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世界で最も愚劣な帝国(マスコミに載らない海外記事)
http://www.asyura2.com/15/kokusai11/msg/518.html
投稿者 赤かぶ 日時 2015 年 10 月 10 日 09:01:05: igsppGRN/E9PQ
 

世界で最も愚劣な帝国
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2015/10/post-42a5.html
2015年10月10日 マスコミに載らない海外記事


Dmitry Orlov
2015年10月6日

過去数週間でこの帝国は極端に愚劣になったと認識せずにはいられない。余りに愚劣で、世界で最も愚劣な帝国の肩書きに相応しいと私は確信している。これまでも十分愚劣だったと思えるが、最近の進展は、愚劣さの水準の飛躍的進歩を示唆しているように見える。

上院委員会で、アメリカ合州国中央軍司令官、ロイド・J・オースティンIII陸軍大将が、アメリカ合州国が訓練した、実に少人数のシリア人戦士、おそらく5人程度が戦闘に残っていると語って、この極端な愚劣さの片鱗が最初に表面化した。彼らを訓練し、装備を与える経費は、5億ドルだった。戦士一人あたり1億ドルになるが、軍事契約企業が代金を貰える限り、かまわないのだ。後に、この僅かな戦士すら、シリアで、ISIS/アルカイダ(連中が自分のことを何と呼んでいようが)によってカージャックされ、車両と武器を奪われたことが後に判明し、一層事態の愚劣さは増した。

オースティン大将役を先に演じたのは、ティム・バートンの映画『マーズ・アタック!』のケイシー将軍だ。実に愚劣な役だったが、彼の今の役は、経歴の上でも、愚劣さの水準の上でも、決定的に役立つだろう。

次の愚劣な瞬間は、ニューヨークの国連総会で、オバマが、与えられた15分ではなく、30分も続けて(愚劣大統領は時計の見方を知っているのだろうか?)全ての時間を費やして、誰かにとって何か意味あることは絶対に何も語らなかったものだ。

しかし、下手な介入で中東を血まみれにしたアメリカを叱りつけ、帝国の愚劣さを、全員にわかるように説明したのはプーチンの演説だった。良く繰り返されている引用は“自分が何をしでかしたか、分かっていますか?”だが、これは決して正確ではない。ロシア語の“Вы хоть понимаете теперь、чего вы натворили?”というのは、より正確に翻訳すれば“どれほど面倒な事態なのか、一体どうしてまだ理解できないのだ?”言葉は重要だ。これは世界の指導者達の集会を前に、超大国に対して語るべき言葉ではない。これはバカで言うことを聞かない子供を叱りつける言い方だ。全世界から見て、この帝国が愚劣に見えてくる。

次に起きたのは、ロシアによる、シリア国内のあらゆるテロリストに対する爆撃作戦開始(そして、おそらくはイラクも。イラクの要求は、プーチンの未処理書類入れに入っている)開始発表だ。この爆撃作戦で注目すべきは、それが完全に合法であることだ。正当な、選挙で選ばれたシリア政府が、ロシアに支援を求めたのだ。作戦は、ロシア議会で承認された。一方、アメリカがシリアで行っている爆撃作戦は全く違法だ。他国の領土を合法的に爆撃するには、正確には二つのやり方がある。1. その国の政府から依頼されている、そして 2. 国連安全保障理事会の決議だ。アメリカはいずれも得ていない。

一体なぜこれが重要なのだろう? 安全保障理事会を備えた国連は、あらゆる類の国際的な経済的・政治的な悪影響なしに、各国がお互いに交戦するのを困難にし、戦争を防ぐ機関だからだ。第二次世界大戦後、戦争は、いやなものと見なされ、戦争を防ぐべく、何かしなければならない。しかし、アメリカは、こういうものは不要だと感じたのだ。ロシア人特派員(RTのガヤーネ・チチャキャン)が、ホワイト・ハウス報道官に、一体いかなる法的権限で、アメリカはシリアを爆撃するのか質問すると、彼は当初、質問の意味がわからないふりをし、それから支離滅裂なことをぶつぶつ述べて、愚劣に見えた。ごらんの通りだ。アメリカは戦争をしたがる(というよりは、それが連中の金儲けの方法で、しかも戦争が、アメリカ政府の中でも大きな部分になっているので、アメリカの軍事契約企業が戦争をしたがるためだ)。しかし、アメリカはいずれの戦争にも勝利できず、それゆえ戦争への取り組み全てが、むしろ愚劣なものになっている(残忍なやり方で)。

