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南シナ海巡る仲裁裁判 口頭弁論始まる[NHK]
7月8日 2時04分
中国が南シナ海のほぼ全域の管轄権を主張しているのに対して、フィリピンが国際法上、認められないとして、国際的な司法判断を求めている裁判の口頭弁論が、7日にオランダで始まり、裁判所が今後どのような判断を示すのか注目されます。
南シナ海を巡っては、中国がほぼ全域に自国の管轄権が及ぶと主張しているのに対して、この問題で対立するフィリピン政府は国際法上、認められないとして、国連海洋法条約に基づく仲裁手続きを申し立てていて、現在、仲裁裁判の対象になるかどうかが争点となっています。
オランダのハーグにある仲裁裁判所で7日、1回目の口頭弁論が行われ、フィリピン政府の代表団は、「中国の主張は一方的で、平和的に問題を解決するには国際的な司法判断に委ねるほかはない」などと主張し、裁判所による仲裁を求めました。
一方、中国政府は、当事国の間で話し合いによって解決すべきで、裁判の対象にはならないとして、仲裁手続きへの参加を拒否しています。
口頭弁論は今月13日まで行われる予定で、裁判所が裁判の対象と認めれば、その後、南シナ海を巡る中国の主張について、本格的な審理が始まることになります。
南シナ海を巡っては、中国が南沙(スプラトリー)諸島で浅瀬を埋め立てるなど海洋進出を加速させ、周辺各国とのあつれきが強まっていて、国際的な司法の場でどのような判断が示されるのか注目されます。
中国「いかなるやり方にも反対」
仲裁裁判所で1回目の口頭弁論が行われたことについて、中国外務省の華春瑩報道官は、7日の定例の記者会見で、「中国は仲裁を受けいれず、参加もしない立場だ。中国は、フィリピンが提起する仲裁手続きの、いかなるやり方にも反対する」と述べて、裁判には参加しない立場を改めて示しました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150708/k10010142731000.html
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