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「優しくない」…難民が避ける国、フランス  AFP
http://www.asyura2.com/15/kokusai11/msg/485.html
投稿者 ダイナモ 日時 2015 年 9 月 30 日 22:08:48: mY9T/8MdR98ug
 

【9月28日 AFP】ドイツ、スウェーデン、オランダでのより良い生活を夢見て、欧州への危険な旅に出る難民たちの口から行き先として出ない国がある──フランスだ。

 欧州2位の経済力を誇り、かつては難民申請者の約束の地だったフランスはなぜ避けられているのか?

「フランスは私の未来に良いと思わない。何より、居住許可が出にくいことで有名だ」と、イラク・バグダッド(Baghdad)出身でフィンランドへ向かうという男性(24)はAFPにそのように話した。

 さらに、フランスへと向かうことは、「お役所仕事」と英語を話そうとしない不親切な公務員のせいで、何か月間も屋根なしの生活を送ることを意味するとのうわさも広まっている。

 約350万人が失業中という同国の経済状況も魅力的には映らないのは言わずもがなだ。

 フランスは「観光に訪れるのはいいが、仕事は見つからない」と、シリア出身のアブドゥルラーマンさん(26)は言う。

 フランソワ・オランド(Francois Hollande)仏大統領は今月、最大1000人の難民を受け入れると発表した。毎日、何千人もの難民の流入に対応しきれなくなったドイツを助けることを意図したものだった。

 フランス政府はすぐに独ミュンヘン(Munich)に移民担当職員を送り、フランスで難民申請をするよう難民たちの説得を試みた。

 しかし、手配したバスに乗ってフランスにやって来た人の数は600人に満たなかった。今のところ、この数が増える予定もないと移民当局者は語る。そして、それ以上のコメントは得られなかった。

 2011年にシリア内戦が始まって以来、他国へ逃れたシリア人の数は400万人に上るが、フランスで難民と認定されたのは、わずか7000人足らずとなっている。

 フランス政府は今後2年間でさらに3万1000人の難民の受け入れを約束している。それに合わせて、難民認定プロセスの迅速化や、提供できる住居の数も増やすよう努力しているという。

■フランス語での対応

 難民申請の手続きにおける厄介なルールの1つは、住所を必要としていることだ。だが国を逃れてきた人たちに住所などあるはずがない。

 フランスには、難民申請者6万人以上に対し、受け入れることのできる施設が3万人分しかない。つまり、多くは、友人や家族の家に身を寄せるか、路上での寝食を強いられることになる。

 難民支援団体「Revivre」のSabreen Al-Rassace氏は、「だからシリア人たちは、フランスが難民を歓迎する国ではないとの自らの経験をフェイスブック(Facebook)などのSNSで共有する」と説明。Al-Rassace氏によると、ほとんどの難民は片言の英語しか話さないが、フランスの公的な文書はフランス語でしか書かれておらず、また役人たちにも英語で対応しようという努力はみられないという。

 移民問題の専門家であるフランソア・ジェメン(Francois Gemenne)氏は、このことについてフランスはもっとよく考えるべきとし、「移民や難民を歓迎しない国だと思われるようになったということは、国の経済が良くなく、民主主義も健全ではなくなったことを意味する」と付け加えた。(c)AFP/Fran BLANDY


http://www.afpbb.com/articles/-/3061780  

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コメント
 
1. 2015年10月01日 04:54:18 : jAdmYOHtYU
日本の話かと思った。

2. taked4700 2015年10月01日 21:24:07 : 9XFNe/BiX575U : bSNLQicpgg
つまり、フランス自身がドイツを追い込んでいる勢力に組しているという意味でしょう。リビアの空爆もフランス軍がかなり入っていたはずで、中東の混乱にフランスが絡んでいるのは明らか。


3. 2015年10月02日 15:26:48 : OO6Zlan35k
独首相の支持率は4年ぶり低水準、難民対応に不満高まる
[ベルリン 1日 ロイター] - 1日発表された世論調査によると、ドイツのメルケル首相の支持率は9%ポイント低下し、約4年ぶり低水準となった。移民・難民の大量流入で受け入れ態勢は限界に近づきつつあり、首相の対応に批判が高まっている。

