http://www.asyura2.com/15/kokusai11/msg/456.html
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転載する記事に「米中が緊急時にホットラインを通じて連絡を取り合う空中衝突の防止策で正式に合意する可能性がある」とあるが、習国家主席訪米前の18日に既に合意・締結済み。
※ 参照記事
「国防部、中米両軍の「2つの相互信頼メカニズム」整備に新たな成果:主席訪米前に「軍事危機通告」と「空中遭遇」を取り決め
http://www.asyura2.com/15/kokusai11/msg/452.html
※関連記事
「米大統領、中国サイバー攻撃「最大の議題」:スノーデン氏の暴露を引くまでもなく米国=世界最強最大ハッカー国家は衆知」
http://www.asyura2.com/15/kokusai11/msg/419.html
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米大統領、紛争の平和解決要求 中国主席と会談[日経新聞]
2015/9/26 0:57
【ワシントン=永井央紀】オバマ米大統領と中国の習近平国家主席は25日午前(日本時間同日夜)、ホワイトハウスで会談した。これに先立ち開いた歓迎式典でオバマ氏は「米国は根本的な真理について遠慮なくものを言う」と述べ、南シナ海の領有権問題などを念頭に紛争の平和的解決や人権問題の改善を要求した。習氏はお互いの利害を尊重しながら協力する「新型大国関係」の推進を訴えて反論した。
オバマ氏は25日朝、ホワイトハウス南庭での歓迎式典で両国の国歌演奏や儀仗(ぎじょう)隊を閲兵した後に歓迎スピーチに立った。まず「中国の安定と繁栄、平和的な台頭を歓迎する」と述べ、世界経済への影響やイラン核協議の合意などを例示して米中協力の重要性を指摘した。その後に「たとえ協力するにしても、相違点は率直に話し合わないといけない」と中国をけん制した。
続けて登壇した習氏は「今回の訪米は平和と協力を推進するためだ。新型大国関係を構築するという正しい方向を堅持しないといけない」と主張した。習氏が2013年に提唱した「新型大国関係」は米中両国が冷戦期の米ソのように対立するのではなく、相違点をお互いに尊重しながら国際社会の課題解決に向けて協力する関係を指す。
米中を対等の立場に位置づけ、中国の海洋進出や国内の人権問題などに介入しないよう求める意味も含むため、米側は中国側の呼びかけに応じていない。習氏は「ウィンウィンの協力が中米関係を発展させる唯一の選択だ」と述べ、米側に同調するよう求めた。
25日の首脳会談では、中国によるサイバー攻撃が最大のテーマになる。米国は連邦人事管理局(OPM)が攻撃を受けて職員らの個人情報が盗まれた事件に中国が関与したとみており、オバマ政権は中国に経済制裁をちらつかせている。
中国による南シナ海の埋め立て問題に関しては、米中が緊急時にホットラインを通じて連絡を取り合う空中衝突の防止策で正式に合意する可能性がある。中国の通貨、人民元をめぐっては、中国が国際通貨基金(IMF)の準備通貨であるSDR(特別引き出し権)への採用を目指しており、習氏がオバマ氏に理解を求めるとみられる。両首脳は会談後に共同記者会見を開く。
中国外務省によると、習氏は24日の非公式夕食会で「現在の国際秩序を整備するのは、新たな秩序をつくるという意味ではない。より公正で合理的な方向へ発展させることだ」とも訴えた。中国が主導するアジアインフラ投資銀行(AIIB)の創設といった動きは、米国主導の秩序への挑戦ではないと説明。米国のAIIBへの参加も呼びかけた。オバマ氏は「大国と新興国が必ず衝突するとは思わない」と述べたという。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM25H81_V20C15A9MM8000/?dg=1
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