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米政府にとって南北朝鮮は東アジアにおけるゲームの単なる駒:北朝鮮の核兵器疑惑も米国にとって必要不可欠な仕掛け
http://www.asyura2.com/15/kokusai11/msg/639.html
投稿者 あっしら 日時 2015 年 10 月 31 日 04:36:59: Mo7ApAlflbQ6s
 


米政府にとって南北朝鮮は東アジアにおけるゲームの単なる駒[スプートニク日本語]
2015年10月30日 21:12

国連総会で,朝鮮民主主義人民共和国のリ・スヨン外相が演説し、米国に対し、1953年の朝鮮戦争終結後締結され現在効力を持っている停戦協定の代わりに、平和条約を結ぶよう求めた。

北朝鮮は、こうした提案の根拠として、平和条約のみが、南北朝鮮の対立に終止符を打つことができる事を挙げている。そのさい北当局は、韓国と言うよりむしろ米国に対し、それをアピールしているが、これは何も驚くに値しない。米国は、戦争では、南側に立った基本的な参加者だったからだ。停戦協定に調印したのは、韓国ではなく、まさに米国だった。しかし米国は、北朝鮮との平和条約締結を望んではいない。

ラジオ・スプートニク記者は、ロシア科学アカデミー極東研究所コリア・プログラムのリーダー、アレクサンドル・ジョビン主任に意見を聞いた-

「米国は、朝鮮戦争が残した結果に対する、倫理的な、そして当然ながら物質的な責任を自ら負うことを全く望んでいない。米政府は、米国は国として朝鮮戦争には参加しなかったと主張している。米国の将軍は、国連代表として、停戦協定に署名したというわけだ。韓国側が、1953年の停戦協定への署名を拒否したことはよく知られている。当時韓国大統領であったイ・スンマン氏は、勝利するまで戦いを続けると強硬に主張し、米国の圧力のもとでさえ、停戦に合意しなかった。他でもないこうした状況により、北朝鮮は具体的に米国との間で、交渉することになったのだ。北朝鮮は、現存する停戦文書を変更できるのは、それに調印したものだとみなしている。」

米国は、北朝鮮との間で平和条約を結ぶことができない、もう一つの理由としてしばしば、北当局が核ミサイル兵器製造放棄に関する国際的義務を果たしていないことを挙げている。

ジョビン主任は「これは人類全体にとって重大な問題だが、東アジアにおける米国の政策の目的は、問題解決につながるものではない」と指摘し、次のように続けた−

「米政府にとって見れば、この問題を調整する必要はない。様々な口実のもと、米国は東アジアに、北朝鮮の脅威に対抗するミサイル防衛システムを展開するプランを正当化するために、問題を残したままにしている。しかし、アジア太平洋地域における対ミサイル防衛システム構築が、まず第一に、中国そしてさらにロシアを念頭においていることは、明白だ。なぜなら、もし明日にでも北朝鮮当局が、米韓の要求をすべて受け入れて、核兵器やミサイルを引き渡したなら、オバマ大統領は、納税者のお金はどこへ行くのか、それを国民や議会に、そしてロシアや中国に、どう説明できるだろうか? そもそも何のために対ミサイル防衛システムがアジア太平洋地域に必要なのか、大統領は説明できるだろうか? それゆえ米国は、北朝鮮を、この地域における悪者のままにしておき、そのおかげで対ロシア及び中国国境地区に沿って、米軍部隊を駐留できるというわけだ。

米国にとって北朝鮮は、外交関係さえ持つべきではない、具体的な悪である。一方南朝鮮、韓国は、反対に戦略的パートナ=である。このように南北朝鮮のステータスは違っているが、米国がアジア太平洋地域における中国抑え込みを目指す地政学的ゲームにという盤上では、北も南も同じただの駒に過ぎないのである。」

http://jp.sputniknews.com/opinion/20151030/1099984.html

 

