★阿修羅♪ > 国際11 > 433.html
 ★阿修羅♪  
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ
(英国)新原発に20億ポンド拠出:英政府、中国の投資決定促す:次世代原発を中国に依存
http://www.asyura2.com/15/kokusai11/msg/433.html
投稿者 あっしら 日時 2015 年 9 月 22 日 11:42:27: Mo7ApAlflbQ6s
 


 米国では、ロサンゼルス―ラスベガス間の高速鉄道が中国企業と米国企業で合弁事業として敷設運行されそうだ。

 日本では、政治的思惑で、「米国(米欧)と中国の対立」や「欧米の中国に対する民主主義と人権の問題意識」が喧伝されているが、実相の世界は、経済的損得勘定をベースに動いている。

 中国や北朝鮮には事前に断りを入れているとはいえ、新安保法制の必要性を説くために、中国や北朝鮮をダシに使っているような状況を続けると、日本の方が置いてけ堀を食らってしまうだろう。

=========================================================================================================
【英国】新原発に20億ポンド拠出:英政府、中国の投資決定促す
NNA 9月22日(火)9時0分配信

 政府は21日、フランス電力公社(EDF)がイングランド南西部サマセット州ヒンクリーポイント(Hinkley Point)で進める新規原子力発電所「ヒンクリーポイントC」の建設プロジェクトに、20億ポンドを拠出する方針を明らかにした。同プロジェクトへの参画を予定する中国企業の投資決定を促す狙い。

 オズボーン財務相はこの日、訪問中の中国で英政府が資金を拠出することを確約した。まず20億ポンドを提供し、長期的には追加で工事費を出す可能性もあるとしている。同プロジェクトにはEDFに加え、中国広核集団(CGN、旧中国広東核電集団)と中国核工業集団(CNNC)が出資する予定。同相は両社が年内には投資決定を行うと見込んでいる。

 オズボーン財務相はまた、今回の決定により他の新規原発の建設でも中国との協力に道筋を付けたいとしている。アンバー・ラッド・エネルギー・気候変動相はフィナンシャルタイムズのインタビューで、東部エセックス州で建設を予定する新規原発の設計を中国企業に依頼する意向を示している。実現すれば、欧米で初めて中国製の原子炉が採用されることになる。

 「ヒンクリーポイントC」の総工費は245億ポンドに上る。当初は2014年7月に最終投資決定が下される予定だったが、政府による電力買い取り価格の決定や欧州連合(EU)からの承認獲得に時間がかかり計画が遅延。さらに、仏国営原子力企業アレバが納入する予定の欧州加圧水型原子炉(EPR)の開発が大幅に遅れていることも見通しに影を落としている。EDFは先に、同原発を予定通り2023年に運転を開始するのは不可能になったと明らかにしている。

 同社の英子会社EDFエナジーのバンサン・ドリバース最高経営責任者(CEO)は政府資金拠出の決定について、「英政府のヒンクリーポイントCに対する意欲の証」と評価。「最終的な投資決定に向けた大きな進歩となる」と話している。[環境ニュース]

最終更新:9月22日(火)9時0分

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150922-00000012-nna-eurp

=======================================================================================================================
※2年前の参考記事

中国の原発参入にイギリスが懸念 安全性は?
NewSpere | 執筆者: NewSphere編集部
投稿日: 2013年10月19日 15時13分 JST 更新: 2013年10月19日 15時16分 JST

ハッキング疑惑、不透明性・・・ 中国企業の原発参入に英メディアが懸念

中国訪問中のオズボーン英財務相は17日、中国企業が英国内の原発建設・運営に参入することを認める方針を明らかにした。また、英国は規制手続き上の支援も行うという。原発輸出ビジネスの開拓を狙う中国にとっては、実績作りのチャンスになりそうだ。