アメリカの反抗にもかかわらず、国連は実際、戦争を防いでいる。最近国連は、アメリカが“厚かましい化学兵器使用に対応して、アサド政権に対し限定的攻撃を行うのを防いだ”(オバマは国連での演説でそう述べた)。これは手際良いロシア外交に支援され、その過程で、シリアは自発的に化学兵器備蓄を放棄した。外交で阻止されることなく、アメリカはシリアの方向に数発の巡航ミサイルを発射したが、ロシアはすぐさま撃墜し、それがペンタゴンでの大幅見直しのきっかけとなり、もちろん、アメリカを更に愚劣に見せた。

だが一度物笑いのたねになってしまったら、止める理由があるだろうか? 実際、オバマは止めようとする意図を見せなかった。国連総会の聴衆全員が、シリア政府の自国民に対する化学兵器攻撃など決してなかったことを知っていたのだ。化学兵器は、サウジアラビアが供給したもので、シリア反政府派が、うっかり、自分たちに使用したのだ。全員が、あなたがウソをついているのを知っていて、自分自身、自分がウソをついているのを知っていて、ウソをつくこと、これ以上愚劣なことがあるだろうか?

そう愚かな介入によって、地域全体を混乱に陥れておいて、中東で“自由と民主主義”について延々しゃべり続けるのはどうだろう? アメリカにおける唯一の理性の声は、サダム・フセイン、ムアマル・カダフィや、バッシャール・アル・アサド支配下の方が、中東はより安定していたと最近述べたドナルド・トランプのものだけのようだ。実際そうだったのだ。アメリカに残された唯一愚劣でない政治家が、あの長々とおおげさに語る金持ちのトランプだという事実が、国全体の愚劣さのハードルを高く設定してしまった。

地域全体が数千年にわたり部族社会で、更に数千年間は部族社会でありつづけるのだから、中東で“自由と民主主義”についてまくしたてるのも愚劣だ。それぞれの地域で、どれかの部族が頂点にいる。もし、そうした地域を、主権のある領土単位に切り分けようと考えれば(そのいずれも多様な国民がいるので、どれも国家とは見なせない)ので、それぞれの領土単位は、いずれかの部族によって支配されることになり、他部族は不平を言う。連中の不平につけこみ、“政権転覆”を引き起こし、その場全体が必ず燃え落ちる。

ここでの話題はイスラエルだ。イスラエルには最高の地位にある部族、ユダヤ人がおり、彼らは誰であれ、何のおとがめもなく、銃撃なり爆撃なりすることが可能なのだ。イスラエルは、 ユダヤ人は投票をするので“民主的”と見なされており、それはユダヤ人にとっては結構なことだ。シリアのアラウィ派も投票をする。そしてバッシャール・アル・アサドに投票する。もうこれで十分ではないか? アメリカの偽善と二重基準のおかげだ。

徹頭徹尾そういうことのようだ。サウジアラビアは、たった一つの部族、サウド王室によって所有されており、それ以外の全員が権利を剥奪されている。イラクはかつて、サダム・フセインの部族のスンナ派によって支配されていたが、アメリカが連中を追い出したので、今や残されたイラクの部分は、南部からきたシーア派に支配されており、スンナ派は逃亡し、ISISに加わった。これは全て、実に単純なことに思えるのだが、世界は、アメリカのイメージにあわせて、作りなおさなければならないと命じる連中のイデオロギーに反することになるので、アメリカにとってはそうではないのだ。そこで連中は、これをしようとし続け、(あるいは、連中の軍事契約企業が代金を貰っている限り、結果などどうでも良いのだから、し続けるふりをしているのだ) 、それで、自分たちが大いに愚劣に見えることを全く気にしていないようだ。

