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「イラン核協議の終了」(イランラジオ日本語)
http://www.asyura2.com/15/kokusai11/msg/218.html
投稿者 無段活用 日時 2015 年 7 月 19 日 19:46:35: 2iUYbJALJ4TtU
 

http://japanese.irib.ir/news/commentaries/item/56367-%E6%A0%B8%E5%8D%94%E8%AD%B0%E3%81%AE%E7%B5%82%E4%BA%86


2015/07/14(火曜) 21:21


核協議の終了




アミーンザーデ解説員


イランと6カ国が22ヶ月近くの困難な協議を経て、14日火曜、オーストリアのウィーンで生み出された合意により、歴史的な合意の締結に向けた大きな一歩を踏み出しました。イランの核協議団は、6カ国との協議において、およそ2年前から、国際的な制裁解除など、イランのレッドラインを完全に守った枠組みの中で、イランの核の権利を実現する合意を目指してきました。



ウィーンの協議の総括は、イランの平和的核計画が核の完全な権利に基づいて継続されることを保証する合意の下地となるでしょう。ウィーンの協議の終了は、双方の取り決めの実行というさらに重要な段階の開始を意味しています。しかしながら、それ以前に、協議の関係国の政府による承認が得られることになるでしょう。

この協議の総括の検討は、100ページにまとめられ、その20ページが合意の本文、残りが追加事項に関するものであり、前もってとられた決定に従い、イラン国会で、さらにはアメリカ議会で審議され、最終的な承認が行われれば実行の段階に入るでしょう。

6カ国の核計画への見方はここ数年、マイナスの仮説に基づいたものでしたが、これは現在変更されています。イランは発展を妨害するための行動の中で、曖昧な主張に基づいて、国連憲章第7章や国連安保理の決議のもとで、不公正な制裁を受けてきましたが、ようやくこの状況から抜け出すことになります。イランは、厳しい協議の中で、核の権利を主張し、建設的な協議を行う国民であることを世界に示してきました。こうした外交的な成功は地域のみならず、世界全体にとって重要なものです。このため、この協議の成功裏の終了は政治的に多くの重要性を帯びているのです。

この協議が大きな問題の解決に関するイランの外交的に大きな可能性を世界に示した一方で、イランは自らの核活動の平和性を保証することで、協議の席につき、世界にイランの核計画は脅威ではないということを示そうとしました。イランはここ数年、核に関する言動において、脅迫や制裁には屈せず、核の権利を正式に認めさせるために全力を尽くすことを示しました。イランの態度は、この問題の唯一の解決策は協議であることを示し、イランは最高のレベルでこの話し合いを実現しました。現在取り決めを守ることで、政治的な論理を支持していることを示すのは協議の相手側です。多くの責任は彼らに向けられており、核の合意に関する取り決めを実行するだけでなく、協議が受け入れられる結果に至った時に、彼らは必ずこれまでとは異なった役割を果たすべきでしょう。

このことから、今後も慎重に行動すべきでしょう。というのも、この協議は今も完全な合意の段階には至っていないからです。この核の合意がこの数十年で最初の歴史的合意となるのは、NPT核兵器不拡散条約の枠内で提示された問題が協議や合意によって解決されたときです。重要なのはこの協議が誠意を持って行われ、歴史的な合意の下地となる雰囲気を生み出したということです。こうした問題のすべてに注目し、この協議の結論は大きな業績と評価されるべきであり、協議は実を結んだと言えるでしょう。



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http://japanese.irib.ir/news/nuclear-power/item/56370-%E6%A0%B8%E5%8D%94%E8%AD%B0%E3%80%81%E6%9C%80%E7%B5%82%E5%A3%B0%E6%98%8E%E3%82%92%E7%99%BA%E8%A1%A8


2015/07/14(火曜) 22:09


核協議、最終声明を発表




イランと6カ国の長期にわたる核協議が終了し、オーストリアのウィーンで最終声明が発表されました。


核協議の最終ラウンドは6月27日から始まり、2回延長され、14日火曜、18日間に及ぶ協議の末、総括に至ることで終了しました。

イランと6カ国の合意の内容は、100ページで、そのうち20ページが合意の本文、80ページが補足事項に関するものです。

協議の結果は各国に持ち帰られ、管理機関の審議を経て最終合意となります。

14日火曜、イランのザリーフ外務大臣とEUのモゲリーニ外務・安全保障政策上級代表により読み上げられた核協議の最終声明では、「今日は歴史的な日となった。イランと6カ国にとってイランの核問題に関して結論に至った大きな名誉の日である」とされました。