ドイツの公共放送ARDによると、首相の支持率は54%で、ユーロ圏債務危機の最中だった2011年12月以来の低水準となった。

移民・難民の流入については、その規模に脅威を感じるとの回答は前月比で13%ポイント増えて51%に。ドイツにとって移民や難民が利益よりも不利益をもたらすとの回答は、同11%ポイント増の44%となった。

一方、首相の難民政策を強く批判するキリスト教社会同盟(CSU)のゼーホーファー党首への支持は11%ポイント増えて39%。支持率が最も高かったのはシュタインマイヤー外相の65%で、ショイブレ財務相の64%が続いた。
 
難民の悲劇「これで最後に」、溺死した男児の父親が胸中語る
マイクロソフト「Office
ラグビー=日本代表の山田、第2戦欠場は毒魚に刺されたため
焦点:難民は「未来の熟練工」、ドイツ高齢化の救世主か
米ボーイング、一部737型機の最終工程を中国に移転へ=報道
http://jp.reuters.com/article/2015/10/02/merkel-refugee-popularity-idJPKCN0RW09E20151002


4. 2015年10月02日 15:29:30 : nJF6kGWndY

難民を全体で歓迎する国など無い

特に失業率が高い国ほどそうだ


5. 2015年10月02日 15:37:19 : OO6Zlan35k
川口マーン惠美「シュトゥットガルト通信」
2015年10月02日(金) 川口マーン惠美
ドイツ大異変! 急落したメルケル人気?「盤石」と思われていた経済大国で何が起こっているのか?

9月24日、難民問題を協議するために緊急開催されたEU首脳会議にて?〔PHOTO〕gettyimages
このままでは総選挙を戦えない
今、突然、あちこちのアンケートで、メルケル首相(CDU・キリスト教民主同盟)の人気が落っこちている。

メルケル人気は、ここ数年、破竹の勢いだった。SPD(ドイツ社民党)の政治家、あるいは支持者の間でも、彼女が首相である事には異議なしという人は多かった。

その証拠に、今年7月、シュレスヴィヒ?ホルシュタイン州の州知事(SPD)が、「2017年の総選挙にSPDがメルケル氏に対抗馬を立てても無駄なのでやめてはどうか」と言いだし、党内の顰蹙を買うという一幕もあった。「戦わずして白旗とは何事か」と。

ともかく、施政11年目に入った首相の座は、それほどまでに安泰。メルケル氏は8月初め、非公式にではあるが、4選目の出馬も匂わせていた。

ところが、このたびの人気の急落だ。アンケートでは、ひとっ飛びに3位、もしくは4位にまで下がっている。かなり衝撃的だ。このままではCDUは総選挙を戦えない。党の幹部は大慌てだろう。

思いがけない人気急降下の原因は難民問題だ。

メルケル首相が、ハンガリーにいる難民をダブリン協定を無視して大量にドイツへ移送させていること、さらに、「政治難民の受け入れに上限はない」と豪語し、無制限の受け入れを促したことに対して、とくにメルケル氏自身が所属するCDUと、その姉妹党CSU(キリスト教社会同盟)の中で批判が膨れてきている。

さらに、このたびのアンケートの結果では、国民の間でも批判が増していることが明らかになった。

ドイツでは、すでに今年になって、極右グループによる難民収容施設への放火事件が相次いでおり(300件以上)、国民は、現在の難民政策が、このような極右勢力の台頭を促してしまったことも含めて、異議を申し立てているのだろう。

また、メルケル氏の変則的な難民政策のおかげで大変な迷惑を被っているEUの他の国々でも、批判が増していることは言うまでもない。EU、およびドイツの難民問題の混乱に関しては、『正論』11月号で詳しく書いたので、お読みいただければ幸いだ。


メルケル首相の写真を胸に持つシリアからの難民?〔PHOTO〕gettyimages
Wir schaffen es!(我々はできる!)
ドイツにおける難民論争の最大の争点は、「人口8000万の国が、1年で100万人の難民を受け入れ、穏便に消化することができるのか?」ということに尽きる。