だから、典型的なパターンはこうだ。アメリカは、ある国を爆撃して、粉々にし、地上軍で侵略し、傀儡政権を樹立し、すぐさま、あるいは、そうすぐにではなく撤退する。傀儡政権が崩壊すると、統治しようのない混乱になるか、なんらかの新たな、とりわけひどい形の独裁制、あるいは、リビアやイエメンや、アフガニスタン、イラクやシリアなどの国のような破綻国家になる。こういう結果になっても、大して問題ではなく(軍事契約企業が代金を貰っている限りは)アメリカのモットーは、"愚劣になって、先に進もう"というもののようで、国を破壊し、次の爆撃作戦に向かうのだ。

しかし、ここで連中は完全に愚劣になる。シリアでは、連中は、それすら達成できていない。アメリカはISISを一年間爆撃してきた。一方、ISISは更に強大化し、更なる領土を占領した。だが連中も、アサド打倒に動き回ってはいない。そうではなく、ISISの連中は、黒い頭巾を被り、白いバスケットボール靴を履いて砂漠中を飛び回り、自撮りをし、考古学遺跡を爆破し、女性を奴隷にし、気に入らない連中の首をはねるのに忙しいのだ。

だが今や、アメリカが一年かけてできなかったことを、ロシアは五日間の爆撃で実現し、ISISの連中はヨルダンに逃亡したように見える。他の連中は、ドイツにいって、亡命を求めようとしている。これでアメリカは激怒した。アメリカが採用し、武器を与え、訓練した“自分の”テロリストをロシアが爆撃したからだ。愚劣だが、事実だ。ロシアはそうではない。ロシアのやり方は、もしテロリストのように見えて、テロリストのような動きをすれば、それはテロリストだから爆撃するというものなのだ。

だが、このやり方が、アメリカに不人気なのは理解できる。彼らは、ここで入念に兵器や機器をたっぷり注ぎ込み、そうしたもののどれも決して吹き飛ばさないよう、周辺を注意深く爆撃していたのに、ロシアが入り込み全てを吹き飛ばしているのだ! サウジアラビアは、その大半に資金提供したのだから、もう徹底的に激怒している。更に、テロリスト連中は、彼ら自身のワッハブ派-タクフィール主義の同胞で、自分たちの気にくわない様々な他のイスラム教徒のことを、自分たちのシャリア法に直接違反する不信心者と呼びたがる連中なのだ。読者はこれで誰かを思い起こされるだろうか? 誰か愚劣な人物を?

だが、ISISを捕まえ、詰め物をし剥製にしようとしているロシアや中国や、ロシアが爆撃任務で、ISISが集積したあらゆる軍需物資を破壊した後に行進して、ISIS残滓を掃討する用意ができているイランやヒズボラ戦士を止めるために、アメリカが何かができるようには見えない。だから今や、アメリカにとって、民間人死傷者を生み出したと言ってロシアを非難する情報戦を始める頃合いというわけだ。

もちろん、アメリカ人なので、連中は、この情報戦を、できる限り最も愚劣な方法で遂行する必要がある。まずロシアが全く作戦出撃もしないうちに、民間人死傷者がでた、という主張を持ち出すのだ。ウワー! それから、ジョージ・ソロスの負担で、事前に制作された、ホワイトヘルメッツの俳優連中と負傷した子供たちのエセ画像をソーシャル・メディアに公開する。そして、証拠を要求されると、いかなるものの提出も拒否する。

今のところ順調だが、もっと愚劣になるだろう。ロシアが民間人死傷者をもたらしていると大声で叫んですぐ、アメリカは、爆撃前にも、その最中にも、位置を知らされていたにもかかわらず、国境なき医師団が運営しているアフガニスタンの病院を爆撃した。“こんな形で民間人を殺害するな!” これ以上愚劣になれようか? もちろん、なれない。アメリカは、出来事について、厚顔にも、あからさまなウソを言いだすことができるのだ。“病院にはタリバン戦士が隠れていた!”いや、いなかった。“アフガニスタン人があの病院を爆撃してくれと我々に言った!”いや連中は要求していない。あの病院の爆撃は、実際、戦争犯罪だと国連は言っている。ロシアが戦犯からの批判に耳を傾けようとするだろうか? バカを言うな!