英国は、サマセット州ヒンクリーポイントに計画中の新原発について、仏EDF社と交渉中であったが、EDF社は膨張しつつあるコストを分担する狙いで、中国広核集団CGNPCをプロジェクトに引き込んだようだ。当初、CGNPCはEDFよりも少数株主であるが、将来的な過半数取得の可能性も妨げられるものではない。


【安全および戦略上の不安】

各紙は、施設そのものの品質については触れていない。また、オズボーン財務相は厳格な安全基準の義務付けを約束している。しかしガーディアン紙は、中国企業の透明性の低さから、運営業務に監視が行き届くのか不安視している。

腐敗防止団体トランスペアレンシー・インターナショナルによるBRICS新興諸国75社の調査でも、中国企業は、財務情報や企業構造などの情報公開性が最も低かった。調査対象となった33中国企業は、どれひとつ、贈賄禁止を公式表明していない。

英政府の原子力顧問ジョン・ラージ氏さえも、フランス企業でも英原発の操業にあたっては、両国間の規制制度の違いから問題を生じるおそれがあるのに、独立した監督者がいない政府直轄の中国企業となれば、問題は一層深いと懸念する。

さらに、原発のような重要インフラ施設をハッキング疑惑が取り沙汰される中国に任せることは、戦略的に危険だとの指摘も挙がっているとガーディアン紙は報じている。

【本当に安上がりなのか】

オズボーン財務相は、英国にとって「投資と雇用」「長期的なエネルギーコスト低下」という潜在的メリットを強調している。

しかし英政府の契約交渉の結果、ヒンクリーポイント原発から生成される電力には価格保証が付けられる。テレグラフ紙によれば現在の卸売相場の1.5倍となる、1メガワット時あたり90〜93ポンドである。フィナンシャル・タイムズ紙は2倍とも報じている。35年とされる同原発の寿命の間、この負担が国民に掛かり続けることは、財務相の言うメリットへの疑問につながっている。

さらに、EUでは国から電力会社への直接補助金を認めていないため、契約に認可が下りるかどうかにも不安があるという。

http://www.huffingtonpost.jp/2013/10/19/nuclear-plant-china_n_4126542.html


 

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
 
1. 2015年9月22日 23:41:01 : KzvqvqZdMU
>新安保法制の必要性を説くために、中国や北朝鮮をダシに使っているような

なんか ゆがんだ精神の持ち主って気がするけどね。

サヨ的精神は、日本政府のやり方をやぶにらみして、箸の上げ下ろしも
きにいらないみたいな、姑根性

[32削除理由]:削除人:アラシ

2. 2015年9月23日 10:30:56 : nJF6kGWndY

日本の原発ビジネスは崩壊

今後、廃炉もまともにできるか疑問だなw

http://diamond.jp/articles/-/75570
東芝の原発事業に1000億円単位の減損リスクも


3. 2015年10月23日 13:26:00 : LY52bYZiZQ
Column | 2015年 10月 23日 12:54 JST 関連トピックス: トップニュース

コラム:英政府が「中国製」原発で払う高い代償

http://s4.reutersmedia.net/resources/r/?m=02&d=20151023&t=2&i=1089110966&w=644&fh=&fw=&ll=&pl=&sq=&r=LYNXNPEB9M03W
 10月22日、英国に原子力発電所を新設することは、理に適っている。しかしフランス電力公社と中国国有の中国広核集団の協力を得て180億ポンド規模のヒンクリー・ポイントC原発を建設する合意となると、状況は極めて込み入ってくる。写真は建設予定地。英南西部で2013年10月撮影(2015年 ロイター/Suzanne Plunkett)
John Foley

《ロンドン 22日 ロイター BREAKINGVIEWS》 - 英国に原子力発電所を新設することは、理に適っている。しかしフランス電力公社(EDF)(EDF.PA)と中国国有の中国広核集団(CGN)の協力を得て180億ポンド規模のヒンクリー・ポイントC原発を建設する合意となると、状況は極めて込み入ってくる。

