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(CNN) 米政府の情報収集活動を暴露し、現在ロシアに亡命中のエドワード・スノーデン元米中央情報局(CIA)職員は、帰国して服役する用意があるとして、米政府に司法取引を申し入れていることを明らかにした。英BBCテレビとのインタビューで語った。
スノーデン元職員はモスクワでのインタビューで「刑務所に入るとの申し出を、米政府に何度も伝えている」と述べた。ただし「困難な状況で正しいことをしようとする人々を抑え込むための見せしめになるつもりはない」と強調した。
また、米政府側が自身を拷問しないと言っているのは「第一歩」だとしたうえで、「それ以上の話は進んでいない」と語った。
米政府との間で実際に交渉に入っているのかとの質問には、「折り返し連絡が来るのを待っているところだ」と答えた。取引条件としてどの程度の刑期を申し出たのかには言及しなかった。
米政府はかねてスノーデン元職員との司法取引に応じる構えを見せていたものの、双方が合意できる妥協点を見つけるのは難しそうだ。
今年4月に辞任した米国のホルダー前司法長官は、ヤフー・ニュースとの7月のインタビューで、司法省とスノーデン元職員の司法取引が成立して元職員が帰国を認められる可能性もあると述べて注目された。
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ホルダー氏はまた、元職員の暴露によって、政府が何千万人もの国民の通話履歴情報を入手していた事実をめぐり「起こるべき議論が巻き起こった」とも発言していた。この情報収集活動は、6月に議会を通過した法案によって縮小され、政府が通信会社から通話履歴を入手する際は正式な令状が必要となった。
一方で司法省は、スノーデン元職員が帰国した場合に刑事訴追する方針に変わりはないとのコメントを出していた。
7月には、オバマ米大統領に元職員の赦免を求める嘆願書が16万7000人の署名とともに提出されたが、ホワイトハウスはこれを却下した。
スノーデン元職員はスパイ防止法に違反した疑いで3件の重罪に問われている。BBCのインタビューではこの連邦法にも言及し、「情報を一般に公開した者は、それが正しいことかどうかにかかわらず有罪となる。陪審に意図を説明することさえ認められない」と批判した。
情報収集活動を暴露した自身の決断に後悔はないとしたうえで、「もっと早く声を上げなかったことは悔やまれる」「このような活動は長く放置すればそれだけ深く定着してしまうからだ」とも語った。
http://www.cnn.co.jp/tech/35071576.html
刑務所暮らしでもロシアで暮らすよりはマシだとは (絶句)。
どんな仕打ちを受けたのか知らないが、ロシアでの生活はスノーデン氏にとって刑務所に入るよりも快適ではなかったようだ。
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