良くはわからないが、今や何でもありうるように思える。例えば、アメリカには、もはや外交政策は無いように見える。ホワイト・ハウスがあることを言うと、国務省は違うことを言い、ペンタゴンは更に違うことを言、サマンサ・パワーは、国連で、ツイッターを使って、彼女の外交政策を推進し、ジョン・マケイン上院議員は、シリア反政府派に武器を与えて、ロシア戦闘機を撃墜させたがっている。(五つ全てを? ジョン、馬鹿をいってはいけない!) もはや、ワシントンの神経中枢が明瞭な信号を送っていないため、この全ての混乱に対応して、欧州連合のアメリカ政治傀儡は、抑えきれずに痙攣し始め、台本にないことを言いだしている。

これは一体どのような結末になるのだろう? そう、どうせ我々は皆愚劣なのだから、私は控えめな提案をさせて頂きたいと思う。アメリカは、ワシントン政府中心部のあらゆるものと、バージニア州のいくつかの郡を爆撃すべきだ。これは極端に愚劣でありつづけるアメリカの能力を大きく弱めるに違いない。そして、もしそれでも効果がなかったら、だからどうだというのだろう? 結局、結果などどうでも良いのは明らかだ。軍事契約企業が代金を支払われている限りは、実に結構なのだ。

ドミトリー・オルロフは、ロシア系アメリカ人のエンジニアで、彼が“永遠の危機”と呼ぶ"アメリカ合州国の経済的、生態学的、政治的衰退と崩壊の可能性"について書いている。http://cluborlov.blogspot.com

記事原文のurl:http://cluborlov.blogspot.jp/2015/10/the-worlds-silliest-empire.html

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コメント
 
1. 2015年10月10日 10:19:00 : nwe8shztHw
現代の英雄だな。

この人のおかげで、公電にどういうことが書かれているか、
ああいう連中がどういうことを始終、話しているか、よくわかった。
だいたい予想通りのことをしゃべってるな(笑)・・・という印象。

しかし、罪は罪だから、刑に服してね(笑)
それから、CIAの協力者の実名を出しちゃのはまずかったね。
「作業が間に合わなかった」などと言い訳していたが。

で爺


2. 2015年10月10日 10:20:19 : nwe8shztHw
↑あ、コメントするとこ間違えた。
下のスノーデンの話に対するコメントね。

では


3. 2015年10月10日 10:38:41 : Dkxr0R8hPY
 どれほど愚劣な帝国であっても我が日本国の官僚様は付き従って参ります。
見捨てないでねアメリカ様。

4. 2015年10月10日 10:40:13 : 99RnAvBr5s
文中にも紹介されているが「マーズアタック」と、もうひとつ「スターシップ・トゥルーパーズ」は是非観るべき。

とくに「スターシップ・・・」は監督のポール・バーホーヴェンが原作の宇宙の騎士をまったく読まず、過去のアメリカの起こした戦争をエッセンスにナチスのプロパガンダを混ぜたとことんグロくとことんブラックに描ききった大傑作だ。

映画ではアメリカではなく、地球連邦軍という形になっているが誰がどう見てもアメリカにしか見えない連邦軍の入隊PRニュースの文言はこうだ。

「地球連邦軍に入れば市民権が保障されるぞ!君も志願しないか!」


5. 北の零年 2015年10月10日 22:35:40 : pi7eKAjFENWsU : YIpwCge4Po
オバマはシリアの反政府勢力に、この上なおさらに、銃火器その他を供与する、
と、宣言した。対IS攻撃の為だと言うが、シリアの内戦を拡大させる方針だ。
呆れ返る。日本は、シリアに関わるべきではない。難民流入に悩む周辺国への、
人道的支援で充分だ。
如何なる独裁的政権であろうとも内政を安定に導く力を持つことが最重要だ。
ノーベル『平和賞』に最も不適格な人物が指導する『帝国』アメリカ。
安倍ちゃんもご苦労さまなこった。さっさとプーチンさんと握手しちゃいな。
北方領土なんか土地それ自体は要らないだろ。利用権交渉に切り替えれば?