「できる」と主張する人々は、本当にできると思っている。なぜか? 「苦しんでいる人を見殺しにすることはできない」から、そして、「我々は善意の国民である」からだ。

でも、どうやってそれを可能にするのか、ということは言わない。メルケル首相のアピールもまさにこれで、「Wir schaffen es!(我々はできる!)」。オバマ大統領の「Yes, we can」とおなじで、初めて聞くと、心は高揚する。

もちろん、そんなにたくさんの難民を一度に受け入れるのは無理だと思っている人もいる。「上限を決めた、秩序だった受け入れが必要だ」、「EUの外壁になっている国を支援し、まず EUへの難民の流入を防がなければ収拾がつかなくなる」と。

いくらドイツが経済大国であっても、すべてがお金で解決するわけではない。無制限に難民が入って来れば、社会も、労働市場も、学校も、混乱してしまうだろうという警告だ。

しかし、ドイツ人の奇妙なところは、ときどき、ある日突然、皆がこぞって理性をかなぐり捨ててしまうことだ。そして、倫理観だけを前面にかざし、自己礼賛とともに、非合理の極みに向かって猪突猛進していく。

これが始まると、それに反対する意見には、すべて非人道的というレッテルが貼られる。また、難民の多くがイスラム教徒であることによる社会生活上の摩擦など口にすれば、あたかも「自由、平等、博愛」精神が欠けているように叩かれるのである。

しかもメディアがこぞって、"welcome to Germany"とか、"I love Refugees"といったプラカードを掲げた人々を、これぞドイツ人の良心とでも言わんばかりに感動的に報道する。それを見たドイツ人は心が洗われた気分になり、さらに自己礼賛を強め、「Wir schaffen es!」の思いを新たにする。

こういう状態になった時のドイツ人は、自分たちを倫理の高みに置いているので、絶対に他の意見を受け付けない。だから、増え続ける難民に対して危機感を持っている人たちは、問題提起すらできなかった。下手に声をあげても、「非人道的」あるいは「極右」というレッテルを貼られるのがオチだ。

しかし、今回のアンケートでは、ようやくその人たちの意見が反映され始めたと、私は見ている。


ミュンヘン駅で難民を歓迎するボランティアの人々?〔PHOTO〕gettyimages
ドイツ人を戸惑わせる収容施設の治安問題
ドイツの難民政策の危うさは、すでにいろいろな形で現れ始めている。いくらドイツ人が"welcome精神"を持つ善良な人々であるとしても、現実は不都合な方向に進んでいく。

ぎゅうぎゅう詰めになっている収容施設では、難民たちの暴力沙汰が増えており、27日には、ヘッセン州の施設で、コソボのアルバニア人とパキスタン人の大規模な闘争が起き、400人もの難民が暴れ、警官、難民ともに負傷者が出た。

多くの施設では、狭いところに、やることのない若い男性が詰め込まれ、さらに、言葉も宗教も違うため、一触即発の事態が続いているという。数少ない女性が暴行されるケースも多発しているとかで、警察のパトロールはもう限界にきている。

そのため、収容施設の治安維持には民間の警備会社も投入されているのだが、警備する側と、される側の間でも、やはり宗教の違いなどから瞬く間に諍いが起き、火に油を注ぐ結果になっている場所も多いという(警備員には外国系が多い)。

そこで28日、警察はついに、難民を宗教別に収容すると発表した。

この事態は、ドイツ人を戸惑わせた。これらの難民がドイツに留まるようになれば、彼らは、ドイツ文化はもちろん、その他のさまざまな文化や習慣を受け入れて暮らしていかなければならないのだ。難民収容施設ですでにそれが破綻しているのだとしたら、この先、いったいどうなるのかと、ニュースを見た人々が不安に思っても無理はない。

