どういう経緯で自動車に乗っていたイスラエル人が殺されたか不明なのに、「パレスチナ人によるテロか」という記事が報じられ、ハマスの報道官までが「英雄的なテロだ」と事件を称賛するという異様な動きになっている。

　イスラエルという国というかシオニストは、自分たちの権益や主張のためなら、同胞を生け贄に捧げることも厭わない。

　事件の調査（捜査）が行われる前から、「パレスチナ人によるテロか」とか、「イスラエル側ではパレスチナ人による犯行という見方が広がっていて、イスラエル軍はテロ事件として犯人の行方を追っています」になるような事態を批判するのがメディアの役割だと思うが．．．

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イスラエル人２人射殺 パレスチナ人によるテロか［ＮＨＫ］
10月2日 8時03分

イスラエルが占領するヨルダン川西岸で、イスラエル人の家族が乗った車が何者かに襲われて２人が射殺されパレスチナ人によるテロ事件との見方が出ており、今後、事件が報復を呼んで双方の緊張が一層高まることも懸念されます。

ヨルダン川西岸の都市ナブルス近郊の幹線道路で１日、イスラエル人の家族６人が乗った車が何者かに襲われ、このうち両親が銃で撃たれて死亡しました。イスラエルのメディアによりますと、救急隊が到着したとき、両親はすでに死亡していましたが、同乗していた生後４か月の赤ちゃんを含む子ども４人にけがはなかったということです。

イスラエル側ではパレスチナ人による犯行という見方が広がっていて、イスラエル軍はテロ事件として犯人の行方を追っています。イスラエルの閣僚からは、パレスチナ暫定自治政府のアッバス議長が国連総会で行った演説が、パレスチナ人の暴力をあおりたてた結果だとして非難する声が相次いでいます。

一方、パレスチナのイスラム原理主義組織ハマスの報道官は「英雄的なテロだ」と事件を称賛しました。

現場の近くでは、ことし７月、パレスチナ人の住宅に火が放たれて１歳半の赤ちゃんを含む３人が死亡し、イスラエル軍がユダヤ人入植者の犯行とみて捜査を進めています。また、最近ではエルサレムの聖地を巡ってもイスラエルとパレスチナの間で対立が深まっていて、今後、事件が報復を呼んで緊張が一層高まることも懸念されます。

http://www.asyura2.com/15/kokusai11/index.html?495

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