6. 2015年10月11日 00:41:25 : mCeBozuCAs

ワシントンとブリュッセルでは、バベルの塔が建設中だが、オイル語、金融語、ネオコン語などが話されていて、相互の意思疎通に齟齬をきたしているのだろう、ブリュッセルでは加えてブリテン語、ドイツ語、フランス語などなどがあって、なおさらであろう。

10月8日に元M16のトップだった人物、彼は、シリアとウクライナに関与しおそらくは司令塔だっただろう、今は、BPの執行部にはいっている、がシリアに関して政治的な解決をすべきと提言している。

その後ロシア政府から、UK政府に自由シリア軍との仲介の労をとるようにとの依頼がなされている。

ロシアからすれば、実態はないのを知っているので、適当な人物をあてがって登場させよと、その後に、すべての反アサド勢力とアサド政権との協議を開始ができる、代理人を通じて主張をしたらどうか?そのような提案かと思われる。

反アサド政権にまつわる国内問題は当事者が解決すべきで、その場をつくりだすのが、他国の使命であろう。

シリア国内に蔓延するISILの脅威は国際的な課題ではあるが、それはシリア政府の了解をえて、国際的な協力機関を構築し対処すべき問題である。

このような朱子学的な見解をロシアがとり、その間にシリア政府からの受諾を受けた、ISIL、アルカイーダ等のテロリスト掃討作戦を、効率よく進行して行くならば、軍事的な最終局面後になってしか政治的な解決策は作動しない、そのように踏んでいる。

軍事的な進行は存外と速いのではないか?

更には、10月13日オランダからの発表が決まっているマレーシア機の報告書が信念に基づいて作成されているようならば、軍事作戦は加速される可能性が大きいだろうと思っている。


7. 2015年10月11日 13:33:46 : 8q3qeXT2cg

素晴らしい記事である。
Dmitry Orlov(ドミトリー・オルロフ)こそ、真のジャーナリストと言うべきである。


イラク戦争とは、米英軍産複合体が主導するドル防衛と石油資産略奪のための侵略だった。(1)
その口実とされたのが自作自演の911テロであり、ロシアが自作自演の根拠を公開している。(2)

首謀者と宣伝されたビン・ラディンはサウジの大富豪に生まれ、ブッシュ家とは古くからのビジネス・パートナーだった。ブッシュ家の祖父=プレスコット・ブッシュらが、敵国であるナチス・ヒットラーと提携し戦争で莫大な財産を築いたように、全てはペテンである。(3)

2000年、九官鳥と呼ばれたバカ・ブッシュが大統領になれたのも、民主党支持者に対する投票妨害・不正投票マシン・連邦裁判所判事への脅迫の結果であり、すべてはイラクへの侵略戦争が目的であった。フセイン体制崩壊後、不正選挙で擁立されたマリキ政権のもとで国家資産と石油利権が米国系企業に売り渡された。戦後のイラクは、失業による貧困と2400トンにも及ぶ劣化ウラン弾の投下による放射能惨禍に苦しみ続けている。(4)

人道支援を名目に派遣された自衛隊の輸送対象は、60%が米軍と米国軍属であり、国連職員はわずか数%だった。サマーワに設置された自衛隊基地は、迫撃砲などによる攻撃を受け2次爆発も発生している。侵略者に手を貸す「日本の軍隊」を侵略者と見なすのは当然であり、35名にも及ぶ自衛隊員の死は、自殺だけではなく戦死者が出るのも当然だろう。(5,6)

イラクもリビアも独裁政権だった。しかし、悪魔の独裁者のごとく喧伝されたリビアのカダフィ大佐は、歴史上例を見ないほどの福祉国家を作り上げた。新婚世帯に約5万ドルの住宅購入補助金を支給、失業者には 公共住宅を提供、車購入の際には補助金50%を支給し、全てのローンは無利子、さらには所得税などもゼロだった。水道や電気、医療費は無償なうえに、国内で必要な治療が受けられない場合は外国での治療費と渡航費までもが援助される。カダフィは特に教育政策に力を注ぎ、初等教育から高等教育、さら には大学まで全てを無償化した。(7,8)

2012衆院選は、米国式の不正選挙マシンが大活躍。安倍が株を保有するムサシ・総務省・選管のみならず、電通やNHKを含む大手マスコミも不正選挙に加担している。100件をはるかに超える不正選挙裁判が提訴された。安倍不正選挙政権の誕生である。(9)