この声明ではまた、「イランと6カ国は信頼に向け必要な状況を整え、自らの関係において新たな章を作ろうとしている。この成果は全体的な努力の賜物だ」とされています。 最終声明ではさらに、「関係国の建設的な話し合いと協議団の責務と努力により、我々は成功裏に協議を終わらせ、10年以上続いた対立を解消した」とされました。

この声明ではさらに、「イランと6カ国は、イランの核計画の平和性を保証し、この問題に対する彼らのアプローチの基本的な変化を示す歴史的な共同行動包括計画を歓迎する」とされています。彼らは、この共同行動包括計画の完全な実行が、地域や世界の平和や治安において肯定的な役割を果たすことを期待しています。イランは再度、「どのような状況にあっても核兵器やその製造、獲得を追求しないだろう」と強調しています。

この声明は、「共同行動包括計画は、イランの核計画に関して合意された制限を含むイランの長期的な計画であり、商業、技術、金融、エネルギー供給に向けた歩みを含む核計画に関する安保理や各国の制裁の包括的な解除を義務付けるものとなる」とし、「その完全な内容と補足事項は今日、一般に公開され、数日以内に6カ国によって安保理に提出されるだろう」としました。

この声明は終わりに、今日の措置は新たな機会を開くものとなるだろうとし、「これは我々の協議の終わりであるが、我々の共同作業の終わりではない。我々は依然として重大な義務を共に追求し、国際社会に対してこの歴史的な努力の実行を支持するよう求めるとされています。



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http://japanese.irib.ir/news/nuclear-power/item/56387-%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%A4%96%E7%9B%B8%E3%80%81%E3%82%A4%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%81%A86%E3%82%AB%E5%9B%BD%E3%81%AE%E6%A0%B8%E5%8D%94%E8%AD%B0%E3%81%AE%E7%B5%82%E4%BA%86%E3%82%92%E6%AD%93%E8%BF%8E


2015/07/15(水曜) 19:30


日本外相、イランと6カ国の核協議の終了を歓迎




日本の岸田外務大臣が、イランと6カ国の核協議の終了を歓迎し、これを歴史的に重要なものだとしました。


イルナー通信によりますと、岸田大臣は14日火曜、記者団のインタビューで、「日本政府はイランと6カ国の核協議の結果に大変満足している」と表明し、協議で結果が出るためにすべての側が努力したことについて評価しました。

岸田大臣はまた、イランと6カ国の核協議の結果は重要だとして、この合意書のすべての条項が、変えられることなく、実施されるよう期待感を表明しました。

さらに、「この合意は中東地域の安定を促進する。日本はこの条項の実施のために、国際社会と協力を行う用意がある」と表明しました。

イランと6カ国は12年間に及ぶ核協議のあと、14日火曜、核問題に関して結論に至りました。協議におけるこの結論は、各国で審議が行われた後、最終的な合意となります。



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http://japanese.irib.ir/news/latest-news/item/56401-%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E5%A4%A7%E7%B5%B1%E9%A0%98%E8%A3%9C%E4%BD%90%E5%AE%98%E3%80%81%E3%80%8C%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%89%E3%81%A8%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AF%E3%82%A4%E3%83%A9%E3%83%B3%E5%88%B6%E8%A3%81%E3%81%A7%E6%90%8D%E5%A4%B1%E3%80%8D


2015/07/15(水曜) 21:42


アメリカ大統領補佐官、「インドと日本はイラン制裁で損失」




アメリカ大統領補佐官が、インドと日本は、対イラン制裁によって経済的な損失を蒙ったとしました。


アメリカのライス大統領補佐官が、「日本とインドは、対イラン制裁によって経済的な損失を蒙った」と語りました。

ライス大統領補佐官は、14日火曜、PBSテレビのインタビューで、イランと6カ国の核協議の終了を受け、「この合意がアメリカ議会で承認されなかった場合、日本やインドなどの国は、アメリカの対イラン制裁を行使することはできないと考えるだろう」と語りました。

制裁行使により、インドは年間900万トン以上の原油をイランから輸入することができなくなりました。

イランと6カ国の核協議の終了により、アメリカ議会の共和党議員は、この合意を無効にするために全力を尽くすだろうと約束しました。

彼らはこれから2ヶ月をかけて、この合意を検討し、その承認の是非を決定します。

アメリカのオバマ大統領は、「議会で合意が否認された場合、それに拒否権を行使すると語っており、アメリカの別の政府高官も、アメリカの同盟者をこの合意に関与させ、議会の否認を阻止しようとしています。



