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中国の軍事パレードに20国余が出席意向[NHK]
7月29日 18時24分
中国政府が9月3日に行う予定の「抗日戦争勝利70年」を記念する軍事パレードに、ロシアやキューバなど20余りの国の首脳が出席する意向を中国側に示していることが分かりました。さらに、韓国のパク・クネ(朴槿恵)大統領についても、中国側は、韓国側から出席に前向きな返事を受けているとしています。
中国の習近平指導部は、ことしを「抗日戦争と反ファシズム戦争の勝利70年」と位置づけ、9月3日に記念の軍事パレードを北京の天安門広場で実施する予定です。
中国外務省は、具体的にどの国を招待したかは明らかにしていませんが、「関係するすべての国の指導者を招待する」と述べています。
複数の関係筋によりますと、中国政府はこれまでに50余りの国の首脳を招待し、このうち、今月中頃までに首脳が出席するという意向を中国側に示した国は20か国余りに上るということです。
その内訳を見ますと、ロシアのプーチン大統領やキューバのラウル・カストロ大統領、カンボジアのシハモニ国王など、中国と友好関係にある国の首脳が含まれています。
このほか、カザフスタンやタジキスタンなど中国と国境を接し、上海協力機構のメンバーとして結びつきが強い中央アジアの国々や、スーダン、エチオピアなどのアフリカ諸国、ヨーロッパのチェコなどが含まれています。
さらに、中国側は、韓国政府からパク・クネ大統領についても出席に前向きな返事を受けているとしています。
一方で、日本政府は、安倍総理大臣が参加するかどうかは「まだ何も決めていない」としています。
また、アメリカをはじめ欧米諸国の多くは、軍事パレードという式典の性格が、「非友好的だ」とか、かつて民主化を求める多くの若者が軍の銃弾に倒れた天安門広場を舞台にした軍の式典は支持できないといった理由で、出席には慎重な姿勢です。
このほか、東南アジア諸国の中には、中国との関係は重視しながらも、日本の立場に配慮し、「安倍総理大臣が談話を発表したあとの日中関係を見極めたうえで出欠を決めたい」という国が多くあるということです。
中国の共産党政権が10月の国慶節以外に軍事パレードを行うのは、今回が初めてです。
首脳が出席するかどうかは、中国との政治的関係の深さを示す1つの尺度ともなるため、まだ態度を決めていない国々の今後の動向が注目されます。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150729/k10010171171000.html
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