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コメント
 
1. 2015年10月31日 10:06:15 : KzvqvqZdMU
中国抑え込みなアメリカの政策は、日本にとって都合が良いことだ。
独裁的な中国覇権のアジアより、アメリカ覇権なアジアのほうがベターだ。


[32削除理由]:削除人:アラシ
2. 2015年10月31日 17:52:32 : v1gbxz7HNs
アメリカは世界から追い出されつつある。欧州でも、中東でも、ロシアというアメリカに代わる力を持つプレイヤーが登場したことでパワーバランスが崩れ、駆逐されつつある。アメリカの支配は、それほど優れたものではなかったからだ。冷戦終結後は一強となったことで思い上がり、ますますアメリカの狼藉はひどくなった。

欧州ではすでに決着がつき、中東ではサウジが崩れれば決着がつく。残るはアジア太平洋地域である。ここでもいまアメリカの支配権が失われつつある現状を目の当たりにしているが、もっとも進行が遅れた地域となっている。

日本はアメリカに隷属し、自衛隊は本来、アメリカ軍を日本国民から守る警備隊でしかない。一方でその暴力装置はいまや、中国の不足する海軍力を補完できる能力があり、政治判断一つで容易に切り替えがつく。日本の再軍備は、二つの意味があるのだ。

アメリカは全てを支配したがる。それだけの力があると慢心しているからだ。しかし中国は軍事力の現実から共和を受け入れるだろう。もし日本が真に独立を求めるのであれば、この千載一遇の好機を逃すべきではない。

忘れるべきでない。
いかに隆盛を誇った大帝国でも、永遠に続いたためしはないのである。
それともアメリカは永遠に不滅ですと白痴ぶりを発揮して共に滅ぶかね。


3. 2015年11月03日 18:23:28 : LY52bYZiZQ
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International | 2015年 11月 3日 17:55 JST 関連トピックス: トップニュース

日米が同盟調整の新たな仕組み、自衛隊と米軍の共同対処を強化

http://s4.reutersmedia.net/resources/r/?m=02&d=20151103&t=2&i=1091894417&w=644&fh=&fw=&ll=&pl=&sq=&r=LYNXNPEBA20CR
 11月3日、日米両政府は、自衛隊と米軍の共同対処力を強化する新たな「同盟調整メカニズム」の運用を開始することで合意した。写真は日米の国旗、ホワイトハウスで4月撮影(2015年 ロイター/Kevin Lamarque)

{東京 3日 ロイター} - 日米両政府は3日、自衛隊と米軍の共同対処力を強化する新たな「同盟調整メカニズム」の運用を開始することで合意した。当局同士が平時から連絡や政策調整を行うための仕組みで、今年4月の「防衛協力の指針」(ガイドライン)改定で強化した日米同盟の実効性を担保する。

外務・防衛当局の局長級からなる日米防衛小委員会が同日、了承した。朝鮮半島有事など日本の周辺事態や、日本が直接攻撃を受けた有事にのみ始動する従来の調整メカニズムを変更し、「グレーゾーン」事態や日本の大規模災害時にも、この枠組みを使って自衛隊と米軍の活動を調整できるようにした。

北朝鮮がロケットと呼ぶ飛翔体を打ち上げたり、武装した漁師が日本の島を占拠した場合も対象となる。「ガイドラインの実効性を確保する上で非常に重要な仕組み。平素から緊急事態まで活用できるようになる」と、防衛省幹部は話す。

あわせて両政府は、共同作戦計画を策定するための「共同計画作成メカニズム」を設置することでも合意した。日米はこれまで作戦計画をあくまで「検討」するとしてきたが、新たな枠組みのもと、実際の策定作業に移行する。共同作戦の存在を対外的にアピールすることで、抑止力を高める狙い。

日本と米国は今年4月、自衛隊と米軍が協力し、平時から有事まであらゆる事態に対処できるようガイドラインを改定した。新しい同盟調整メカニズムを設置することも明記し、運用開始に向けて協議を続けてきた。

http://jp.reuters.com/article/2015/11/03/japan-us-idJPKCN0SS0Q120151103
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