http://www.asyura2.com/15/kokusai11/msg/448.html
Tweet |
NHKは、なぜか、国際ニュースのカテゴリーで米ロ首脳会談が開催されることを単独の見出しを付けた記事としてアップしていない。
ウクライナを巡って制裁合戦を続けている米露が首脳会談を開催するというのは、国際ニュースとして大きなバリューがあるはずだが...
その代わりに、表題前半部の見出しを付けた記事と「国連総会に合わせ日ロ首脳会談 合意」の記事のなかで米ロ首脳会談について説明している。
9月17日、戦争板に「ロシア、米に軍同士の対話提案:シリア問題をめぐり、プーチン大統領訪米時にオバマ大統領との会談も“噂”として」( http://www.asyura2.com/15/warb15/msg/861.html )という投稿を行った。
そして、
「ロシア、米中けん制 岸田外相の訪ロ受け入れ:今日から訪露(記事とは違いシリア問題をめぐって米露関係は急速に緊密化)」
http://www.asyura2.com/15/senkyo193/msg/321.html
と米ロ関係の変化を書いた。その9月20日の日経新聞記事は、「ロシアは最近、シリア内戦でアサド政権への軍事支援を強め、反政府勢力を後押しする米国と対立を深めている」と説明している。
日本のメディアや政府は、米露や米中の関係は“悪いもの”というスタンスにこだわった言動を続けており、国民の多くが日本のメディアの記事を手がかりとして世界を眺めているとしたら取り残されてしまうだろう。
================================================================================================================
米大統領 IS対策でロシアに建設的役割要求へ[NHK]
9月25日 16時33分
アメリカのホワイトハウスは、オバマ大統領が来週28日、国連総会に合わせてロシアのプーチン大統領と会談し、内戦が続くシリア情勢を巡って、アサド政権への軍事支援をやめ、過激派組織IS=イスラミックステートへの対策で建設的な役割を果たすよう求めることになるという見通しを示しました。
ホワイトハウスのアーネスト報道官は24日の記者会見で、オバマ大統領が来週28日、国連総会に合わせてニューヨークで、ロシアのプーチン大統領の要請に応じて会談することを明らかにしました。
そのうえで会談では、オバマ大統領が内戦が続くシリア情勢を巡って、プーチン大統領に対し、アメリカが退陣を求めるアサド政権への軍事支援をやめ、過激派組織ISへの対策で建設的な役割を果たすよう求めることになるという見通しを示しました。
さらに、散発的な戦闘が続くウクライナ情勢についても、停戦合意を順守するよう求めるとしていて、アーネスト報道官は、「会談でよりよい関係の基盤ができる可能性もある」と述べました。
オバマ大統領とプーチン大統領が直接対話するのは、去年11月に中国で開かれたAPEC=アジア太平洋経済協力会議の首脳会議で短時間、接触して以来となります。
一方、オバマ大統領は、国連総会に合わせてインドのモディ首相とも会談する予定であるほか、国交が断絶しているイランのロウハニ大統領と接触するのかどうかも注目されています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150925/k10010247621000.html
=======================================================================================================================
国連総会に合わせ日ロ首脳会談 合意[NHK]
9月25日 4時46分
日本とロシア両政府は、アメリカで開かれている国連総会に合わせて、安倍総理大臣とプーチン大統領の日ロ首脳会談を行うことで合意し、年内のプーチン大統領の日本訪問を目指して、北方領土問題をはじめ幅広い分野で意見が交わされる見通しです。
安倍総理大臣は今月28日から始まる国連総会での一般討論演説などに臨むため、26日、アメリカのニューヨークに向かうことにしていて、滞在中、アメリカのバイデン副大統領や各国の首脳との会談を積極的に行う考えです。
こうしたなか、日本とロシア両政府は、ニューヨークで安倍総理大臣とプーチン大統領の日ロ首脳会談を行うことで合意しました。
安倍総理大臣がプーチン大統領と会談するのは、去年11月のAPEC=アジア太平洋経済協力会議の首脳会議以来で、第2次安倍内閣発足以降、8回目になります。
日ロ関係を巡っては、岸田外務大臣が先にラブロフ外相と会談し、中断していた外務次官級での平和条約交渉を再開することで合意したほか、国家安全保障局の谷内局長が24日、プーチン大統領の側近のパトルシェフ安全保障会議書記と会談し、平和条約交渉を進めるため、さまざまなレベルで対話を積み重ねていく必要があるという認識で一致しました。
このため、今回の首脳会談では、年内のプーチン大統領の日本訪問を目指して、北方領土問題や経済協力の進め方、それにウクライナ情勢など、幅広い分野で意見が交わされる見通しです。
ロシア大統領 米大統領とも会談へ
一方、ロシア大統領府はプーチン大統領がニューヨークで開かれる国連総会に出席するのに合わせて、28日に安倍総理大臣やアメリカのオバマ大統領と会談することを明らかにしました。
これは、ロシアのペスコフ大統領報道官が24日、ロシアの通信社に対して明らかにしたものです。
それによりますと、プーチン大統領は28日、10年ぶりに国連総会に出席して演説を行い、国連のパン・ギムン(潘基文)事務総長と会談するとしています。
このあと安倍総理大臣、そしてアメリカのオバマ大統領とそれぞれ会談することで合意したということです。
このうち去年11月以来となる安倍総理大臣との会談では、今月21日にモスクワで行われた岸田外務大臣とラブロフ外相の会談を受けて、年内のプーチン大統領の訪日実現に向けた準備について意見を交わすものとみられます。
また、オバマ大統領との会談では、シリアで過激派組織IS=イスラミックステートが攻勢を強めるなかで、ロシアが増強をはかるアサド政権への軍事支援やISへの対応を巡ってつっこんだやり取りを行うほか、行き詰まった状態が続くウクライナ情勢についても話し合うものとみられています。
米政府高官 会談はロシアの要請
アメリカ政府の高官は24日、NHKの取材に対し、ロシアのプーチン大統領の要請でオバマ大統領が国連総会に合わせてプーチン大統領と会談すると明らかにしました。
そのうえで「ウクライナやシリアの状況を考えれば、ロシアと深刻な意見の相違があっても、ハイレベルの対話を通じて進展が図れるかどうか試さないのは無責任だとオバマ大統領は考えている」と指摘しました。
そして、会談では、散発的な戦闘が続くウクライナ東部の情勢を巡って、オバマ大統領がプーチン大統領に対し停戦合意を順守するよう求めるという見通しを示しました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150925/k10010247001000.html
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。