先日、ポーランドをはじめ幾つかの東欧の国の政府が、難民を受け入れるならキリスト教徒を優先的に受け入れたいと言って顰蹙を買ったが、彼らの言い分にも単なる差別とは言い切れないところがある。ポーランドは敬虔なカトリックの国だ。難民庇護も大切だが、まず、国の治安と平和な国民生活を第一に考えるのは施政者の務めでもある。

また、施設から脱走している難民もいる。現在、ドイツで難民の庇護申請をしている人々の40%は、アルバニア、コソボ、セルビアなどから来ている人たちだが、これらの国では内戦が起こっているわけではないため、審査後には母国に戻される運命だ。だから、その前に潜伏してしまうつもりのようだ。


難民施設を訪問するメルケル首相に罵声を浴びせる極右グループ?〔PHOTO〕gettyimages
メルケル首相に対峙するガウク大統領
ドイツで多大な影響力を発揮するガウク大統領は、8月26日、わざわざベルリンの収容施設に出向き、ネオナチを糾弾し、同時に、"難民welcomeカルチャー"を自画自賛したのだが、1ヵ月後の9月27日、先の発言を大幅に修正して、皆を驚かせた。「我々の心は広いが、受け入れ能力には限りがある」と。

難民の受け入れにリミットがないとしたメルケル氏に対する明確な対峙である。

それどころか同氏は、1ヵ月前のように国民を難民受け入れの方向に鼓舞することをやめ、国民の間に不満や不安が巻き起こっていることに理解まで示した。人道的な難民受け入れはこれからも続けるとしながらも、実際の対応としては、かなり急ブレーキを踏んだ感じだ。

また、連立与党CSUの党首ゼーホーファー氏は、最初から難民の無制限な受け入れに反対していたが、23日、ハンガリーのオルバン首相を招待し、会談を持った。日頃からドイツ政府とメディアは、オルバン首相を反民主主義者と位置づけ、難民を虐待する反人権主義者のように糾弾している。

しかし、ゼーホーファー氏のオルバン評は全く違う。オルバン氏はEUにとめどなく流れ込んでくる難民を防ぐため、セルビアとの国境を防衛しているのだ。だから、「バイエルン州はそれを支援する」と。

Die Zeit紙は、「難民welcome共和国でのこのような歓迎ぶりをヴィクトール・オルバンはまさか期待もしていなかっただろう」と揶揄した。メルケル首相としては腹立たしい限りだろう。

ミュンヘンでは、19日よりオクトーバーフェストが始まった。世界一のビール祭りに惹きつけられて、世界中からのお客が続々と集まってくる。その同じ場所に、難民たちは今日も到着する。9月だけでバイエルン州が受け入れた難民は17万人。今年のオクトーバーフェストは、おそらく長い間、ドイツの人々の記憶に残ることになるだろう。


著者: 川口マーン惠美
『ドイツの脱原発がよくわかる本』
(草思社、税込み1,512円)
まさに悪戦苦闘。それでも脱原発へと進むドイツ。しかし、日本には、それを真似てはいけない理由がある。在独30年の著者が、日本人に知ってもらいたい真実を伝える、最新レポート。
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/45630

[32削除理由]:削除人:無関係の長文多数

6. 2015年10月03日 14:43:04 : gjSWR86AiA
難民を嫌うのは、ロマに懲りているからだろうな。
日本人には馴染みがないと思いますが、ジプシーのことです。

あれ、本当に嫌われているよ。


7. 2015年10月04日 21:10:03 : gjSWR86AiA
6ですが、上の内容がツイッターにありました。

チューリップ
‏@2015tulips
チューリップさんがリツイートしました Claude
パリはどうしてこんな街になってしまったのだろう。30年前にはなかった。
https://twitter.com/2015tulips/status/650609595346350080

Claude
‏@mmeouioui 地下鉄入口付近に立っている観光客の財布やら荷物を奪い取って逃げるジプシー少年窃盗団。逃げ切るために反対のホームへ渡ります。後ろポケットに財布を入れない、スマホを手に持たない、大きな紙袋を持たない。これがパリの地下鉄利用の常識です。
https://twitter.com/mmeouioui/status/650270629573316608

●ロマは本当に世界中で嫌われている。だからフランスは、難民を入れない。



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