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米ロ首脳 シリア情勢で立場の違い埋まらず[NHK]
9月29日 12時01分
アメリカのオバマ大統領はロシアのプーチン大統領と会談し、内戦が続くシリア情勢の解決に向けてアサド大統領の退陣が必要だという考えを伝えましたが、プーチン大統領はアサド政権を存続させるべきだと主張し、双方の立場の違いは埋まりませんでした。
米ロ首脳会談は28日、国連総会にあわせてニューヨークで1時間半余りにわたって行われました。
ホワイトハウスによりますと、この中でオバマ大統領はシリア情勢について、「アサド大統領が政権にとどまるかぎり、シリアの安定はない」として退陣が必要だという考えを強調しましたが、プーチン大統領は「アサド大統領は過激派組織に対する防波堤だ」として、アサド政権を存続させるべきだと主張したということです。
これについてホワイトハウスの高官は、「両首脳はシリア情勢の政治的な解決を目指す方針は確認したが、アサド大統領の役割を巡ってアメリカとは根本的な相違があった」と述べ、双方の立場の違いが埋まらなかったことを認めました。
一方で、両首脳は、シリアで空爆を続けているアメリカとアサド政権への軍事支援を強化するロシアとの間で偶発的な衝突が起きないよう、軍どうしで意思疎通を図っていく方針を確認しました。
プーチン大統領「多くの共通点 一致しない点も」
国連総会にあわせて行われた米ロ首脳会談のあと、プーチン大統領はロシアのメディアに対して、「会談は建設的かつ実務的で大変率直に行われた」と述べて評価しました。
一方で、「多くの共通点を見いだしたが、一致しない点もある」として、シリアのアサド政権への対応を巡って、存続を主張するロシアと退陣を求めるアメリカの間で溝が埋まらなかったことを示唆しました。
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