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2015/07/20(月曜) 18:20
イランとドイツが石油協議
ドイツのガブリエル副首相が、テヘランで、イランのザンゲネ石油大臣と会談しました。
イスナー通信によりますと、これは、ドイツの使節団とザンゲネ大臣の初めての会談となりました。
ドイツの政治、経済、商業の代表団によるテヘラン訪問に合わせ、建設的な協議のために、イランの商工会議所、政府・民間部門との調整が行われました。
この使節団は、ザンゲネ大臣の他、イランの外務大臣、商鉱工業大臣、エネルギー大臣、その他イラン商工会議所のメンバーと会談する予定です。
関係者によりますと、ドイツの企業はさらに、イランの石油プロジェクトに参入する予定です。
また、ドイツ使節団のイラン訪問の中で、ドイツからの技術の移転と、イランの石油化学製品のドイツへの輸出について話し合いが行われます。
ドイツは制裁前、イランの第二の貿易相手国でした。
現在、ドイツ駐在のイラン大使を務める、イランのマージェディ元国際担当石油次官は、今回の訪問で、ドイツへの天然ガスの輸出についても話し合いが行われるかについて、石油省のインターネットサイトに対し、「その可能性もある」と語りました。
ガブリエル副首相が率いるドイツの60人の使節団が、リンデ、シーメンス、ダイムラー、BASF、フォルクスワーゲン、ドイツ国際協力公社など、ドイツの数十の企業の代表が、ザンゲネ大臣の招待を受け、政治、経済、商業関係の拡大を目的に、19日日曜夜、テヘランを訪問しました。
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2015/07/20(月曜) 23:50
日本の大手石油企業、イランエネルギー市場への参入の準備
イランと6カ国の核の合意を受け、多くの国が、この重要な出来事に肯定的な反応を示し、様々な分野でのイランとの協力を拡大する機会と見ています。
イルナー通信によりますと、彼らの多くは、この合意に満足を示し、その実施と対イラン制裁の解除は、特にエネルギー分野での経済取引における重要かつ大きな一歩となりえるとしています。
日本のエネルギー分野で活動する企業も、最近、イラン市場への参入に強い関心を示し、この市場への参入を心待ちにしています。
これらの企業の多くは、「制裁が解除され、利益の見込めるイランのエネルギー市場への参入を心待ちにしている」としています。
日本の石油企業の関係者の多くは、「ウィーンの合意は、彼らがイランとのエネルギー分野の取り引きのための新たな機会を手にし、これまで以上にこの問題について考える機会になっている」としています。
様々な統計は、制裁前まで、イランは日本の石油需要の10%近くをまかなっていましたが、現在それは5%にまで落ち込んでいます。
こうした中、日本の企業は、「我々は現在の状況に満足していないが、核の合意はイランからの原油の輸入を拡大するための最高の機会をもたらしている」としています。
日本のJX日鉱日石エネルギーは、20日月曜、声明の中で、「我々はイランと6カ国の核の合意を歓迎している。雰囲気は肯定的な方向へと向かっている。我々は、イランとの新たな原油購入契約への署名を準備している」と発表しました。
日本の国際研究所も、「新たな取り引きへの参入に向け、イランの市場の要素や経済状況を調査中だ」と強調しました。
様々な調査から、日本経済は復活に向かっており、エネルギー企業はイランとの取り引き拡大に関心を持っています。
日本のエネルギー研究所のアナリストは、「イランはアーザーデガーン油田などの油田のために技術や投資をひきつけようとしている」と語っています。
また、「このことは、日本にとって非常に魅力的になりうる。彼らは当然、イランのこの要求に集中し、アーザーデガーンへの参入を考えるからだ」としました。
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