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シリア反政府勢力 ロシアの和平案を拒否
10月28日 6時58分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151028/k10010285081000.html
シリアの内戦終結に向けたロシアによる和平案について、シリアの反政府勢力の統一組織は、ロシアはシリアの市民に対して空爆を行っていると非難し、拒否する立場を明らかにしました。
シリア情勢の打開に向けて、先週行われたアメリカとロシアなど4か国による外相会談で、アサド政権を支持するロシアは、1年半以内に議会選挙と大統領選挙を実施して、政権を樹立するとした和平案を提案したとされています。
アメリカなどが支援する反政府勢力の統一組織「シリア国民連合」のスポークスマン、ジョージ・サブラ氏はNHKの取材に対し、ロシアが過激派組織IS=イスラミックステートを対象に行っているとする空爆を非難しました。
そして、「ロシアには仲介者の資格がない。シリアの子どもや市民、病院を空爆している者から政治的解決策を受け入れるのは不可能だ」として、和平案を拒否する立場を明らかにしました。
また、選挙についても「シリア人の多くが国外に逃れたり、国内で避難生活を送るなかどう選挙を行うのか」と述べ、実現性に疑問を呈したうえで、新たに樹立される政権にアサド大統領が参加することも認めないとしました。
先週、外相会談を行った4か国は今週にも再び協議を行いたいとしていますが、反政府勢力がロシアの主導で進む和平交渉を拒むなか、こうした勢力を支援してきたアメリカなどの対応が注目されます。
シリア ロシアの空爆以降12万人が避難
10月28日 6時59分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151028/k10010285131000.html
内戦が続くシリアで、ロシアが先月空爆に乗り出して以降、新たに少なくとも12万人が住む場所を追われ、避難を余議されたことが国連のまとめで分かりました。
シリアのアサド政権を支援するロシアは、先月30日以降、過激派組織IS=イスラミックステートを壊滅させるためだとして、シリアでの空爆を続けています。
こうしたなか、国連のOCHA=人道問題調整事務所は、ロシア軍の支援を受けてアサド政権が攻勢を強めている北部のアレッポ県とイドリブ県、それに中部のハマ県の人道状況について報告をまとめました。
それによりますと、これらの地域では、今月に入って新たに少なくとも12万人が住む場所を追われ、キャンプなどでの避難生活を余儀なくされました。
また、政府軍側の空爆によって、いくつもの病院やNGOの活動拠点などが破壊されたほか、反撃を試みるISが今月23日、ハマからアレッポにつながる幹線道路を遮断した影響で、アレッポに住むおよそ70万人に必要な物資が届けられない状況だということです。
シリアから周辺国などに逃れた難民はすでに420万人近くに達しますが、ロシアの介入によって戦闘が激化するなか、国内に残った市民も危機的状況に追い込まれています。
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