2013年2月、安倍総理はオバマのホワイトハウスには入れてもらえず、民間のシンクタンクCSIS(米戦略国際問題研究所)を訪問。アミ&ナイ・レポートへの隷属宣言をしてきた。(10,11、12)

その後、安倍不正選挙政権の政策は、1%のための新自由主義政策や原発推進・武器輸出・戦争参加のための違憲立法などが進められてきた。九官鳥ブッシュと同様のバカでなければ、このような悪政を推進できないことをマイケル・グリーンは充分に心得ていたのだろう。(13)

我が国は偽装民主主義国家なのであり、不正選挙の売国総理が最高責任者を自称している。そして世界で最も愚劣な帝国のパシリとなり、日米戦争マフィアのために国民を貧困・餓死・自殺に追いやり、自衛隊員の命までも差し出そうとしているのである。(13)



1>響堂雪乃 著「略奪者のロジック」第6章 戦争・・・イラク戦争とは何だったのか?
http://www.asyura2.com/15/senkyo189/msg/182.html#c22〜24
2>ロシアが911の真相に関する情報(核爆発)を大量放出。
〜ロシアが広め、スノーデンが正当性を立証し、NSAの証拠がその真実性を裏付ける
http://ameblo.jp/wake-up-japan/entry-11934143762.html
3>ブッシュとナチスの結託 政府公文書で確証http://cybervisionz.jugem.jp/?eid=50
〜911事件以降 イラク(中東)に於いて "自由・解放"の名の下に殺戮を繰り返す米ブッシュ大統領の家系は、第二次大戦当時 祖父のプレスコット・ブッシュによってナチス・ヒットラーとの関係により財を成してきた家系であることが政府公文書で確証されている。
4>日本が追従する? 米国不正選挙の呆れた実態
http://deeksha777.blog88.fc2.com/blog-entry-271.html

5>山本太郎:2015.7.30 安保特「イラク戦争〜日本も戦争犯罪者になる?!」
https://www.taro-yamamoto.jp/national-diet/4937
6>イラクから帰ってこれなかった隊員たちがいる ・・・35名
http://c3plamo.slyip.com/blog/archives/2007/11/post_687.html
7>響堂雪乃「略奪者のロジック」 第5章 メディア
http://www.asyura2.com/15/senkyo182/msg/434.html#c18
8>リビア、カダフィ大佐の死亡、彼の業績に関する追悼のツイート 10523字
http://blog.livedoor.jp/toshiharuyamamoto128/archives/65671198.html

9>不正選挙裁判一覧 〜 猫旅館女将の不正選挙頁
これだけ多くの不正選挙がらみの裁判が行われたのは、日本の選挙史で初めてのこと。  
http://www.asyura2.com/14/senkyo175/msg/216.html#C14
http://www.asyura2.com/13/nihon31/msg/592.html?c46#c45
10>日本人には知らせてはいけない@米戦略国際問題研究所(CSIS)
http://blog.goo.ne.jp/yamanooyaji0220/e/31b189c3f9bcbd9e5873cb3361a65cb7
11>奴隷根性丸出しの安倍首相  孫崎 享 
http://www.asyura2.com/13/senkyo144/msg/403.html
12>安倍政権は「第3次アーミテージ・ナイレポート」通りに動いている
http://yokohamajipsy.blog.fc2.com/blog-entry-12490.html
13>「日本の総理は、バカにしかやらせない」・・とマイケル・グリ−ンは語る。
http://blog.goo.ne.jp/1491hayashi/e/4f55d36241c0434c1a2a4f9f526ecb26
14>お笑い絵本:電子版 「私はアベです、内閣総理大臣でちゅ!!!」
http://blog.goo.ne.jp/izuookawa/e/49d993822361641702e4f853ff05db0e




[32削除理由]:削除人:2重コメント

8. 2015年10月11日 17:11:58 : riwgxq1iJ6
アメリカにはまだ正義があった。その通りである。ユダアマフィアからの脱出の日は近いようだ。民主主義に名を借りたテロリスト国、アメリカ。人民も可哀想になってきた。デフォルトは近い。アメリカの分裂さえも起きそうな気配。オバマは最後の合衆国の大統領となろう。ラスト・エンペラーならぬラスト・プレジデント!!!!


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