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(回答先: オバマ氏が韓国の対中政策支持=共同会見で朴大統領:オバマ大統領「韓米関係と韓中関係の両立は可能」 投稿者 あっしら 日時 2015 年 10 月 17 日 16:54:42)
記事入力 : 2015/10/12 09:30
3年前は顔も上げられなかった金正恩氏が堂々演説[朝鮮日報]
金正恩(キム・ジョンウン)第1書記が10日、朝鮮労働党創建70周年軍事パレードで行った演説は、3年前に比べて内容面で大きな変化を見せた。金正恩第1書記は2011年に最高権力者になり、12年4月に祖父・金日成(キム・イルソン)主席の生誕100年を記念する軍事パレードで初めて公の場で演説した。同年6月の朝鮮少年団連合団体大会でも演説したが、この時は聴衆が制限されていた。金正恩第1書記が対外的に生中継された中で、不特定多数を相手に公開演説をしたのは、今回が事実上、2回目ということになる。
当時と比べ、今回の演説で最も注目すべきなのは「人民」と「青年」という言葉に多く言及した点だ。金正恩第1書記は12年4月の演説で「人民」という言葉に57回言及した。しかし、今回は計97回に達した。韓国政府関係者は「今回の演説は『人民』で始まり『人民』で終わったと言える。ほぼすべての文に『人民』が入っており、ほかの主なキーワードの数を合わせても、『人民』の半分にもならない」と語った。東国大学の金榕R(キム・ヨンヒョン)教授は「北朝鮮住民の生活は改善されておらず、今回の行事を前に多くの人員が動員される大型工事が複数行われたため、金正恩第1書記が肉声で住民をなだめる必要があった」と話す。この日、国際社会の視線が北朝鮮の軍事パレードに注がれることを考慮、金正恩第1書記が自身の「愛民指導者」というイメージを浮き彫りにしようとしたとの見方もある。
金正恩第1書記は同日の演説で、「青年」という言葉にも19回言及した。3年前の2回に比べると8倍以上も増えたことになる。高麗大学の柳浩烈(ユ・ホヨル)教授は「金正恩第1書記は青年に大きな関心を持っていると示すことにより、自身の体制の中核基盤である若年層の忠誠心を引き出そうとしているのだろう」と言った。
一方、祖父の金日成主席や父の金正日(キム・ジョンイル)総書記への言及は今回それぞれ3回で、3年前の18回と17回に比べ大幅に減少した。金榕R教授は「金正恩第1書記は金日成・金正日時代を整理し、本格的に自身の時代を開始しようとしているということだ」と言った。また、12年の演説では「軍事」「武力」など挑発的な単語がそれぞれ7回登場したが、今回の演説では共に1回に減少した。これは、中国共産党序列5位の劉雲山・政治局常務委員が今回の行事に出席し、対外的な関心が高まっていることを考慮したためと思われる。このほか、3年前は「平和」「統一」という単語がそれぞれ3回登場したが、今回は「平和」が1回だけで、「統一」は言及がなかった。「自主」(7回→2回)、「経済」(3回→2回)という言葉への言及回数も3年前に比べて減少した。南北関係については言及がなかった。
金正恩第1書記の演説内容だけでなく、声や態度もかなり変わったという声がある。専門家らは「金正恩第1書記は3年前も金日成主席の声をまねていたが、トーンが低く自信がなさそうに見えた。だが、今回は北朝鮮の映画に出てくる金日成主席役の声を完ぺきに再現していた」と評価した。国策研究所関係者は「北朝鮮の住民に与える影響を考え、金日成主席の声をそのまま再現できるよう発声練習をたくさんしたようだ」と言った。
演説時の態度も変わった。3年前は緊張して観衆をまっすぐ見られず、原稿から目を離せなかった。体を揺すり続ける様子も見られた。しかし、今回は体を大きく揺することはなく、拍手が巻き起こると顔を上げて観衆をまっすぐ見つめた。金正恩第1書記が終始両手を演壇に載せて演説したことについては、高度肥満が原因で関節や脊椎(せきつい)などに異常があるからだろうという見方もある。
金正恩第1書記は壇上で頻繁に劉雲山常務委員と話を交わす姿を見せた。行事の最後には、劉雲山常務委員の手を握り、高く上げた。高麗大学の南成旭(ナム・ソンウク)教授は「会場を華やかにした中国に対する感謝と共に、中朝関係が回復していることをアピールしようという意図だろう」と分析した。
