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フォルクスワーゲン会長 引責辞任へ:リアル走行測定は規制成分がテスト走行時の4倍以上という他メーカー車も多いそうだ
http://www.asyura2.com/15/kokusai11/msg/442.html
投稿者 あっしら 日時 2015 年 9 月 24 日 17:30:00: Mo7ApAlflbQ6s
 


フォルクスワーゲン会長 引責辞任へ[NHK]
9月24日 0時44分

ドイツのフォルクスワーゲンは、排ガス規制を逃れるため、世界でおよそ1100万台の車両に不正なソフトウエアを搭載していた問題で、ウィンターコルン会長が責任を取って辞任する意向を明らかにしました。

この問題は、フォルクスワーゲンが、排ガス規制を逃れるため、ディーゼル車に不正なソフトウエアを搭載していたもので、フォルクスワーゲンは、不正なソフトが稼働する車両は、世界でおよそ1100万台に上るとしています。

不正の発覚を受けて、フォルクスワーゲンのウィンターコルン会長は23日、声明を発表し、責任を取って辞任する意向を明らかにしました。また、フォルクスワーゲンの監査役会の幹部も、23日、ウィンターコルン会長から辞任の申し出があったことを明らかにしたうえで、今月25日に開かれる監査役会で後任について協議する方針を示しました。

今回の不正を巡ってはフォルクスワーゲンの経営陣の関与が焦点の一つとなっていますが、ウィンターコルン会長は、「不正行為は認識していなかった」と述べ、改めて関与を否定しました。

ウィンターコルン氏は2007年からフォルクスワーゲン・グループの会長を務め、中国など世界での販売台数を大きく伸ばしました。

フォルクスワーゲンの監査役会は今回の不正について地元の検察当局に告発する方針で、今後、社内に特別委員会を設置し事実関係の解明を進めるとしています。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150924/k10010245571000.html

 

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コメント
 
1. 2015年9月24日 23:34:13 : gjSWR86AiA
この問題についてだが、西欧諸国の自動車メーカーの間でディーゼルエンジンが広範に採用されるようになった背景には、ドイツの自動車部品大手ロバート・ボッシュのユニットが標準化されており、これを各メーカーが使用していると最近コメントした。これの源流は、かつて百年に三回も戦争を戦ったフランスと西ドイツ(当時)の関係修復にある。フランスのドゴール大統領と、西ドイツのアデナウアー首相が歴史的和解をして、それを進める中において両国の産業協力が重要なテーマとなった。

フランスと西ドイツは、自動車の分野では、西ドイツの自動車部品大手のロバート・ボッシュの製品を、国境を越えて採用することを決定。ガソリンエンジンの分野では、ボッシュのDジェトロニック電子式燃料噴射装置を、フォルクスワーゲンに続きシトロエンDS21に採用し、次いでディーゼルエンジンの燃料噴射ポンプについても、商用車のC35において採用した。

Citroën C35
https://fr.wikipedia.org/wiki/Citro%C3%ABn_C35

実は、この車種のディーゼルエンジンは、そのまま大型セダンのCXにも採用されました。しかしオーストラリアやニュージーランドには、当方の知る限り、入っていませんね。これについて、イギリス文化圏ではディーゼルエンジンが嫌われているからだと聞きました。確かにイギリスにはディーゼル乗用車は少なかったし、日本でもそうでした。(註 日本は、世界的にはイギリス文化圏だと見られている !?)

そのボッシュの分配型燃料噴射ポンプは、他のメーカーにも広まり、1980年代には西欧自動車メーカーの間で、事実上の標準化してしまったのです。当時、日本車が西欧に大量輸出され、西欧の自動車メーカーが次々と経営不振に陥り、買収、合併が加速します。そのような中、新型車を開発するのに、費用を節約しなくてはいけない。このため、ボッシュの分配型燃料噴射ポンプが標準化してしまったのです。先ほど触れたシトロエンのC35や、CXでも、ボッシュのポンプの他に、ロト製のポンプがあったのですが、会社ごと消えてしまいました。そう言えば、クーゲルフィッシャーやスピカも消えたな。

ボッシュは他社より断然進んだ技術を持ち、1990年代にはコモンレール方式に全力投球。1997年に乗用車用を開発し、これが業界標準になります。これは電子制御であり、コンピューターで制御している。だから、他のメーカーのディーゼル自動車も、規制を達成できないのは当然です。

このこともあり、欧州株式市場ではフランスのプジョー・シトロエンや、ルノーの株式も急落しました。フォルクスワーゲンだけではないことは、自動車整備で西欧車を触っている人なら常識です。ただ、フランスのプジョー・シトロエンや、ルノーは、北米市場で自動車を販売していません。かつて1970年代に、安全問題とかガソリンエンジンの排気ガス規制で苦しみましたから、会社の成長を犠牲にして撤退したのです。今から考えたら、これでよかったのかも知れません。


2. 2015年9月24日 23:41:33 : ij43W8buDg
マツダの株価も大きく下げてるけど、マツダのディーゼルは大丈夫だよね? 

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