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ギリシャのチプラス首相の辞職と権力闘争
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/4926599.html
2015年08月24日 NEVADAブログ
ギリシャのチプラス首相は予定通り支援金を受け取り、辞表を提出しこれでまた総選挙となりますが、総選挙、国民投票、また総選挙と莫大なお金をかけて一体ギリシャは何をしているのか、と裏事情を知らないマスコミは指摘していますが、ギリシャの利権・権力構造を知れば納得がいきます。
選挙(投票)をすれば一体誰が儲かるのかを考えて見ればギリシャの置かれている実態が見えてくるからです。
ギリシャは表側の経済と裏側の経済は密接にリンクしており、かつその両方とも支配している者が同じという極めて分かりやすい権力・利権構造になっているのです。
そしてその利権を握っているのがロシアとリンクしている『オリガルヒ』であり、ロシア系オリガルヒが最大の力をもっているとも言われています。
そしてそのオリガルヒが支配しているのがマスコミであり、選挙となればマスコミが潤うという図式になっているのです。
チプラス首相もこのギリシャを支配しているオリガルヒには全く逆らえないとも言われており(裏では繋がっているとも言われてもいますが)、これはウクライナでも同じです。
ギリシャにしろ、ウクライナにしろ、西側が援助すればするほどロシア系オリガルヒが潤うという形になっており、その¨おこぼれ¨をイタリア系やその他のオリガルヒ等が受けとるとなっており、ギリシャにしろウクライナにしろ危機が増せば増すほど国民は厳しい生活を強いられますが、オリガルヒ達は肥え太ることになります。
仮に西側が支援をやめれば今度はデフォルトした公的債務をたたき売って儲ければよい訳ですが、その方が一度に儲けも大きいからいつでも破綻してやるぞ、とうそぶくオリガルヒ幹部もいるようで、西側は完全に手玉にとられています。
これらの戦略をたてているのはロシアでしょうが、ギリシャ・ウクライナのオリガルヒ達は今はロシアと連携していますがいつかはロシアに寝首をかかれる時がくるはずです。
尤もオルガルヒ達もいかに逃げるかを当然考えているでしょうが、果たしてロシアから逃げることができるかどうか。
オリガルヒ達が西側から獲得した数千億円の殆どをロシアに差し出し、数十億円だけ貰って¨質素に¨生きる道を選ぶことができるかどうか。
ギリシャの西側からの支援金獲得が終われば、次には血を血で洗う権力闘争が待っています。
そして西側から支援したり貸し付けたお金は一切戻ってこないはずです。
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