キム・ミョンソン記者 , チョ・ベッコン記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2015/10/12/2015101200799.html
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記事入力 : 2015/10/13 10:40
肉声から読み解く金第1書記の心理・健康状態[朝鮮日報]
自信感の表れ? 声のトーンと大きさが約2倍に
せっかちな性格? 一般の成人よりも早口
肥満深刻、声枯れに頻繁な息継ぎ
北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)第1書記が10日、朝鮮労働党の創建から70年の記念日を迎え25分間の演説を行った。金第1書記が対外的に生中継された中で不特定多数を相手に公開演説をしたのは、祖父・金日成(キム・イルソン)主席の生誕100年記念軍事パレードが行われた2012年4月に続き、事実上2回目となる。韓国の専門家が、その肉声から心理状態や性格、健康状態などを分析した。
■心理:声のトーンと力強さは3年前の約2倍
12年の演説と比較した最も顕著な「音声の変化」は、声のトーン(高さ)と声量が約2倍になったことだ。忠北道立大のチョ・ドンウク教授(生体信号分析)によると、金第1書記の声のトーンは、前回の演説では成人男性の平均(100−150ヘルツ〈Hz〉)だったのに対し、今回の演説では平均217Hzに上昇した。「国の指導者が自身のカリスマや自信感を示そうとするときに演説のトーンを上げる」(チョ教授)傾向があるという。
声量も増した。崇実大ソリ(声)工学研究所のペ・ミョンジン教授は、金第1書記の声の大きさが前回に比べ84%増したとし「一般的に声量が大きくなったということは心理的な余裕と自信感が生まれたことを意味する」と説明した。
ただ、今回の演説の声量は成人男性の平均よりはやや小さい。チョ教授は、成人男性の声量は一般的に70デシベル(dB)ほどだが、金第1書記は平均66 dBだったと説明。「成人男性に比べ、声のトーンは2倍高いが声量は小さいというアンバランスな声では、聴衆に感興を呼び起こし信頼を与えることは難しい」と指摘した。また、演説で人民に言及したときには声量が平均して2 dBほど上がったとし「人民を強調したいという意図が明確に感じられた」と述べた。
■性格:早口でせっかち
韓国政府当局は、執権4年目を迎えた金第1書記が自身の「スタイル」をより前面に出す演説を行ったと評価している。専門家らは、特にその言葉のスピードに特徴があると指摘する。ペ教授は、金第1書記は今回の演説で1秒当たり6.2音節を話したが、成人の平均は4−5音節だとし、金第1書記がせっかちな性格だということが読み取れると説明した。
また、大田大のクォン・チョルホン教授(情報通信工学)によると、今回の演説では瞬間的な声の変化の幅が前回に比べ3倍大きくなったという。特に「米国との対決」に言及した際には、トーンが172 Hzから600 Hzへ3倍に上昇した。専門家らは「声のトーンが急に変わる人は感情の起伏が激しく気が短い場合が多い」と指摘する。
■健康:声枯れに頻繁な息継ぎ、肥満が原因
今回の演説では、声が枯れたり頻繁に息継ぎをしたりする様子が見られた。ペ教授は「主に高音で声が枯れたが、これは溜まった疲労と過剰な飲酒が原因のケースが多い」と指摘した。
金第1書記は演説中、平均して3.5秒ごとに息継ぎをした。12年の演説では3.8秒と、いずれも成人男性の平均(4−6秒)よりも短いが、専門家らは体重が130キロ近い金第1書記の肥満が直接の原因だと分析する。江南セブランス病院のチェ・ホンシク教授は「肥満の人は胃への圧迫が強まり逆流性食道炎を患う可能性が高くなる。胃酸が逆流すると声帯が機能を果たせなくなり、声が枯れたり息切れしたりすることがある」と説明した。
チョ・ベッコン記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2015/10/13/2015101301284.html
- 北朝鮮が宇宙開発組織加盟:北朝鮮の衛星打ち上げロケットは“事実上のミサイル”なのだが(笑 あっしら 2015/10/18 03:31:39
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