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http://japanese.irib.ir/news/latest-news/item/56440-%E3%82%A4%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%81%AB%E9%96%A2%E3%81%99%E3%82%8B%E5%9B%BD%E9%80%A3%E6%B1%BA%E8%AD%B0%E3%81%AE%E8%8D%89%E6%A1%88%E3%81%8C%E5%85%AC%E9%96%8B


2015/07/16(木曜) 23:47


イランに関する国連決議の草案が公開




イランに関する国連決議の草案が公開されました。


国連安全保障理事会はイランの制裁解除に関する決議草案で、NPT核兵器不拡散条約の取り決めを挙げることで、この条約に署名したすべての国が取り決めを実行することを強調しました。

今期安保理議長を務めるニュージーランドの国連大使は、「これまで、この決議に関する採決の日程は決まっていない」と強調しました。

イランと6カ国は、22ヶ月かけて、協議を行い、7月14日、イランの平和的核計画に関する誤解を取り除き、また同時にイラン国民に対する圧制的な制裁を解除することに関して、合意に至りました。

この合意に基づき、世界の大国はイランの平和的核計画を正式に認め、国際的な取り決めの枠内でのイラン国民の核の権利の行使を尊重することになりました。

イランの核計画は事実に反して、国際的な平和や治安を脅かすものとしてされていましたが、現在、国際的なスタンダードに沿って、他国との国際協力に関する問題に変わっています。

イランは核燃料サイクルやウラン濃縮など核技術や平和的核計画の保有国として、国連に認められています。

経済・金融制裁のすべてを含む国連安保理の不公正な制裁決議は、相互理解の枠内で、新たな決議の採択により、一斉に解除されることになります。

新たな決議の採択により、イランに対する安保理の対応方法において本質的な変化が生じることになるでしょう。

イランのすべての核施設は活動を継続します。相手側の最初の要請に反して、どの施設も閉鎖、あるいは停止されません。

アラーク重水炉もそのまま維持され、能力を増すと共に、新たな実験所や施設も当初の縮小要請とは異なり、世界の最新かつ安全な技術の保有者の協力により、稼動を続けています。

イランは濃縮ウラン、重水という二つの戦略的な核の産物の生産国として、今後国際市場に入り、核物質の輸出入に対して35年間行使されてきた制限や制裁の影響は無効となるでしょう。

核問題を口実に欧米によって行使されている金融、原油、天然ガス、石油化学、貿易、保険、運輸部門の制裁も、合意が実施された時に一斉に解除されます。



 

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コメント
 
1. 2015年7月23日 16:13:23 : LY52bYZiZQ
朝鮮外務省のスポークスマン、
イラン核協議の妥結を共和国と
結び付けている米国を糾弾

朝鮮外務省のスポークスマンは米国がイラン核協議の妥結を共和国と結び付けていることに関連して21日、朝鮮中央通信社記者の質問に次のように答えた。

最近、イランの核問題に関連する合意が遂げられたことをきっかけに、米国がわれわれの核問題についてどうのこうのと言っている。

14日、米国務省の報道官は、「北朝鮮の核計画問題を討議し、核軍縮の具体的かつ本格的な段階に入るようにするなら」、そのような対話に臨む準備ができているとし、16日、米国務省の次官もイランの核合意が推進されてわれわれが考え直すようになることを願うなどと言った。

イランの核合意は、自主的な核活動の権利を認めてもらい、制裁を解除するための長期間の努力によってイランが収めた成果である。

しかし、われわれは実情がまったく異なる。

われわれは名実ともに核保有国であり、核保有国には核保有国としての利害関係がある。

われわれは一方的に先に核を凍結したり、放棄することを論じる対話には全く関心がない。

われわれの核抑止力は、半世紀以上持続している米国の核脅威と敵視政策から国の自主権と生存権を守るための必須の手段として、協議のテーブルの上にあげる駆け引き物ではない。

イランの核合意を、絶え間ない大規模の合同軍事演習をはじめとする米国の挑発的な軍事的敵対行為、最大の核脅威が恒常的に加えられているわが国の実情と比べようとすること自体が理に合わない。

米国の敵視政策が残っている限り、われわれの核武力の使命は絶対に変わらない。

朝鮮中央通信

http://www.naenara.com.kp/ja/news/news_view.php?19+2500


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