原発の寿命は60年なので、経済性を判断するのは難しい。今回のケースでは、英国がフランスと中国の投資を呼び込むため、メガワット時当たり92.50ポンドという保証価格でこの原発から電力を買い取ることを提案した。現在の卸売価格はこの半分前後だ。新原発の年間発電量(推計)25テラワット時にこの差額を掛けると、年間10億ポンドを超える暗黙の補助金を与える計算になる。

保証価格は物価に連動するため、インフレ率を年2%と想定した場合、基準年を2012年として92.50ポンドに設定された価格は、原発の稼働開始が最も遅れた場合の2033年には140ポンドに上昇している。その時点で市場の実勢価格がどうなっているかは神のみぞ知るだ。実勢価格が上昇し、暗黙の補助金は目減りしているかもしれない。しかしシェールオイル生産、再生可能エネルギーの蓄電方法の進歩など、未知数の要素は山ほどあり、これらが価格の抑制要因として働く可能性がある。また、物価に連動する92.50ポンドという価格は35年間固定される。

さらに大きな問題はリスクの分担方法だ。書面上では、コストの上振れや電力価格の急騰、原子炉解体コストなどのリスクはEDFと中国側が負う。英国側は、実勢価格が低水準で推移して有権者の怒りを買うリスクに加え、実勢価格とコストが上昇して中仏側が約束を放棄するリスクにさらされる。

英国政府が自ら資金を調達し、ヒンクリー・ポイントC原発を建設すれば事はすっきりするだろう。そうしないのはなぜか。原発に対する世論が二分しているゆえかもしれないし、今どきの政治家は簡潔かつ賢明な判断を不明瞭な方法で覆い隠したがるのかもしれない。

○背景となるニュース

*フランスのEDFと中国は英ヒンクリー・ポイントC原発の建設に180億ポンドを投資する。この契約の調印は習近平国家主席の1週間にわたる訪英に合わせて行われた。

*EDFの声明によると、中国広核集団(CGN)が資金の33.5%を、EDFが66.5%を拠出し、将来的には他の投資家の誘致も狙う。

*この原発は当初、生産する電力メガワット時当たり92.50ポンドでの買い取りを保証され、この価格は英国のインフレ率に連動する。現在の電力卸売価格はこの半額前後。実勢価格が保証価格を上回っても英消費者は差額分を支払う必要はない。

*EDFによると、原発の発電能力は年間25テラワット時。1テラワットは10億キロワットに相当する。

*投資の実行には今後、中国政府の承認を得、書類と資金調達を完了させ、2社の取締役会の承認を得る必要がある。

*EDFの声明は以下のアドレスをクリックしてご覧下さい。

bit.ly/1MUxlpS

*英政府の声明は以下のアドレスをクリックしてご覧下さい。

bit.ly/1jCBGCT

*筆者は「Reuters Breakingviews」のコラムニストです。本コラムは筆者の個人的見解に基づいて書かれています。

*このドキュメントにおけるニュース、取引価格、データ及びその他の情報などのコンテンツはあくまでも利用者の個人使用のみのためにロイターのコラムニストによって提供されているものであって、商用目的のために提供されているものではありません。このドキュメントの当コンテンツは、投資活動を勧誘又は誘引するものではなく、また当コンテンツを取引又は売買を行う際の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。当コンテンツは投資助言となる投資、税金、法律等のいかなる助言も提供せず、また、特定の金融の個別銘柄、金融投資あるいは金融商品に関するいかなる勧告もしません。このドキュメントの使用は、資格のある投資専門家の投資助言に取って代わるものではありません。ロイターはコンテンツの信頼性を確保するよう合理的な努力をしていますが、コラムニストによって提供されたいかなる見解又は意見は当該コラムニスト自身の見解や分析であって、ロイターの見解、分析ではありません。

http://jp.reuters.com/article/2015/10/23/column-uk-china-nuc-plant-idJPKCN0SH08M20151023?sp=true


