどころを探っているもようだが、内部調査には「お手盛り」との批判が出そうだ。
ロシア・オリンピック委員会やムトコ・スポーツ相も「不正を行っていない誠実な選手は罰するべきでない」などと表明している。
http://www.jiji.com/jc/c?g=spo&k=2015111200088
プーチンが組織ぐるみのドーピング工作を否定し、選手個人に責任を転嫁する考えを鮮明にした。選手個人に責任を転嫁することで、ロシア陸連全体の資格停止処分をなんとか逃れようとする意図が見え見えである。
そもそも今回のドーピング事件は、「国威発揚」を至上命題として権力の支持基盤としてきたプーチン自らが招いた当然の結果である。この事件にはプーチン自身にも政治責任があると言わざるを得ない。
どこまでも腐りきった人物だ。
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