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反難民の最大野党が圧勝、政権交代へ ポーランド総選挙:出口調査段階だが“民主化”後初の単独政党政権
http://www.asyura2.com/15/kokusai11/msg/609.html
投稿者 あっしら 日時 2015 年 10 月 27 日 03:05:11: Mo7ApAlflbQ6s
 


反難民の最大野党が圧勝、政権交代へ ポーランド総選挙[朝日新聞]
ベルリン=玉川透
2015年10月26日11時37分

 ポーランドで25日、議会上下両院の選挙があり、出口調査などによると最大野党の右派「法と正義」が下院で単独過半数を確保し、8年ぶりに政権交代する見通しになった。

 「法と正義」は中東などから欧州に押し寄せる難民の受け入れ反対を掲げ、欧州連合(EU)の難民受け入れ策に否定的だ。同党が政権を取ればポーランドがハンガリーなど他の東欧各国と同じく難民問題で強硬姿勢に転ずる可能性があり、EU内に警戒感が広がっている。

 出口調査によると、各党の推定得票率は「法と正義」が39・1%、親EUのコパチ首相率いる中道右派の与党「市民プラットホーム」が23・4%など。現地の報道によれば、「法と正義」は定数460の下院で242議席を得る見通しという。同党のカチンスキ党首は同日夜、勝利宣言した。

 EUは9月、難民12万人を加盟国に割り当てる案を中東欧の反対を押し切る形で決めた。選挙戦では、「法と正義」が難民受け入れ反対を主張し、EU案に賛成したコパチ政権を批判した。カトリック教徒が人口の大半を占めるポーランドでは元々、イスラム教徒の難民流入に抵抗感が強く、政権への反発が強まっていた。(ベルリン=玉川透)

http://www.asahi.com/articles/ASHBV20VZHBVUHBI003.html
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ポーランド総選挙で保守系の最大野党が勝利 難民反対掲げる
2015年10月26日

ポーランドで25日、総選挙(上院100議席、下院460議席)の投開票が行われ、難民反対などを掲げる保守系の最大野党「法と正義」が勝利した。

出口調査によると、得票率39%で単独過半数獲得の見通し。

「法と正義(PiS)」は欧州連合(EU)懐疑派の保守派野党で、反難民政策などを公約に掲げた党首のヤロスワフ・カチンスキ元首相(66)は勝利を宣言。リベラル派与党「市民プラットフォーム(PO)」党首のエバ・コパチ首相は敗北を認めた。

ワルシャワで取材するBBCのアダム・イーストン記者によると、もし出口調査の結果が確認されれば、1989年にポーランドが民主政治を回復して以来、ひとつの政党による単独政権が成立するのは初めて。

勝利宣言したカチンスキ党首は「法を遂行するが復讐はしない。個人的な恨みを果たしたりはしない。自分たちのせいで当然のように倒れた人たちを蹴飛ばしたりはしない」と述べた。

カチンスキ氏に首相候補として選ばれていたベアタ・シェドワ氏(52)は、ポーランド国民の支持に感謝し、「私たちが勝利できたのは直面する課題に着実に取り組み、故カチンスキ大統領の足跡をたどってきたから」と述べた。

「自分たちが何を期待し、何を必要としているか私たちに教えてくれたポーランドの人たち、最終的に私たちに投票してくれたこの人たちがいなければ、この勝利はありえなかった」とも感謝した。

選挙前に難民問題は大きな争点で、政府は7000人受け入れに合意しているが、「法と正義」をはじめとする野党はこれに反対していた。

カチンスキ氏は投票に先立ち、移民が病気や寄生虫をポーランドに持ち込むかもしれないと発言して非難されている。

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BBCニュース、アダム・イーストン(ワルシャワ)

出口調査が正しければ、歴史的な選挙だった。1989年にポーランドで民主主義が復活して以来、単独政権が成立するのは初めてだし、左派政党が議席を獲得できなかったのも初めてだ。

「法と正義」が大勝したのは、ポーランドの目覚ましい経済成長の恩恵を自分たちは受けていないと感じている多くのポーランド人に対して、単純かつ具体的な政策を提示したからだ。同党は、決して豊かではない人たちに、児童福祉手当や税控除の拡大を約束した。

国民の多くは、約束を果たさず、スキャンダル続きだった与党「市民プラットフォーム」政権の8年間に飽き飽きしていた。政府は国民に無関心だとさえ思われていた。

「法と正義」はさらに、ややもすると強硬なカチンスキ党首よりも穏健なベアタ・シェドワ氏を全面に押し出すことで、勝利の方程式を貫いた。カチンスキ氏は、政敵が元共産党の秘密警察寄りだと非難したり、移民が危険な伝染病を国に持ち込むと述べるなど、歯に衣着せない発言の人として知られる。

対して同党が押し出した52歳のシェドワ氏は、炭鉱作業員の娘で熱心な読書愛好家で、今やポーランドの次期総理大臣だ。

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カチンスキ党首(故レフ・カチンスキ元大統領の双子の兄)はシェドワ氏を首相指名したが、いずれ数カ月後には自分が首相になるのではないかと見る向きもある。

「法と正義」は、カトリック信者の多いポーランドで強い影響力をもつカトリック教会とのつながりが強く、人工中絶や体外受精の禁止を支持。さらに、国民に福祉や税控除の拡大を約束している。またロシアの脅威に対抗するためには強い北大西洋条約機構(NATO)が必要だと主張してきた。

http://www.bbc.com/japanese/34634617


 