4. 2015年10月23日 16:35:25 : LY52bYZiZQ
2015年10月23日(金)
対英 大型投資を合意

英中首脳 新原発など7兆円超

 {パリ=島崎桂}中国の習近平国家主席は21日、訪問先の英国でキャメロン首相と会談、英国で建設を予定する複数の原発事業を中心に、総額400億ポンド(約7兆4000億円)規模の対英投資計画で合意しました。

 会談では、中国原発大手の中国広核集団(CGN)が、英国内の三つの原発新設事業に出資することで合意。うち、東部ブラッドウェル原発では、欧米で初となる中国技術を採用する原発導入を決めました。建設はCGNとフランス電力公社(EDF)が共同して手がけます。

 会談後の共同会見でキャメロン氏は、原発への投資計画について「歴史的な取引だ」と評価。習氏は、「(英中)両国は包括的で戦略的なパートナーシップを結び、共に黄金時代を築く」と語りました。

 会談ではこのほか、石油やエンジン、客船分野での大規模な対英投資を決定。来年1月から、観光ビザ(査証)の期限を従来の6カ月から2年に拡大することで合意しました。習氏は、ロンドンの金融市場で、人民元建ての国債を発行する方針も示しました。

 経済分野で良好な関係が続く両国ですが、懸案も残っています。

 習氏は、安価な中国製鉄鋼による英鉄鋼業界への打撃を念頭に、「中国は鉄鋼生産能力の削減に取り組んでいる」と指摘。英メディアや一部市民の関心が強いチベット問題など、中国の人権に関する懸念については、「中国は人権擁護を非常に重視している」と強調しました。

 キャメロン氏は、英BBCが投げかけた「人権分野で問題を抱える国との関係強化を喜ぶべきか」との問いに対し、「(経済)関係が強まるほどに、より率直な議論が可能になる」と述べました。

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik15/2015-10-23/2015102307_02_1.html


5. 2016年4月22日 20:52:27 : LY52bYZiZQ : i3tnm@WgHAM[2672]
World | 2016年 04月 22日 15:03 JST
関連トピックス: トップニュース
中国、南シナ海で海上浮動式の原発建設へ=新聞

http://s4.reutersmedia.net/resources/r/?m=02&d=20160422&t=2&i=1134009721&w=644&fh=&fw=&ll=&pl=&sq=&r=LYNXNPEC3L0C8
 4月22日、中国共産党機関紙・人民日報傘下の有力国際情報紙、環球時報は、南シナ海で行う活動に電力を供給するため、中国が海上浮動式の原子力発電所を建設する計画だと報じた。写真は衛星から撮影した南沙諸島のミスチーフ礁。1月8日撮影。提供写真(2016年 ロイター/CSIS Asia Maritime Transparency Initiative/Digital Globe)

⁅22日 ロイター⁆ - 中国共産党機関紙・人民日報傘下の有力国際情報紙、環球時報は22日、南シナ海で行う活動に電力を供給するため、中国が海上浮動式の原子力発電所を建設する計画だと報じた。

中国は南シナ海で軍事演習を行ったり施設を建設するなど軍事拠点化を進めており、周辺国が反発している。中国政府は、建築物の大半は灯台など民間での利用が目的だと主張している。

報道によると、この原発は遠隔地に「移動」させることができ、安定的な電力を供給するという。

原発の設計・建設を担当する造船大手の中国船舶重工集団幹部が同紙に対し、計画を進めていることを明らかにした。この幹部は「何基の原発を建設するかは需要次第だが、需要はかなり強い」と述べた。

*写真を差し替えて再送します

http://jp.reuters.com/article/southchinasea-china-nuclearpower-idJPKCN0XJ0CB



  拍手はせず、拍手一覧を見る

フォローアップ:


★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
投稿コメント全ログ  コメント即時配信  スレ建て依頼  削除コメント確認方法

▲上へ      ★阿修羅♪ > 国際11掲示板 次へ  前へ

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。
 
▲上へ       
★阿修羅♪  
国際11掲示板  
次へ