http://www.asyura2.com/15/kokusai11/msg/206.html
Tweet |
ギリシャ危機 再建策法制化が期限 EUと協調重視、可決へ チプラス氏「公約違反」認め
産経新聞 7月15日(水)22時53分配信
【アテネ=内藤泰朗】ギリシャ国会(定数300)は15日、欧州連合(EU)側が金融支援再開の条件とし、財政再建策の実行に必要だとする関連法案の採択に向けた審議を開始した。EU側は15日までの法制化を要求。EU側との協調を重視する主要3野党が支持を表明しており、法案は可決される見通しだ。
法制化されれば、付加価値税(VAT)の増税や年金改革などが行われ、これまで以上の緊縮財政を国民に強いることになる。このため、連立与党から反対が続出して造反議員が多数出た場合、政局の混乱を招く可能性がある。
チプラス首相は14日夜、公営テレビのインタビュー番組で、EU側との合意は望ましい内容ではない上、反緊縮の公約に反した事実を認めた。半面、最大860億ユーロ(約11兆7千億円)の金融支援を取り付けた成果を強調。EUとの合意が財政破綻とユーロ圏離脱の危機回避には、最善の策だったと弁明した。
さらに、「国家の安定が最優先課題だ。嵐の中、船長はかじ取りを放棄してはいけない」と述べ、早期の解散、総選挙の可能性を否定。金融支援の条件である厳しい財政再建策を実行する決意を表明した。
最終更新:7月15日(水)22時53分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150715-00000605-san-eurp
===============================================================================================================
EU支援合意「最後通告ではない」…チプラス氏
読売新聞 7月15日(水)23時23分配信
【アテネ=青木佐知子】ギリシャ議会(定数300)は15日、欧州連合(EU)から金融支援の条件とされた構造改革の関連法案を審議する手続きを始めた。
チプラス首相は14日夜、国営放送のインタビュー番組で、EUとの支援合意について「厳しい改革を伴う合意だが、将来性のない最後通告ではない」と語り、国民に理解を求めた。
議会は15日深夜(日本時間16日朝)にも、法案の採決を行う見通しだ。国営アテネ通信によると、チプラス氏は、審議前に開かれた与党・急進左派連合の議員総会で、「党の結束を支えてほしい」と訴えた。
だが、与党内では1月の選挙公約に反する緊縮策を受け入れたチプラス氏への批判が高まっている。チプラス連立政権の保有議席数は162だが、地元メディアによると、40人前後の与党議員が「造反」に動くとの見方もある。与党・急進左派連合内の強硬派、ラファザニス・エネルギー相は15日、「支援合意を支持しない」と明言し、チプラス氏の側近バラバニ副財務相は同日、支援合意を不服として辞任した。
最終更新:7月16日(木)0時50分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150715-00050120-yom-int
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。