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コメント
 
1. 2015年10月27日 20:37:50 : jXbiWWJBCA
アングル:ポーランド右傾化で高まるEUとの対立懸念

[ブリュッセル 26日 ロイター] - ポーランドで25日に実施された総選挙で、欧州連合(EU)に懐疑的な姿勢を示し、難民受け入れに反対する保守系野党「法と正義(PiS)」が圧勝し8年ぶりに政権交代する見通しとなったことを受け、EU指導部に懸念が広がっている。

ポーランドは2004年にEUに加盟したが、法と正義が2005─07年に政権を担っていた当時、ポーランドがリスボン条約に反対し批准を遅らせたことや、域内での議決権拡大を要求したことなどをEUは忘れていない。

EU当局者は「状況は一段と厳しくなるだろう」と指摘した。

欧州では多くの国で反移民感情の高まりを背景に、極右のポピュリスト(大衆迎合的)政党への支持が急拡大しており、難民の大量流入が続いた場合、他の国でも政権交代につながる恐れがある。

法と正義のカチンスキ党首は、穏やかな口調のシドゥウォ副党首を首相に指名したが、権力を維持してEUに戦いを挑む見通しだ。

焦点となる難民問題だけでなく、ユーロや財政政策、中央銀行の独立性、気候変動、エネルギー政策、人権などの問題でもポーランドとEUは対立する可能性がある。

EU当局者によると、ポーランド新政権は、同国とチェコ、スロバキア、ハンガリーの4カ国(ビシェグラード4カ国)にルーマニア、ブルガリアを加えて中東欧諸国を総動員し、欧州委員会が計画する難民受け入れ枠の義務化に反対する可能性もあるという。

<ハンガリー首相の政策がモデルか>

法と正義は、今後4年間にユーロを導入することはないとの立場で、銀行やスーパーマーケットチェーンへの新税導入によって社会的支出の拡大を賄う方針を表明している。これはハンガリーのオルバン首相が取った措置に似ている。

EU当局者は、カチンスキ党首が中銀や司法機関、その他の政府機関に支持者を送り込み、オルバン首相の政策モデル「非自由主義的民主主義」を模倣するため、憲法改正を目指す可能性があると指摘する。

ポーランドの政権交代はまた、英国が目指すEUとの関係見直しにも影響しそうだ。新政権は、英国に住む70万人以上のポーランド人が英国人と同等の扱いを受けられるよう権利の擁護に動くとみられる。

キャメロン英首相は移民の福祉手当などを4年間給付しない措置の導入を目指している。

またポーランドは、英国がEUとの関係で例外を認められた場合、それに便乗しようとする可能性があり、交渉を複雑にして、統合深化に向けた取り組みが一段と逆行するリスクも懸念されている。

(Paul Taylor記者 翻訳:佐藤久仁子 編集:加藤京子)

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インドネシア高速鉄道計画、「中国案歓迎」は遺憾=菅官房長官
http://jp.reuters.com/article/2015/10/27/eu-p-idJPKCN0SL0KG20151027


2. 2015年10月31日 10:27:43 : OO6Zlan35k
カタルーニャ独立派が描く計画に住民大多数が反対=世論調査

[マドリード 30日 ロイター] - 調査会社メトロスコピアが30日公表した世論調査によると、スペイン北東部カタルーニャ自治州の独立支持派が18カ月以内の独立宣言を掲げて政治的な手続きを進めようとしていることに、住民の大多数が反対していることが分かった。

9月の自治州議会選で過半数を獲得した独立派は27日、カタルーニャ自治州の完全独立に向けたロードマップを公表。自治州議会のスペインからの分離を宣言した。自治州議会は分離を承認していない。

スペインのラホイ首相は、スペインの憲法は地域の分離・独立を認めておらず、自治州議会分離の宣言には何の効力もないと述べた。

カタルーニャ自治州議会では、誰を新しい州首相とするかで独立支持派政党の間に意見の相違がある。政党間の合意がなければ、再び自治州議会選を実施しなければならない可能性がある。

独立支持派の政党は、9月の自治州議会選で過半数を押さえたものの、得票数では過半数に達しなかった。

世論調査によると、カタルーニャ自治州の住民は、地域に対する今以上の税優遇制度や、独特の言語や文化を守るための法律が認められるのであれば、スペインに残った方が良いと考えている。スペインからの独立を支持する回答は、自治州議会選前の45%から41%に減った。

世論調査は、州議会選後も暫定的に州首相を務めているマス氏の支持率が落ち込んだことを示した。調査対象者の4分の3近くがマス氏にこれ以上、州政府を率いてほしくないと考えている。マス氏は州首相として昨年、分離独立の是非を問う正式な住民投票を強行しようとして失敗している。

12月20日に総選挙を控えるスペインのラホイ首相は、29日に野党・社会労働党のサンチェス書記長と会談。30日には左派ポデモスと中道右派シウダダノスの新興2政党のリーダーとも会う予定で、カタルーニャ独立問題を選挙選の争点としないことで合意したい考えだ。4政党ともカタルーニャ自治州のスペイン残留を望んでいる。ただ、ポデモスは住民投票の実施を支持した経緯がある。
http://jp.reuters.com/article/2015/10/30/spain-catalonia-idJPKCN0SO2IM20151030

[32削除理由]:削除人:関連がない長文


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